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mark 週刊ソフトニュース 97.07.16号へ戻る
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初心者から使える充実機能・簡単操作のMIDIシーケンサ
TSEQ Version 1.6a
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6種類の入力方法が用意されたMIDIシーケンサ。ソフトシンセとの組み合わせで、本格的DTM環境の構築も。

こんな人に最適
これからDTMをはじめてみたい人には特にお勧め。

拡大表示して見たい場合は、画像をクリックしてください
for Windows シェアウェア 画像&サウンド Update!

mark 簡単操作のMIDIシーケンサ
「TSEQ」はフリーソフト、シェアウェアではめずらしい、入力機能まで装備したMIDIシーケンサだ。MIDI関連のソフトというと高価な製品が多いのだが、そうした中でこのようなソフトの存在はありがたい。

作者自身の弁としては「中機能」ということだが、なかなかどうしてその機能は侮れない。曲の入力機能は初心者向けの楽譜入力から、ソフトキーボードを使った入力、MIDIキーボードからのリアルタイム入力、そしてこの種のソフトではおなじみの数値入力など、全部で6種類もある。

ソフトキーボードからは、一般的な単音入力のほか、和音の入力も可能だ。鍵盤(ギター入力も可)をダブルクリックすることで、同時に複数のキーの入力を表現する。ソフトキーボードから楽譜入力画面(スコア画面)へは、ドラッグ&ドロップで音程をコピーすることができる。

mark 初心者でも使いやすい画面
「TSEQ」の画面は、メインウィンドウのほか、楽譜を表示する「スコア画面」、数値表示をする「リスト画面」、鍵盤表示する「ソフトキーボード」など、多くの独立したウィンドウからなる。一見すると複雑なようだが、主要な操作はメインウィンドウに並ぶボタンから行うことができる。各ウィンドウの機能もよく整理されており、初心者でも操作にとまどうことは少ないだろう。

扱うMIDIファイルは「.TSQ」という拡張子の独自形式となっているが、レジストすれば、標準MIDIファイル(.MID)への出力もできるようになる。また作者は「MID2TSQ」というツールも新たに作成したようで(名前から想像するとMIDファイルからTSQへの変換ツールか)、期待が持てる。
(天野 司)

ソフト作者からひとこと line
最初「TSEQ」は、「MIDIシーケンサがほしいけどお金がない」という作者自身の要求が高まり作られました。昨年の12月ぐらいだったと思います。

ほとんどのオンラインソフトの作者は一人でソフトを作っていると思います。どんな小さなことでもメールで感想を送ってくれるとうれしいです。文句を言われてもそれはそれでうれしいです。感想を送りましょう。

たった今、「MID2TSQ」というツールが完成しました。どんなツールでしょう? すごいです。お楽しみに。
(Ts)


Download
TSEQの最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。

※ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。ソフト名をクリックすると、そのソフトに関する詳細な解説を参照することができます。

シェアウェア(任意)
TSEQ 2.5h 小サイズ、中機能、高簡単 MIDIシーケンサー (340K)



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※ この記事は '97年7月16日 に公開されたものです。
(c) 1997 Vector Inc.