ちょっと無機質な感じのするPalmOSのホーム画面や標準アプリ。ビジネスユースで実用目的一本ならそれでもいいけれど、いろいろな用途で使えるPalm機種が登場している昨今、実用本位だけではつまらなく感じてしまうのも仕方がないかもしれない。
ところが、これらのPalm画面を一気にイメージチェンジしてしまうのがこの「PalmPickle」だ。パステル調の画面とユーモラスなキャラクタがPalmを乗っ取り、まるで別のOSが動いているかと思うほどさまざまな操作を楽しいものにしてしまう。機能は豊富で、ランチャやメモ帳、電卓、カレンダー、バッテリーチェッカといった基本的な置き換えアプリのほか、コミカルなミニゲームや、本格的なドローツールなども用意されている。
アプリに登場する「Pickle」は、デジタル絵本作家の山本徹氏が創作したキャラクタで、悪役の「Mole」といっしょにPalm内を飛び回る。彼らは操作のお手伝いだけでなく、ときにはジャマをしたり、かまってあげないといけなかったりするけれど、かわいらしい表情やしぐさで憎めないヤツらなのだ。
自分で楽しむだけでなく、飲み会などでPDAに興味のない人に見せてあげても、大人気間違いなしだろう。Palmの操作をマンネリ気味に感じている人は、Palmを劇的に変化させてしまうこの「PalmPickle」を、ぜひ体験してみてほしい。
(塩野貴之)
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■メールインタビュー
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・Pickleの制作事情や今後の予定について、作者の奥地 耕司さんへのインタビュー
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