「Hermlet」は、企業ユースなどで注目されているIMAP4形式の特徴を活かすように設計されたメールソフト。インストール後のアカウント設定画面では、受信設定(POP3/IMAP4rev1)と送信設定(SMTP)を設定する。なお、ユーザ名や受信サーバを変更するとデータが削除されるので注意が必要だ。
次の設定を行う前に、本ソフトの特徴について先に理解しておきたい。インタフェースはIMAP4形式を基本としており、ローカルのメールを読むオフライン時と、サーバ上のメールボックスを読むオンライン時(IMAP4形式の特徴)を切り替えて使用する。オンライン時に必要なメールを同期(受信)すれば、ローカルでもメールが読めるという仕組みだ。なお、POP形式の場合はオンラインモードはなく、そのまま同期(送受信)が行われる。
メニューの「動作設定」では、同期時の指定(リストのみ受信/全受信や最大件数など)、メールタップ時の動作を設定可能だ。また、「その他の設定」では新着メールの優先のON/OFF、キャッシュサイズ/プレビューサイズ/本文読込の上限などが設定できる
メールボックス画面では、IMAP4の場合はオンライン/オフラインの両方のメールボックスを開くことができる(サーバ上にフォルダを作成することも可能)。POP3の場合はサーバ上のボックスは「remote」で代用される。画面上部の「上へ」ボタンやプルダウンメニューの「ルート」でフォルダを移動することができる。
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