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ダイヤルアップ接続を強力に管理&支援
InterConnecter Version 3.20
for Windows インターネット&通信 VERSION UP フリーソフト

InterConnecter メイン画面。表示内容の変更も可能 ダイヤルアップでインターネットに接続した場合、電話料金とプロバイダ料金が加算されるが、その料金を自動計算してくれるソフト。インターネット接続と同時に指定のアプリケーションを起動する機能など、プラスαの機能も持つ。

主な機能としては、プロバイダ別(複数のプロバイダを使用している場合)の接続時間、料金の自動計算、電話料金の接続時間、接続料金の自動計算、過去1年間の接続履歴の管理などがある。NTTの三つの割引サービス(テレホーダイ、タイムプラス、フリーダイヤル)とTTNetが提供する東京電話の料金体系に対応しているほか、ユーザが料金体系をカスタマイズすることも可能だ。

寝ている間にダウンロードするときに便利な自動切断機能も完備 プラスαのオプション的機能としては上記のほか、自動切断機能、ランチャ機能、メール着信チェック機能などが用意されている。また、マルチユーザにも対応しているので、複数の人間で使い分けることもできる。

HTMLによるヘルプもわかりやすく、初めてのユーザもさして迷うことなく導入できるだろう(「InterConnecterを初めてお使いの方の為の設定ナビゲート」という項目も用意されている)。

reviewer's EYE テレホーダイの普及とプロバイダの料金固定化が進んだ結果、インターネットの接続料金を神経質にチェックする必要は以前ほどはなくなった。この二つを組み合わせていれば、23時〜8時にアクセスしている限り、ダイヤルアップ料金の変動は一切あり得ないからである。

とはいえ、この組み合わせでは利用していない人、またはしていても8時〜23時にもアクセスする人は料金管理をしておきたいはず。そんなひとにぜひともお勧めしたいソフトだ。

何しろ、機能はこれ以上いらないのでは? と思うほど豊富。オプション的機能であるメールチェックやランチャも使い勝手はいいし、料金節約に不可欠な自動切断機能も、指定時間と経過時間の2パターン用意されているのも、細かいがうれしい配慮だ。

ユーザ名は忘れずに記入しておこう ただし、ユーザ情報を設定しておくことを忘れてはいけない。特にユーザ名を記入しないまま自動接続をしてしまうと、いつまでたっても入力画面が出てこないで気をつけよう。

なお、動作にはMSVCRT.DLLとMFC42.DLLが必要。特にMFC42.DLLは古いバージョンでは起動しないので、新しいバージョンを用意しておこう。持っていない場合は作者のホームページからファイルバージョン4.21.7160をダウンロードできる。
(芹澤 亮)

ホームページ 作者のホームページはこちら

ソフト作者からひとこと
ソフトを開発しようと思った動機、背景 : インターネットをやっていてやはり一番気になるのはお金のことだと思いました。なのにOS(Windows)標準のインターネット接続機能(ダイヤルアップネットワーク)を使っていると、月の累計でいったい自分がどれくらいの時間接続しているのかまったくわからない状況でした。プロバイダによってはWebを使ってユーザの月単位の接続時間を表示してくれるところもありますが、こんな面倒なことをせずもっと簡単に時間・料金の管理ができるソフトがあれば多くの人にとって便利なものになるのでは、と考えました。

開発中に苦労した点 : ソフトの性質上「見た目」的にも「機能」的にもコンパクトでわかりやすいものにしたかったので、それを満たすのに必要な機能/表示情報の絞り込みに苦労しました。

ユーザにお勧めする使い方 : 接続と同時に任意のアプリケーションを起動する機能や、メールの着信チェック機能などオプション的な機能も豊富に搭載しているので、これらを使いこなせば1本で二度三度とおいしいソフトです。

今後のバージョンアップ予定 : (1)今よりも多くのプロバイダ料金体制、電話料金体制、各種割引制度への対応、(2)ユーザインタフェースの改良。
(醍醐 竜一)

※ この記事は、'98年10月29日に公開されました。


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「InterConnecter」の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[http]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。

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