海外旅行でどのVPNを利用すればいいかわからない方も多いでしょう。
この記事ではおすすめVPN8選!と称し、以下のことを知ることができます。
注意点も紹介するので実際の旅行の際に参考にしてください。
- 海外旅行でおすすめのVPN
- 海外でVPNを利用するメリット
- VPNの比較方法
- VPNの接続方法
- よくある質問
はじめからVPNの選択肢を一つに絞るのではなく目的別に比較することで自身に合ったVPNを知ることができます。
またOSごとの接続方法も解説しているので接続に困った際にこの記事でおさらいすることが可能です。
終わりにはよくある質問で気になる疑問点も解消することができるでしょう。
【編集部厳選】海外旅行に役立つおすすめVPN3選!
まず編集部が厳選したおすすめVPN3選を紹介します。
この3社は日本で最も利用されている3社であり、信頼度も高いです。
VPNのことがわからない、何を重視して選ぶべきかわからないという方は、まずこの3社から選ぶことをおすすめします。
サービス名 | MillenVPN | NordVPN | ExpressVPN |
料金(税込) | 月額396円~ | 月額560円~ | 月額998円~ |
同時接続デバイス数 | 10台 | 6台 | 8台 |
通信速度 | 〇 | ◎ | ◎ |
セキュリティ | ◎ | ◎ | 〇 |
公式サイト | MillenVPN | NordVPN | ExpressVPN |
通信速度は利用者数が増加するほど遅延が発生するため、利用できるサーバーを見ると良いでしょう。
MillenVPNは1,300以上のサーバーを持ち、NordVPNは5,705、ExpressVPNは3,000以上あります。
どれも充分な速度で利用ができますがNordVPNとExpressVPNは特に速度を重視しているようです。
セキュリティ面については3社ともにノーログポリシーを実施しているため安心して利用できますが、MillenVPNだけが日本国内のサービスである点から、より安心して利用できるでしょう。
海外旅行でVPNを使用するメリット4選
海外旅行の際に予備知識もなくインターネットを利用すると、不正アクセスにより個人情報が流出するなど非常に危険です。
また旅行先によっては日本のインターネットサイトに接続できない場合などがあります。
そのような問題をVPNを使用することで解決でき、その他のメリットも知っておくことでより有効的にVPNを使用することができるでしょう。
①データの暗号化が可能
VPNを使用することでセキュリティを強化することができます。
海外旅行をする際にセキュリティを強化していないと個人のデータを抜き取られ、不正使用されてしまう場合があります。
クレジットカードの情報入力や機密情報のやり取りを暗号化することでハッカーや政府機関、第三者から守ることが可能です。
VPNを使用する最も重要なメリットの一つと言えるでしょう。
②公衆Wi-Fiの危険性から守られる
無料で利用できる公衆Wi-Fiでの危険なトラブルから守ることができます。
海外旅行先にも無料Wi-Fiサービスがいくつもあり、便利に利用することができるでしょう。
しかし不特定多数が利用できる分、悪用される事例も多く発生しています。
VPNを使用することでウイルスの感染や不正アクセスによる個人情報の抜き取り等から守ることが可能です。
VPNを使用するとIPアドレスを隠し、オンラインアクティビティを暗号化することが可能になります。
海外旅行の際に余計なトラブルに巻き込まれないよう、VPNを使用することがおすすめです。
③ホテルや旅行券の料金が安くなる
航空券やホテルなどの料金は、さまざまな要因によって国ごとに異なる設定になっています。
VPNを使用して異なる国のサーバーへ接続することで、海外旅行の割引やお得な情報を見つけることができるかもしれません。
たとえば、日本のIPアドレスを使用した場合に表示される価格は、他の国のIPアドレスを使用した場合に表示される価格よりもはるかに高い可能性があります。
そこで、VPNを使ってほかの国のサーバーへ接続することで、航空券やホテルなどをより低価格で予約することができます。
つまり、VPNを使うと航空券やホテルなどの料金が割引されて、海外旅行の際にかなりの金額を節約できるということです。
④日本のサイトに接続できる
VPNを使用して日本のサーバーに接続することで、海外旅行先でも日本のサイトに不自由なく接続ができます。
海外、特に中国ではFacebook、Instagram、YouTube、Netflix、Twitterなどの欧米メディア、ウェブサイトへのアクセスを禁止する「グレートファイヤーウォール」という規制があり、普段使用しているSNSなどが利用できません。
ほかにもイラン、ベトナム、ロシア、キューバなど多くの国でインターネット検閲が存在し、インターネットの利用制限がかかります。
そういった制限を回避するためにも、VPNの日本サーバーに接続することで普段通りのインターネット利用ができるでしょう。
海外旅行でVPNを接続するときの注意点3選!
