「PaPi-Mail J」は、カラー化による分類表示や細かな設定ができる検索機能、より高速に受信するための範囲指定機能、強化されたセキュリティシステムなどを備えたメールソフト。
メニューの「サーバ設定」から、8つまでのアカウントを設定できる。POP3/IMAP4での受信とSMTPでの送信に対応するが、セキュリティに力を入れているのが特徴で、詳細設定ではPOP before SMTPやSMTP認証機能のほか、over SSL/TLSによる保護にも対応している。
また、「共通設定」ではローカル/受信/送信についての設定が行える。例えば受信では、メールの最大取得サイズの変更や、タイムアウトの時間、読み込んだ全メールをサーバから削除するかどうかの設定ができる。
メイン画面には、サーバ上のメールをプレビューする「リモート」と受信したメールを閲覧する「ローカル」がある。先に「リモート」でサーバ上のメールを確認し、必要なメールだけを選択して「ローカル」に受信することができるという仕組みだ。
「リモート」では「リスト」ボタンで、サーバ上のメールのリスト表示が行われ、タップしたメールのの一部をプレビューすることが可能だ。ここではアカウントを切り替えての受信も可能なほか、個々のメール1つ1つに対して、全文受信(↓で表記)のON/OFF、サーバからの削除(×で表記)のON/OFFを指定することができる。
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