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Special Isse!!
柔軟な発想と豊かなサービス精神から生まれた
「パズルゲーム」の魅力

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時間との戦いが楽しい
「PATA PATA 1.1b」

(Windows 3.1)

ズルはじっくり腰を据えて考えるのが基本ですが、そこに時間の要素が加わると熱中度も倍増します。「PATA PATA」は、迫り来る制限時間を意識しながら、どれだけ得点できるかを競うパズルです。

「PATA PATA」の場合、一般的なパズルとは異なり、必ずしも正解を見つける必要はありません。効率よく得点していくには、速くて的確な判断とすばやいマウスさばきが必要ですが、判断の正確さと速さは両立するものではありませんから、それをほどほどのバランスで行っていくところに、このゲーム独特の楽しさがあります。いわば直感を頼りに勢いでぐいぐい攻略していくゲームなのです。

「PATAPATA」を起動すると、右側には升目状にカラータイルが、左側には直線にカラータイルが並びます。右側がゲームフィールドで、左側はタイルのストックです。ゲームフィールド上の縦横斜めに同じ色のタイルが複数存在するとき、その両端を指定することで、該当するカラータイルを消すことができます。消した場所には新しいカラータイルが置かれます。このカラータイルは、ストックの下から順番に使用されていきます。制限時間が切れてしまうまで、同じことを繰り返します。

オリジナル性の高いルールなので、最初は若干戸惑うかもしれません。けれどシンプルなルールですから、実際に遊べばすぐに理解できるでしょう。より多くのタイルをまとめて消せば、得点が跳ね上がったり、あるいは制限時間延長のボーナスがついたりします。ストックのカラータイルの並びをどれだけ活かせるかが、高得点の決め手となります。

「PATAPATA」には、じっくり取り組みたい人のために「アートモード」という遊び方も用意されています。このモードでは、決められた色の配置を目指してパネルを入れ替えていきます。制限時間がなくなる代わりに、かなり高度な思考が要求されます。ほとんど詰め将棋と同じで、一手間違うとクリアできなくなってしまいます。

そのときの気分に合わせて「白熱」と「じっくり」の2種類の楽しみ方が選択できるので、結果として、より多くの人が楽しめるパズルとなっています。

拡大表示して見たい場合は、画像をクリックしてください ●PATA PATA 1.1b

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※ この記事は '97年9月12日 に公開されたものです。
(c) 1997 Vector Inc.