重要なメリットが多く存在するVPNですが、利用の際に注意点があります。
VPN利用の注意点を事前に知っておくことで快適に海外旅行ができるでしょう。
ここでは海外旅行でのVPN使用の注意点を3点紹介します。
注意点①VPNが使用できない国がある
中国やロシアなど一部の国ではVPNの使用ができないため、渡航前の時点でVPNの登録を済ませておくと良いでしょう。
また、国によってはVPNを使うこと自体を罪に問われる場合もあります。
海外旅行に行く前は必ずその国の法律を確認しておくことがおすすめです。
注意点②海外旅行で無料VPNの使用を避ける
海外旅行の際に無料のVPNを使用することはおすすめしません。
無料VPNは広告収入と個人情報の売買を目的としたサービスが多く、信頼できるものがないといってもいいでしょう。
なるべく安全性の高い有料VPNを使用することがおすすめです。
注意点③事前にVPNの接続準備を行うのがおすすめ!
VPN使用の際は、海外旅行の出発前に準備を済ませておくことがおすすめです。
中国などの国内でVPNを使用できない場合や、自分のデータをセキュリティ強化するためには事前にインストールや使用方法を把握して接続しておいた方がいいでしょう。
また持ち込むすべてのデバイスになるべくVPN接続をすることがおすすめです。
海外旅行に役立つVPNの比較方法7選!
海外旅行でのVPNの必要性について説明しましたが、有料VPNの選び方がわからないという方が多いでしょう。
VPNを複数から検討する場合の比較方法について説明します。
以下の基準で比較をしていくのがおすすめです。
- 月額料金
- 同時接続デバイス数
- 通信速度
- サポート
- セキュリティ体制
- 対応アプリ
- 目的
海外旅行は、一人で行く場合や複数人で行く場合などさまざまなパターンがあるでしょう。
その都度最も利便性の高いVPNというものは変わってきます。
項目ごとに解説しますので、旅行の際に参考にしてください。
比較方法①月額料金を比較する
VPNの利用料金が安く、手ごろな価格で利用したいという方もいるでしょう。
まずは利用料金だけでなく通信やサービスの質も見て他社と比較検討することをおすすめします。
無料お試し期間を設けているVPNサービスもあるため、利用してみて検討するのもいいでしょう。
VPNの質や性能を理解したうえで充分だと感じられるようであれば1か月利用の最安値はProtonVPNです。
ProtonVPNは1か月1,342円で利用することができます。
比較方法②同時接続デバイス数を比較する
複数のデバイスを旅行先で使用したい方は同時接続可能なVPNサービスを選ぶと良いでしょう。
同時接続の台数に関してもサービスごとに異なるため比較の必要があります。
自身が5台程度で事足りるのか、はたまた複数人で利用するために無制限にした方がいいのか把握しておくことも大事です。
同時接続デバイス数を重視してVPNを選びたい方はSurfSharkがいいでしょう。
同時接続台数が最も多く無制限に使用できるVPNはSurfSharkです。
比較方法③通信速度を比較する
充分な通信速度で快適に使用できるかもVPN選びにはとても重要です。
特に通信速度の遅さで不便に感じるのが動画視聴でしょう。
VPNの特徴としてサーバーの拠点数が多ければ多いほど利用者のアクセスが分散されるため、速度遅延が起こりにくいです。
また通信速度を選ぶポイントとして、無制限の帯域幅のものを選ぶことをおすすめします。
帯域幅が広いほど一度の通信でやり取りできるデータ量が増え、快適に利用できるため高速通信の帯域幅にも注目すると良いでしょう。
以上を踏まえて高速通信を使用したいのであればExpressVPNがおすすめです。
比較方法④サポートを比較する
VPNサービスについて自身の知識不足を補ってもらうためにはサポート環境にも注目しておくと良いでしょう。
紹介しているVPNサービスは海外を拠点にしているものが多く国産VPNサービスは少ないです。
国産VPNサービスを使用して日本語サポートを受けたいのであればMillenVPNがおすすめでしょう。
