|
ゲーセンでおなじみのエアホッケーを高速3Dで
ほっけ3D for Windows95
Version 1.00
ゲームセンターやボーリング場などに置いてあるエアホッケーを自宅でも気軽にプレイしたい人にお勧めなのが、この「ほっけ3D」。一人でも遊べるコンピュータ対戦のほか、インターネットやLAN接続、シリアルケーブル接続などを利用して、他のプレイヤーとも対戦することもできるぞ!!
-
■こんな人にお勧め!!
-
ゲームセンターやボーリング場ではついエアホッケーに燃えてしまう人。打ちもの系ゲームが少ないとお嘆きの人にお勧め。
あのエアホッケーをリアルに再現
エアホッケーといえば、おそらく誰もが一度は遊んだことがあるゲームではないだろうか。あのゲームをDirectXを使ってリアルに再現したのが、この「ほっけ3D」だ。
ゲームのルールは本物のエアホッケーと同様、パックを相手のゴールに叩き込めばよい。パックを打つマレットはマウスで操作するが、慣れないうちはこれがなかなか難しい。画面デザインはシンプルなものだが、処理が高速で、エアホッケーの持つ滑らかな感じがよく表現されているので、最初のうちはかえって自分のマレット捌きの下手さ加減にイライラするほどかもしれない。ゲームの勝敗はデフォルトでは7ポイント先取で決まるが、1〜99点の間の6段階に設定可能。また1プレイヤーのコンピュータ対戦の場合は、相手の強さのレベルをLevel0〜Level4で設定できる(とはいっても、違いは自爆ゴールが多いか少ないかというくらいしかないような気もしたが)。
通信で対戦プレイもできる!!
「ほっけ3D」には、このほかにも「パック、マレットの大きさ」「ゴールの幅」「パック速度の制限」「スクリーンモード」、さらには「私は左利き」など、ユーザ側で設定できる項目が数多くあるが、中でも「プレイヤー上方半固定」を含め、7ヵ所からのカメラビュー位置を選べるのが楽しい。さらには、(どれほどの効果があるのか微妙ではあるが)画面の明るさまで設定可能にしている凝りようだ。ゴールしたあとに、いちいちリプレイしてくれる点もゲームを盛り上げてくれる。
「リアルなゲーム感覚」のほかに、このゲームのもうひとつの特徴となっているのが、通信プレイができることだ。シリアル接続のほか、モデム接続、IPX/SPX互換プロトコルによるLAN接続、TCP/IPによるインターネット接続が可能。さすがにTCP/IP接続ではこのゲームの持ち味を十分楽しむことはできないかもしれないが、LAN環境であれば、コンピュータ対戦と同じようにスムーズな、レスポンスのよいプレイが楽しめるはずだ。
パックを打ったり、台に当たったりしたときの音もイイ感じで、本物のエアホッケーをプレイしている気分になれることうけあい。ヘルプによれば、画面上の表示物をできる限り非表示にすれば、リブレット20でも遊べるとのこと。
なお、動作にはDirectX3以降が必要(DirectX5でも動作確認済み)。ダウンロードはこちらから。
(鉄生 譲二)
ソフト作者からひとこと
このゲームでエアホッケーの滑らかな動きを感じてもらえるとうれしいです。リアル感を出すために反射処理やカメラワークにはこだわっています。
遊んでみて、動きがしっくりこないと感じる人は、動かし方を変更してください。変更個所は[オプション]の[マウスに対する動き]項目です。 感度や位置指定方法を選べます。
皆さんの声を反映させていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
(ゆきやま)
|