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練馬 ベク蔵
執筆者が日ごろから愛用している、“私のイチオシ”オンラインソフト(2)
Archway 
私の仕事の完成を意味するArchwayへのフォルダアイコンドロップ
天野 司
「Archway」の動作画面
■寡黙なソフトではあるが、必要な設定はしっかりと押さえてある

このような場でこんなことを書くのもなんだが、実は筆者は日常的にオンラインソフトをそれほど多くは使っていない。原稿書きというのは、基本的には文章を書くことがメインの仕事であり、例えば高度なデータ処理をしたり計算をしたりといった、いかにも「コンピュータ」的な作業とはかなり縁遠い仕事だ。ゆえに、最もよく使うソフトは、「秀丸」に代表されるテキストエディタであり、あるいは「ATOK」に代表される日本語入力IMEとなる。それ以外のソフトは少なくとも仕事では、それほど使う必要がないのだ。しかし、あらためて自分の作業を振り返ってみると、意外なところでとても役立つソフトを使っていた。アーカイバである。

筆者が最もよく使う、というよりは、これ以外は使っていないアーカイバが「Archway」だ。機能自体は非常に単純で、LZHやZIP、CABなどさまざまな種類のアーカイブ(書庫)ファイルをArchwayのアイコン上にドラッグ&ドロップするだけで解凍してくれる。この種の定番といえるソフトには「Lhasa」があるが、このArchwayはLhasaと完全に同じ動作を行ってくれる。

だが、解凍オンリーのLhasaに比べ、圧縮機能もあわせ持っているところがArchwayの大きな特徴だ。特に「フォルダのドロップで圧縮する」オプションをONにしておけば、フォルダのアイコンをドロップするだけで、そのフォルダ内容をすべて圧縮、フォルダと同名のアーカイブファイルに仕立て上げてくれる。この機能は非常に便利だ。

原稿を執筆する場合、本文テキストのほかにBMPファイルや、参考となる表などを別ファイルで用意するものなのだが、まず原稿執筆前にフォルダを作成、次にその原稿に関連するファイルをテキスト、BMPを問わず、すべてそのフォルダに放り込んでおき、最終確認の後、そのフォルダアイコンをArchwayにドラッグ&ドロップする。これだけでArchwayは、すべてのファイルをひとつのアーカイブファイルにまとめあげてくれる。あとはこのファイルを編集者に送れば、作業は終了だ。

この過程において、Archwayに対するキー入力は一切必要ない。ただ単にアイコンをドロップするだけで筆者が希望する操作をすべてこなしてくれる。その動作は寡黙ではあるが、確実で、実に頼もしい。この種のアーカイバは数多くあり、機能の数だけで比較するならArchwayを上回るものも多い。とはいえArchwayはシンプルな機能であるがゆえ、それらの中でも、筆者の手順にぴったりマッチする最良のソフトだ。そしてまた筆者にとっては、Archwayですべてのファイルをアーカイブした瞬間をもってひとつの仕事の完成となるという、心情的にもきわめて重要な意味をもっているのだ。普段お世話になっているお礼もこめて、私のベストソフトとして紹介させていただこう。

【作 者】 浅野 貴章 さん
【対応OS】 Windows 98/95/NT    【種 別】 フリーソフト
【作者のホームページ】 https://www.vector.co.jp/authors/VA011055/
【動作に必要なソフト】 CAB32.DLL等の 統合アーカイバプロジェクト のDLL
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フリーソフト
Archway 21種類の書庫の解凍や8種類の書庫への圧縮に対応したLhasa風味簡易アーカイバ 




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