MillenVPNは日本企業が運営しているため、サポートやマニュアルについてはすべて日本語対応が可能です。
安心と信頼で選ぶのであればMillenVPNをおすすめします。
比較方法⑤セキュリティ体制を比較する
VPNを使ううえで重要なセキュリティ強度についても注目してみると良いでしょう。
高いセキュリティのVPNの基準として情報処理推進機構によるおすすめは256ビットAESが採用されているサービスと言われています。
これは米国政府に認定されている国際基準となるほどのセキュリティの高さなので非常に重要です。
そのほかノーログポリシーや信頼できるプロトコルが採用されているかの確認も重要になります。
ログの残らない体制の徹底や、OpenVPNなどのセキュリティ性の高いプロトコルを使用しているかなどを見ていくことがおすすめです。
以上を踏まえておすすめするのであればNordVPNが良いでしょう。
比較方法⑥対応アプリを比較する
そもそも使用するつもりであったVPNにアプリが対応してなかったら意味がありません。
対応アプリについても差があるので比較してみていきたいところです。
なかでもMillenVPNは全てのOSに対応しているため、対応アプリの面では最も利便性が高いでしょう。
比較方法⑦目的ごとに比較する
海外旅行時におすすめのVPNを目的ごとに紹介しました。
料金を優先する場合→ProtonVPN
同時接続デバイス数を優先する場合→SurfShark
通信速度を優先する場合→ExpressVPN
セキュリティを優先する場合→NordVPN
対応アプリを優先する場合→MillenVPN
以上を目的ごとに使用すると良いでしょう。
【比較表】海外旅行に役立つおすすめVPN8選!
海外旅行におすすめのVPN8選を表にしてまとめました。
こちらの表では1ヶ月プランの料金を表示していますが、長期プランを利用することで1ヶ月あたりの料金をさらに安くすることが可能です。
1ヶ月プランではProtonVPNが1番安く利用しやすいでしょう。
サービス名 | 料金 (1ヶ月プラン) | 通信速度 | 同時接続 可能台数 | セキュリティ | 公式サイト |
MillenVPN | 1,738円 | 普通 | 10台 | AES-256 DNSリークの対策 | MillenVPN |
NordVPN | 1,920円 | 高速 | 6台 | 最新セキュリティテクノロジー採用 | NordVPN |
ExpressVPN | 1,934円 | 高速 | 8台 | アメリカ政府と同じ暗号企画 | ExpressVPN |
UltraVPN | 707円/月 (1年プラン) | 高速 | なし | AES-256 ノーログポリシー パスウォッチ・ダークウェブスキン | UltraVPN |
SurfShark | 2,095円 | 広告読込みを停止すると速度が上がる | 無制限 | 世界中から接続履歴を残さずアクセス可能 | SurfShark |
ProtonVPN | 1,342円 | 他よりやや劣るが VPN Acceleratorを使うことで速度が上がる | 10台 | AES-256 OpenVPN ノーログポリシー | ProtonVPN |
PrivateVPN | 1,421円 | 普通 | 6台 | AES256/OpenVPN | PrivateVPN |
VyprVPN | 1,493円 | 動画視聴に問題のない安定した速度 | 5台 | 独自のカメレオンプロトコルを使用 | VyprVPN |
通信速度についてはNordVPN、ExpressVPN、UltraVPNを使用することで快適に過ごせるでしょう。
1社ごとに解説していきます。
①MillenVPN
画像引用:MillenVPN
MillenVPNは日本企業が運営しているVPNサービスです。
VPNサービスは海外が運営しているものが多く、日本企業のMillenVPNは安心と信頼が違うでしょう。
サーバー数は日本を含む50か国、1,300台以上設置されています。
サービス名 | MillenVPN |
