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ベクターソフトニュース - 2000.01.26
3D Cosmos 3D Cosmos Ver.1.01
独自のインタフェースを持つDirectXベースの3Dモデリングソフト
Windows 98/95 シェアウェア
「3D Cosmos」の動作画面
■表示およびレンダリングにはDirect3Dを使用。オブジェクトやテクスチャにはサムネール表示がつくため、選択しやすい

DirectXをベースとした3Dモデリングソフト。独自のユーザインタフェースを採用して、使いやすさを追求している点が特徴。

画面を見てわかるように、3D Cosmosには他のWindowsソフトのような「メニューバー」が存在しない。ファイル入出力や各種機能の選択、編集コマンドなどはすべて、ウィンドウ左端のツールウィンドウから行う。ツールウィンドウ上に表示される各種ボタンは、パネル上部の選択ボタンによって6パターン(オブジェ、材質、背景、テクスチャ、ツール、プラグ)に切り替わる──例えばオブジェクトの作成や追加、削除を行う際には「オブジェ」用のツールパネルを選択するという具合だ。CADソフトなどによく見られるインタフェースだが、機能が多いこの種のソフトでは効果的だ。

編集画面は3Dパースビューが1つ。座標軸や法線表示といった表示関連の設定については、画面上部に並んだツールウィンドウから設定する。常時表示されているこのツールウィンドウもワンタッチで切り替えできるようになっている。オブジェクトの読み込みやテクスチャ、背景ビットマップの読み込みは左端ツールウィンドウから行うが、このときツールウィンドウ中にはファイル内容のサムネールが一覧表示されるので、ファイルの選択が行いやすい。

3Dのレンダリングや表示にはDirect3Dを使用する。そのため表示速度はグラフィックカードの性能に左右されるが、高速な3D機能を持ったカードであれば当然、表示も高速に行える。使用するデータ形式もDirectX標準のX形式だが、そのほかにLightWave 3DのLWO形式、あるいはDXF形式での読み込み・保存も可能だ。レンダリング画面はBMPで保存できる。テクスチャマッピングについては、実際にレンダリング結果の画面を見ながらのサイズ調整や原点移動などができ、オブジェクトへのフィットが容易。8層のレイヤ機能もある。

reviewer's EYE 多くの機能を使いこなさねばならない3Dソフトにとって、いかに効率的に機能を選択するかというのは、悩みの種だ。市販の3Dソフトなどでも、機能選択用に数十個のボタンがぎっしりとならんだツールバーを持つというものもめずらしくない。3D Cosmosの機能選択方法は通常のWindowsソフトとはかけ離れているが、実際に使ってみるとなかなか悪くないと感じた。初めて使っても、それなりに使いこなすことができる。慣れを必要としないという点で、よくできたソフトであろう。
(天野 司)


スクリーンショット》 左端のツールウィンドウは6通りに変化する(画面は「材質」)
スクリーンショット》 「プラグ」のツールウィンドウ
スクリーンショット》 テクスチャの貼り付けも簡単


【作 者】 河村 宏 さん
【作者のホームページ】 http://www.kuwana.ne.jp/~kawamura/
【動作に必要なソフト】 DirectX 5以降
【レジ作品番号】 SR015340
【補 足】 試用期間中は頂点数100を超えるオブジェクトの保存ができない
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

LightWave 3D、3D Studio MAX等のモデラは「正面」「上から」「横から」の3方向の形状を見て、変形操作しますが、もっと彫刻を作成するように物体をすべての角度からながめて、すべての方向から操作できないか、また、作った3D物体データを画像管理ソフトのように、サムネイルによって一覧表示で管理したいと考えたのがはじまりです。

■開発中に苦労した点

DirectXをベースにしていますが、ビデオボードによってDirectXの動作が微妙に違うので、いろいろな環境でのテストに手間取りました。

■ユーザにお勧めする使い方

DirectX対応のビデオボードがないマシンの場合、エミュレートモードで起動しますが、動作が遅いので、できるだけメモリの大きいDirectX対応のビデオボードを用意して、ハードウェアモードで使用することをお勧めします。

■今後のバージョンアップ予定

まだ動作の遅い処理などありますが、今後最適化により高速にしてゆきます。また、外部プラグインにも対応して、ユーザが機能追加できるようにする予定です。
(河村 宏)
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