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point Win 95時代の
バックアップソフト


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(PickUp)

備えあれば憂いなし!!
Windows 95時代のバックアップ 〜あなたに合ったソフトは何?

Windows 95時代のバックアップソフトとは?
〜まず、長いファイル名をきちんとバックアップ/リストアできること〜

者の周りにはWindows 95になってからとたんにバックアップを取らなくなった人が非常に多い。それもこれも、VFATの採用によって長いファイル名(LFN)が許されたためだ。これがまた扱いが面倒くさい。

Windows 3.1までなら、COPYコマンドでもバックアップができた。もっとラクに、という向きにはそれなりのバックアップソフトがあったし、ファイル単位でMOやPDにコピーしていたから、いつでも必要なファイルだけを戻すことができた。しかし、DOSからみたLFNはPROGRA~1のようなファイル名(8.3形式)になっており、DOSを起動してハードディスクをファイル単位でバックアップしても元のLFNを戻すことができない。

しかも、Windowsフォルダ内には、隠しフォルダや隠しファイルが山ほどある。システムファイルにはほとんどLFNは使われていないのだが、アプリケーションをインストールしていくと、「〜へのショートカット」だの「My Documents」だの頭が痛くなるLFNがたくさん使われるようになってくる。Windows 95時代のバックアップソフトは、まずこのLFNをきちんと保存し、ファイルそのものをコピーし、そして必要なときに戻せることが要求される。

情報量が少ない中、ソフトウェアの作者たちが奮闘し、いくつかのバックアップソフトが作られた。それもこれも、標準で付属するMicrosoft Backupが汎用性に欠けていたからだ。何しろMicrosoft Backupは対象がフロッピーかテープ(それもQIC 80など)のみ。MOやPDは1枚目だけしか使えない。つまり、フロッピー以外のメディアに分割してバックアップすることができなかったのである。

最近ではバックアップソフトの数も多くなり、機能もずいぶん増えてきた。例えば「Vector」のファイルエリアに登録されているWindows 95対応バックアップソフトの一覧を見てもそれはわかるだろう。いまや、ただバックアップ/リストアができるだけでは物足りず、時間指定や複雑なパターン設定など、多機能さが要求される時代になってきている。


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この記事は '97年12月29日 に公開されたものです。