月額料金 | 1ヶ月プラン:1,580円/月 1年プラン:594円/月 2年プラン396円/月 |
主な特徴 | 日本語対応で使えるサーバー数が多い 料金が安い 日本企業が運営しているため安心して利用できる 非常時のサポートなどもすべて日本語対応可 |
同時接続デバイス数 | 10台 |
通信速度 | 普通 |
セキュリティ体制 | 256ビットAES暗号化/DNSリークの対策 |
保証 | 30日間の返金保証 |
サポート | 日本語対応可 |
対応アプリ | 全OS対応可 |
公式サイト | MillenVPN |
またサポートやマニュアルについても日本語で対応可能なため、海外旅行に不慣れな方はMillenVPNを選ぶと非常に扱いやすいでしょう。
対応アプリも全OS対応しています。
MillenVPNは特に日本人にとって使いやすいVPNサービスです。
②NordVPN
画像引用:NordVPN
業界最大手VPNのNordVPNです。
NordVPNは海外から日本のサービスにアクセスすることに適しています。
また、通信やサービスの質に注目しても非常にコストパフォーマンスが高いVPNです。
サービス名 | NordVPN |
月額料金 | 1ヶ月プラン:1,920円/月 1年プラン:660円/月 2年プラン:560円/月 |
主な特徴 | 安定した高速通信 機能性が高い |
同時接続デバイス数 | 6台 |
通信速度 | 高速 |
セキュリティ体制 | 最新のセキュリティテクノロジーを活用 |
保証 | 30日間の返金保証 |
サポート | 日本語対応可 |
対応アプリ | Android、iOS、Windows、Mac、Linux、Amazon fire TV、Apple TVなど |
公式サイト | NordVPN |
NordVPNは帯域無制限の通信が可能です。
サーバーは世界60か国に5,600台以上備えています。
またセキュリティに関しても高い安全性を示しているため、安心して利用できます。
③ExpressVPN
画像引用:ExpressVPN
ExpressVPNはセキュリティレベルの高さと高速通信が特徴的なVPNです。
帯域無制限でインターネットを利用できるため、常に安定して利用できます。
インターネットを安定した環境で使用したい方はExpressVPNがおすすめでしょう。
サービス名 | ExpressVPN |
月額料金 | 1ヶ月プラン:12.95ドル/月 6か月プラン:9.99ドル/月 12ヶ月プラン:6.67ドル/月 |
主な特徴 | 安定した通信速度 |
同時接続デバイス数 | 8台 |
通信速度 | 高速 |
セキュリティ体制 | AESと256ビット鍵 (アメリカ政府と同じ暗号規格) |
保証 | 30日間の返金保証 |
サポート | 外国語対応 |
対応アプリ | Android、iOS、Windows、Mac、Linux、Amazon fire TV、Apple TVなど |
公式サイト | ExpressVPN |
そのうち日本サーバーは3つあり、海外からでも日本のサイトにアクセス可能です。
またExpressVPNはDNSプロキシを採用しているので日本の地理的制限に囚われることなくインターネットを使用できます。
④UltraVPN
画像引用:UltraVPN
UltraVPNは高速通信に特化しており、NordVPNやExpressVPNに並ぶほどの性能を備えたVPNです。
そのうえ低価格で利用できるため使いやすいVPNサービスといえます。
プランは1年プラン、2年プランから選択可能です。
サービス名 | UltraVPN |
月額料金 | 1年プラン:735.33円/月 2年プラン:293.25円/月 |
主な特徴 | すべてのプランに「パスウォッチ」「ダークウェブ」を採用し、高いセキュリティを実現 |
同時接続デバイス数 | ― |
通信速度 | 高速 |
セキュリティ体制 | 256ビットの強力な暗号システム ノーログポリシー パスウォッチ・ダークスキン |
保証 | 30日間の返金保証 |
サポート | 外国語対応 |
