週刊ソフトニュース 97.09.03号

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機能豊富で使いやすいカラータグ指定ソフト
RGBエステ Version 1.30

BGCOLOR、TEXT、LINK、VLINK、ALINKの色設定が簡単にできる、10個のユーザーパレット、画面の任意の点での色のピックアップ、プレビュー、具体的な色の名前での指定……など、豊富な機能を搭載した、HTML作成に便利なソフト。

こんな人に最適
ホームページのHTMLをエディタで作成する人向け。いわゆるタグ挿入型エディタでも、色指定機能のないソフトを愛用している人は、このソフトを併用するのもいい。

パレットから選んだ色をタグに変換: 「RGBエステ」はHTML作成時の補助ユーティリティだ。画面に見えている色をそのままタグの書式に変換して、クリップボード経由で他アプリケーションへ渡す。例えば同じ青でも微妙に赤を混ぜたりということを色パレットで行い、結果をBGCOLOR="#0C0807"のような形で出力してくれる。

このユーザインタフェースがよくできていて、パレットで色を作ったらボタン一つで指定された形式のタグがクリップボードへ転送される。色を作るにはマウスで選択してもいいし、RGB(0-255)の数値を入力してもいい。色合い、コントラスト、明るさまで自由に設定できるため、1,677万色の範囲で任意の色が作成でき、これがそのままHTMLとして貼りつけられる。
リンクからマーキー、フォント色も作成可能: 「RGBエステ」で作れるのはページの背景色だけではない。標準のテキスト、リンク、クリックしたときのリンク色、水平線、マーキーやテーブルボーダー、フレームボーダー、フォントなど、HTMLにおいて色指定が可能な部分についてすべて対応する。また、リストボックスから出力形式を選択することで、標準のRRGGBB形式のほかにテーブルボーダーなどの形式で色指定を行うことができるようになっている。

いままでページデザイン時の色指定で悩まされてきた人も、これで一発解決だ。ユーザーパレットで自由に色を作成し、任意の名前で保存することができる。

(藤田洋史)
ソフト作者からひとこと: このソフトはC＋＋ Builderの勉強用として作りはじめました。勉強したことは積極的に取り込むようにしているので、私の現在プログラミングの腕前そのものといっても過言ではありません。

この種のソフトは今までにもいろいろと作られていたので、他ソフトとの差別化をどのようにするのか一番苦労しました。結局、Windowsの標準的な色選択と同じ方法で取り扱えるものはなかったので、その操作性を再現することで独自性を打ち出しました。

「こんな機能がほしい」などの要望がありましたら、ぜひともメールをください。

(今給黎隆)

「RGBエステ」の最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。

※ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。ソフト名をクリックすると、そのソフトに関する詳細な解説を参照することができます。

RGBエステ 1.62　カラーピッカー等で色を指定して，Bodyタグをピカピカに仕上げる　(994K)

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