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mark 週刊ソフトニュース 97.08.13号へ戻る
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null JSPYMASTER

Windowsアプリケーションの動作状況をチェックする
JSPYMASTER Version 1.15
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動作中のアプリケーションがどういう名称でどのようなことを行っているのか一目瞭然でわかる。表示形式がツリー表示で見やすく、さらにウィンドウにメッセージを送り、ウィンドウ操作を行うこともできる。

こんな人に最適
プログラマだけでなく、Windowsの内部状態をくわしく調べたいという人向け。VC++などに付属するユーティリティに比べ、フレンドリー。

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for Windows シェアウェア ユーティリティ New! for Expert

mark ウィンドウクラスなどをわかりやすく表示
「JSPYMASTER」は、稼働中のアプリケーションについて、そのプロセス、スレッド、ウィンドウクラスなどをツリー表示でわかりやすく、しかも詳細に表示してくれる。

すべてのアプリ、ユーザ定義のアプリ、プロセスのみといった、たくさんの表示方法を持っている。どのアプリケーションがどういう名前で何をしているのか、これをみれば一目瞭然だ。ただし、ウィンドウマネージャ経由で情報を取得しているので、ウィンドウの存在しないプロセスやスレッドについては表示されない。

・ エキスパートは常駐モードを使おう 拡大表示して見たい場合は、画像をクリックしてください
「JSPYMASTER」では、選択したウィンドウが扱うメッセージをトレースして記録することができ、さらにウィンドウにメッセージを送って操作することも可能だ。フリーズしたウィンドウを強制終了するコマンドも用意されている。ただ、こうしたウィンドウ操作は場合によってはハングアップを招く可能性もある。

なお、タスクトレイに常駐するモードがあり、この設定にしておくことで異常終了したアプリケーションのログを残すことができる。これをヒントに開発、あるいはアプリケーションの修正を行うこともできるだろう。スタートアップに常駐オプション「/T」を付けて登録しておけばよい。

「SPY++」などよりは表示が見やすくなっているとはいえ、やることは上級者向けのツールだ。動作中のプロセスやスレッドの扱いには十分注意する必要がある。
(藤田 洋史)


ソフト作者からひとこと line
「JSPYMASTER」は、Windows開発におけるメッセージ追跡(VC++ならSPY++)をもっとビジュアルに簡単に操作するために作成しました。でもせっかくなのでプロセス制御やシステムログ機能、キー制御機能等を付加し、システムユーティリティの性格を帯びてきました。

今年('97年になってから)の作品で、ようやくすっきりしたプログラムが書けるようになってきました。これからの作品にも期待してください。
(JOH)


Download
「JSPYMASTER」の最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。

※ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。ソフト名をクリックすると、そのソフトに関する詳細な解説を参照することができます。

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※ この記事は '97年8月13日 に公開されたものです。
(c) 1997 Vector Inc.