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特集 > 目次|アプリケーション系|システム機能拡張 / Hackソフト / DAソフト|専用データ|その他のPalmware|やってみよう
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Palmwareビギナーのための解説講座 その2 Palmwareの種類と役割 |
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Hack系ソフトの使い方 |
Hack系ソフトを使うためにはランチャとなる専用ソフトが必要となる。その代表が名前の元になっている「HackMaster」だ。この他にも「X-Master」、「TealMaster」といった同種のソフトがある。 残念ながら本家HackMasterは現在開発が止まっており、多くの利用者はX-Master、TealMasterを使用している。今回はこれに倣って「X-Master」を使ってインストールを行っていこう。
まずPalmにX-Masterをインストールする。このソフト自体は単なるアプリケーションなので、インストールに特殊なことはない。X-Masterの開発サイト(http://linkesoft.com/english/xmaster/)から最新のX-Masterのファイルをダウンロードする。このファイルの中から「X-Master.prc」をHotSyncしてPalmデバイスにインストールする。Palmのホーム画面上に「X-Master」のアイコンが表示さればインストールは成功だ。
次にHackソフトをインストールするが、手順そのものは一般的なソフトと変わらない。Hackソフトを配付サイトなどからダウンロードして、ファイルを保存するという手順だ。 具体的な手順を説明するために、ここではGraffitiを認識すると音を出す「PiPiHack」を利用する。 このファイルをダウンロードして解凍すると、いくつかファイルがある。この中で今回は「PiPiHack_Sys.prc」だけをインストールする。 PiPiHackではファイルを1つだけ指定するが、Hackソフトによっては他に.pdbのついたファイルが必要な場合もある。詳しくは各Hackソフトのドキュメントを参照してほしい。 なおインストール手順は同じでもHackソフトは一般アプリのように画面上には表示されない。
ここまでの準備ができたらX-Masterを起動する。「PiPi Hack」がインストールできていれば、「PiPi Hack」の名前が表示される。 各Hackソフトの名称の前には「□」のボックスがあり、ここにチェックマークが入っていればオン、なければオフになる。標準ではすべてオフになっているので、まずここをタップしてチェックマークを入れる。
PiPi Hackはこれだけで設定は終了するが、もっと細かい調整が必要なタイプもある。この場合はソフトを選択して「設定」を選ぶ。するとHackソフト用の設定画面が表示される。図は画面撮影を行う「ScreenShot Hack」の設定画面例だ。
これでホーム画面に戻れば、Hackソフトの準備は完了だ。
Hackソフトの使い方はタイプによってかなり異なる。X-Masterの中で設定した段階で動作を始めるものもあれば、何かの操作があるとその処理をはじめるものもある。 PiPi Hackの場合、メモ帳などで文字をGraffiti入力するとシステム設定の音量に従って音が出る。Graffiti入力に慣れていないうちは、正しく認識されたか判断するのに有効だろう。 Hackソフトの動作方法は他にも色々あるが、詳しい使い方はHackソフトの配付ページや添付のドキュメントを読んでほしい。
Hackソフトを削除するには、まずX-Masterを起動して、対象となるHackソフトの利用を停止する。これを行わないとトラブルの原因になるので要注意だ。 利用停止にしたら、ホーム画面に戻り、メニューを開いて「削除」を選ぶ。この中にHackソフトのファイル名があるので、これを選択し「削除」をタップする。 ずいぶん特殊なPalmwareだが、削除の手順は他と変わらないというわけだ。
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Palmwareビギナーのための解説講座 その2 Palmwareの種類と役割
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