対応アプリ | Android、iOS、Windows、Mac、Linux、chrome、Firefox、Amazon fire TV、Apple TV |
公式サイト | UltraVPN |
またノーログポリシーに努めており、安心して利用可能です。
サポートについては外国語対応のため日本語で利用したい方には注意が必要でしょう。
⑤ProtonVPN
画像引用:ProtonVPN
無料モードもあり、VPNを試しに使ってみることが可能なProtonVPN。
ProtonVPNはスイスを拠点としておりセキュリティに関してはノーログポリシーに徹底していて安心して利用することができます。
無料モードでは4か国のみ対応なので実際に使用するときは有料モードを利用すると良いでしょう。
サービス名 | ProtonVPN |
月額料金 | 1か月プラン:9.99ユーロ/月 1年プラン:5.99ユーロ/月 2年プラン:4.99ユーロ/月 |
主な特徴 | 高いセキュリティでプライバシー保護に特化 |
同時接続デバイス数 | 10台 |
通信速度 | 普通よりやや遅いがVPN Accelerator仕様で改善される |
セキュリティ体制 | AES-256ビット暗号化 OpenVPN採用 ノーログポリシーの徹底 |
保証 | 30日間の返金保証 |
サポート | 外国語対応 |
対応アプリ | Android、iOS、Windows、Mac、Linux、chrome、Firefox、Amazon fire TV、Apple TVなど |
公式サイト | ProtonVPN |
サポートについては外国語対応になるためVPNに慣れていない方には向いてないでしょう。
日本サーバーについては無料でも利用できるためVPNを試しに使うのには適してるといえます。
使用感に問題がなければそのままProtonVPNの使用を検討するのもいいでしょう。
⑥SurfShark
画像引用:SurfShark
同時接続デバイス数が無制限な点が大きな魅力のSurfShark。
こちらのVPNは比較的金額も安く人気のサービスです。
また年中無休でサポートを行っている点も魅力的でしょう。
サービス名 | SurfShark |
月額料金 | 1ヶ月プラン:2,095円/月 1年プラン:658円/月 2年プラン:328円/月 |
主な特徴 | 長期プランが業界最安値 1年で世界トップ5のVPNブランド |
同時接続デバイス数 | 無制限 |
通信速度 | 広告の読み込みを停止することで速度が上昇 |
セキュリティ体制 | 接続履歴を残さずに利用することが可能 |
保証 | 30日間の返金保証 |
サポート | 外国語対応 |
対応アプリ | Android、iOS、Windows、Mac、Linux、chrome、Firefox、Amazon fire TV、Apple TVなど |
公式サイト | SurfShark |
SurfSharkは長期プランを利用することで1か月あたりの料金が非常に安くなります。
またMultiHopという機能を採用し個人情報の保護を徹底し、キルスイッチ機能ではVPN接続が切断された場合、同時にインターネットも接続されるので安心です。
長期間VPNを安心して利用したい方はSurfSharkをおすすめします。
⑦VyprVPN
画像引用:VyprVPN
VyprVPNは独自のプロトコルにより安全な通信が可能です。
サーバーは70か国以上に700台以上を設置しています。
また、サーバー選択時にフィルタリング機能を利用可能な点やサーバーの再接続が簡単な点が大きな特徴です。
サービス名 | VyprVPN |
月額料金 | 1ヶ月プラン:10ドル 1年プラン:5ドル/月 |
主な特徴 | アプリが日本語対応 優れた機能性でサーバー検索がしやすい |
同時接続デバイス数 | 5台 |
通信速度 | 動画視聴に問題のない程度 |
セキュリティ体制 | 独自のDNS、カメレオンプロトコルを使用 |
保証 | 30日間の返金保証 |
サポート | 公式サイトなどについては外国語 |
