インストール後、起動するとウィザード形式のアカウント設定画面となり、初心者でもわかりやすく順を追って登録することができる。マルチアカウント対応なので、メニューのオプションからいつでもアカウントを追加することが可能だ。受信はPOP3/IMAP4rev1、送信はSMTPに対応している。SMTP認証やPOP before SMTPなどの機能も指定可能だ。

メイン画面のメール一覧画面では、件名/送信者/日付がリスト表示され、それそれでソートが行える。受信箱/送信箱などのメールボックスは右上のメニューを切り替えて表示す る。

下部のアイコンから受信/送信が行えるが、受信時にはアカウントの選択やプレビュー受信（行数を指定して受信する）の指定、同期リストがある場合の後ろからのチェックのON/OFFなどを設定することができる。

リストをタップしてメールの閲覧画面となるが、このとき受信メールにJPEG画像が添付されている場合は、別配布のJPEGビューア「tapjpict」と連携して表示することもできる。 CLIE NR70Vの場合は、内蔵のカメラで撮影した画像をJPEGでメールに添付送信することも可能だ。

なお、プレビュー受信したメールは受信した指定行数のみの表示となり、その後で通常受信をしたり、サーバから削除したりすることができる。

新規メールの作成もアイコンから行い、アドレス帳に登録されているメールアドレスを呼び出したり、登録された文字列を貼り付ける機能「Text Library」で定型文を挿入したりといった機能が活用できる。

メールデータは赤外線での送受信が行える。また、右上のクリップアイコンからは、Palmのアドレス/予定/ToDo/メモなどのPIM機能のデータをメールに添付して送ることが可能だ。