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mark 週刊ソフトニュース 97.07.09号へ戻る
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null RunningTurtle

メモリを管理し、マシンのパフォーマンスをアップさせる
RunningTurtle Version 2.00
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システム負荷低下時にスワップ処理を分割し、物理メモリ上に空き領域を確保することで、マシンの体感速度を向上させる。

こんな人に最適
ノートパソコンユーザで、メモリ搭載量が少ないにもかかわらず増設も難しい人。「重い」アプリを多用していてスワップに悩まされている人。

for Windows シェアウェア ハードウェア Update!

mark スワップ待ちの時間を減らし、体感速度を向上させる
メモリ搭載量が十分でないマシンでWindows 95を使用すると、ディスクへのアクセスが頻繁に発生し、イライラさせられる。不足した空きメモリを補うため、システムがスワップ処理をするからだ。

RunningTurtleは、システムの負荷が低いときに、このスワップ処理を分割することで常に物理メモリ上に空き領域を確保し、スワップ処理の待ち時間を減少させるソフトだ。起動時のスワップを回避できる分、アプリケーションの起動やその他の動作を高速化する効果がある。

mark RunningTurtleをうまく使うには?
拡大表示して見たい場合は、画像をクリックしてください 起動するとウィンドウが開き、二つのゲージが表示される。左側のゲージは最大確保メモリと空きメモリの比率を示し、右側のゲージは物理メモリと空きメモリの比率を示す。このウィンドウを表示したくなければ、右上のクローズボタンをクリックすると、タスクトレイ表示のみにすることもできる。

設定変更は、マウスの右ボタンをクリックするか、「ESC」キーを押すと表示されるポップアップメニューで行う。設定項目は、「最大確保サイズ」「一回の確保サイズ」「インターバル」の3項目。これらの設定は、値を大きくしすぎると逆にパフォーマンスを低下させることがあるので、様子をみながら徐々に大きくするのがよいだろう。メモリ管理のほかには「ディスクキャッシュ」の設定や「バックアップ」機能もある。

mark どの程度効果があるかは、実際に試してから……
RunningTurtleは、決して「飛躍的に」体感速度を向上させるものではない。スワップ処理の待ち時間を減少させることだけが目的なので、使用しているソフトによっては、効果をほとんど実感できないこともある。また、その効果は使用するマシン環境にも大きく左右される。当然のことながら、メモリを十分に搭載したマシンでは効果はあまり期待できない。各自の環境で試用してみて、実際の効果を確認してほしい。
(秋山 俊)

ソフト作者からひとこと line
RunnningTurtleの開発では、利用者に「見える」という点を重視して作成しています。何も操作していないのにハードディスクが回転したり、CPUの負荷が重くなると、どうしたのか不安になるからです。

開発に当たってほかに意識したことは「画面のじゃまにならない」「メンナンスは最初の1回のみ」という点です。機能的な完成度については自分自身が利用者として満足できるように注意しました。

特に、少し古くなったPCを大切に使っている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
(Q太郎侍)


Download
RunningTurtleの最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。

※ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。ソフト名をクリックすると、そのソフトに関する詳細な解説を参照することができます。

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※ この記事は '97年7月9日 に公開されたものです。
(c) 1997 Vector Inc.