対応アプリ | Android、iOS、Windows、Mac、Linux、chrome、Firefox、Amazon fire TV、Apple TVなど |
公式サイト | VyprVPN |
サーバー選択時のフィルタリング機能では国や地域、スピード別にサーバーの検索が可能です。
速度でフィルタリングができるのはVyprVPNのみなので、特徴的な機能の一つでしょう。
また、一度接続したサーバーが自動選択される仕組みなので、再度サーバーを設定する手間がかかりません。
⑧PrivateVPN
画像引用:PrivateVPN
PrivateVPNはアプリの操作性の良さと手軽な利用料金が魅力のVPNサービスです。
サーバーは60か国以上に150台以上設置しています。
また24時間ライブチャット対応のカスタマーサポートも特徴的です。
サービス名 | PrivateVPN |
月額料金 | 1ヶ月プラン:9.99ドル/月 3か月プラン:6.00ドル/月 3年プラン:2.00ドル/月 |
主な特徴 | 低料金で利用可能 アプリの操作性がいい |
同時接続デバイス数 | 6台 |
通信速度 | 直接IPトランジェットプロバイダーから購入したインターネット容量により、安定した通信を実現 |
セキュリティ体制 | AES-256暗号化を採用 OpenVPNなど安全なプロトコルを採用 |
保証 | 30日間の返金保証 |
サポート | 外国語対応 |
対応アプリ | 一般的なすべてのOSに対応 |
公式サイト | PrivateVPN |
PrivateVPNは選ぶだけで接続まで完了するためアプリの操作が簡単です。
またノーログポリシーやキルスイッチにも対応しているため、セキュリティ面も安心して利用ができます。
煩わしい操作が苦手な方はPrivateVPNを利用すると良いでしょう。
海外旅行先でのVPNの接続方法を解説!
ここでは海外旅行先でVPNを接続する方法を解説します。
OSごとに手順が変わりますが、共通して事前準備が必要です。
事前準備
- 契約している光回線が固定IPアドレスサービスを提供している確認
- VPNサーバーの構築
- VPN対応ルーターの設置
まず固定IPアドレスが利用できないとVPNサーバーの構築ができないため事前に確認します。
次にVPN接続環境を構築するにはVPNサーバーの構築が必要です。
VPNサーバーを構築するためにはVPN対応ルーターが必要となってきます。
ルーターによって使用できる機能が変わってくるため事前に必要な機能を確認しておくと良いでしょう。
iOS
iPhoneやiPadなどのiOS機器は、以下の手順で接続していきます。
ホーム画面より「設定」を選択し「一般」に進みます。
「VPNとデバイス管理」の中の「VPN」、「VPN構成を追加」に進み、利用するVPNに合わせ「タイプ」を選択します。
「説明」に接続名を記入(わかりやすいものにするとよい)し、「サーバ」へ接続先VPNサーバーのドメイン名もしくはIPアドレスを入力します。
「ユーザ名」に進み、認証に必要なアカウントのユーザー名を入力していきます。
「パスワード」へ認証に必要なアカウント情報のパスワードを入力し「完了」を押します。
入力したVPN構成が反映されていることを確認し、「状況」の右隣にあるボタンで切り替えをオンにします。
Android
androidスマートフォンやタブレットなどの接続手順は、以下になります。
「設定」から「無線とネットワーク」へ進み、「その他の設定」と進み「VPN」から「VPNネットワークの追加」へ進んでいきます。
「VPNネットワークを編集」画面で必要な箇所を入力し、「保存」します。
接続設定の反映を確認し設定したVPNを選択、「ユーザー名」と「パスワード」へ認証に必要なアカウント情報を入力し、「保存」から「接続」を押します。
Windows
Windows対応のPCは、こちらの手順で行います。
「スタート」ボタンより「設定」、「ネットワークとインターネット」と進んでいき「VPN」内の「VPN接続を追加する」に進みます。
「VPNプロバイダー」サービスを利用している場合は、その情報を入力します。
