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どこまでも進化を続ける、超多機能なPIMソフト
ぜとのG・Clock & Scheduler 32bit-Version Version 5.22
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![]() ![]() 特に、プライベートグラフと目標グラフ(任意の目標開始日時、終了日時で設定)はポイントが高い。PCを使って仕事をし、なおかつ「締め切り」というものが存在する職業はいくつもあるだろうが、そうした仕事に携わる人にとって、この「期限の何パーセントが経過した」かを視覚に訴える形で表現してくれるのはありがたい。切羽詰まってるときはこれ以上追いこむなと叫びたくなるかもしれないが……。 ![]() さらに、あくまでも「参考程度」にしかならない機能ではあるが、過去のデータを登録することによって危険日と安全日を割り出すこともできるPeriod機能というものまで搭載されている。 なお、ぜとのG・Clock & Schedulerは、このVer.5.22が最終バージョンとなり、「ぜとのG・Clock & Scheduler 98」が後継となる。9月24日現在、98 Ver.5.31が最新バージョンで、作者のホームページからはすでにダウンロードできる。
(芹澤 亮)
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ソフト作者からひとこと
私は、DOSの時代にいくつかの名作フリーソフトによって育ちました。 はじめのころは、DOSのDIRとCDコマンドしか知らなかったのに、いつしかバッチファイルが書けるようになり、awkのスクリプトが書けるようになり、int 21hの割り込みを覚え、アセンブラで簡単な実行ファイルが作れるようになったのです。これらはすべてフリーソフトで環境を整えたこと、パソコン通信によりツールや情報が入手できたこと、などにより飛躍的に進歩できたのだと思います。 さて、いつのころからか私は、ユーザから「作者」へと立場が変わっていきました。いままで私の質問に答えてくれた人、フリーソフトとして提供してくれた人の何人かは今でも活動を続けているようです。また、何人かはパソ通の世界から見えなくなってしまいましたが、ありがとうございました。感謝しております。 そんなころ、Windows 3.1が発表され、DOSの世界から新しく変わろうとしていました。そこでも何人かはパソ通の世界から見えなくなってしまいました。お元気ですか? そんなある日、パソコンショップに遊びにいくと、そこに「Delphi」というプログラミング言語が置いてあったのです。雑誌で名前だけ知っていた私は思わず衝動買いをしたのでした。それがPascalだということも知らず。バッチファイルしか書けないにもかかわらず……です。 試行錯誤の上、3日で作り上げたのがグラフで時を刻む変な時計でした。プログラム能力のなさをアイデアでカバーし、見たことのない時計を作りました。それが1995年11月のZclockです。いつしか、スケジュール機能が加わり、あの機能が加わり、あの機能が削除され、この機能がついて、個人情報管理総合ツール(PIM)となったのです。雑誌などにも多数掲載されるようになって、そこそこのアプリだと自負していいのかな? くらいにはなったようです。 え? どうしてフリーソフトなのかって? そう、今の私(スキル)があるのは、まさにフリーソフトのおかげでした。そんな憧れの作者さんたちに一歩でも近づきたかったのです。近づけたでしょうか? 今では、胸を張って「作者です!」って言えるようになったけど。。 (ぜと)
※ この記事は、98年9月24日に公開されました。
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