また、リスト画面で未/既読アイコンの右側をタップして太目の「↓」を表示させれば、オンライン時の全文受信の予約が可能だ。さらに、その右側のタップでキャッシュからの自動削除を防ぐロック/アンロックが行える。

メール本文の閲覧時には、返信/転送/削除などの操作のほか、サーバ上のメールならばプレビュー/受信の予約が行える。

また、CLIEのハイレゾ対応機であれば、「その他の設定」の「本文表示で小さいフォントを使う」で、多くの文字量を閲覧することができる。受信メールに添付ファイルがある場合は、ファイル名を確認することも可能だ。

コピー＆貼り付けなどの編集機能や検索などの未実装な部分もあるが、IMAP4に重きをおくという大きな特徴があり、小さいフォント表示やOS 5などの新しい機能への対応も配慮されている。独自の路線に今後も注目したいソフトだ。

■Hermlet 1.02β3 【作　者】 (株)オレンジソフト 【種　別】 製品：試用可 （2,500円） 【作者のホームページ】 http://www.orangesoft.co.jp/ 【備　考】 試用期間は30日間で、送信時に試用中であることを示すテキストが追加される