「接続名」は任意で入力、「サーバー名またはアドレス」にサーバーの名前もしくはIPアドレスを入力します。
「サインイン情報の種類」にユーザー名またはパスワードを「ユーザー名(オプション)」に認証に使用するアカウント情報のユーザー名を入力します。
「パスワード(オプション)」に、認証に必要なアカウント情報のパスワードを入力することで完了です。
macOS
Macに対応しているPCは、こちらの方法で接続します。
「システム環境設定」より「ネットワーク」に進み、「+ボタン」から「インターフェイス」、「VPN」へ進みます。
「VPNタイプ」からVPN接続の種類を選択し、「作成」します。
VPN接続のサーバーアドレスとアカウント名を入力し、「認証設定」にパスワードを打ち込んで、「接続」完了です。
VPN利用時の注意点
VPNがうまく利用できない場合はトラブルの可能性があるため注意が必要です。
セキュリティソフトが原因の可能性がある場合は、セキュリティソフトやファイヤーウォールの設定でVPNソフトを例外に設定することで解決できることがあります。
解決しない場合はVPNルーター設定から接続設定を見直し、再起動することで解決できるでしょう。
VPNに関するよくある質問5選!
VPNに関して実際に疑問に思われることの多いよくある質問を5つ紹介します。
ここまでの解説で分からなかった点、不明点がある場合これを読むことで解決できるでしょう。
それでも不明点が解決せず気になるという場合は各VPNサービスに問い合わせをし、カスタマーに質問することで解決します。
質問①海外でVPNが接続できないときの対処法は?
海外でVPNが接続できなかった場合はまずインターネット接続に問題がないか確認します。
そこで再接続などをして解決しなかった場合はVPNサーバーが正常に作動しているか確認したり、VPNソフトが最新のバージョンか確認することで解決するでしょう。
それでも解決しなかったら各問合せページ、カスタマーサポートの利用をおすすめします。
質問②海外旅行でVPNを使わないとどうなる?
VPNを利用しないことで自身のセキュリティが甘くなり、不正アクセスを許してしまう可能性があります。
その結果個人情報を盗まれるなどの被害にあうでしょう。
クレジットカード番号などを盗まれた場合、不正に利用され多額の被害を受けるなどの事例もあります。
質問③VPNのデメリットはある?
VPNごとにセキュリティの性能が違い確実にセキュリティから守られるというわけではありません。
情報漏洩のリスクは下がりますが、有料のサービスを利用したのに被害にあったというケースもあります。
また、公衆のインターネットVPNは通信速度が一定ではありません。
なので時間帯によって通信速度に変動があることを理解して利用すると良いでしょう。
質問④海外旅行先でVPNは常に接続しないといけない?
常に接続しておくべきです。
接続しておくことでオンラインセキュリティとプライバシーの確保がされます。
そうすると盗聴被害やハッキングから保護することが可能です。
質問⑤海外でVPNに接続すると安全って本当?
データを保護するという役割があるため安全ではありますがセキュリティリスクもあります。
過去にオンラインゲーム運営企業の不正アクセスや38社の企業が被害を受けた不正アクセス事例もあり、何も考えずに利用するのは危険です。
対策として利用者のセキュリティ意識の向上や最新情報の注視、VPNサーバーの認証強化などを行うと良いでしょう。
目的に合わせ、最適なVPNでセキュリティ強化を
おすすめVPNサービス8社について比較して紹介してきました。
これを読むことで海外旅行での通信を安心安全に利用できるようになったことでしょう。
またVPNサービスを使用して日本のサーバーに接続することで日本のサイトにアクセスしたり、海外での不正アクセス被害から保護できるなどのメリットもお伝えしてきました。
各サービスごとに通信速度や料金、セキュリティなど特化しているものが異なるため自身の目的に合ったVPNを選択すると良いでしょう。
VPNをこれまで使用したことのない方は、海外旅行前に無料サービスで使用感を試すのもおすすめです。