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インターネットメール時代のファイル送受信術
for Macintosh

ファイル送受信の基礎知識(4)
エンコード、デコードという仕組み

バイナリファイルの形式も重要な問題

文字に関しては「JIS」コードを使うことで7ビットの壁をクリアできたが、問題はバイナリファイル。バイナリファイルはすべて8ビットデータで構成されているので、普通に考えるとインターネットメールでは、バイナリファイルの送付ができないことになってしまう。しかし実際は多くのメールソフトには、ファイルの添付機能があって、バイナリファイルが添付できるようになっている。これはなぜなのだろう?

そこには「エンコード、デコード」という仕組みが隠されている。エンコードとは、あるコードを別のコードに変換することをいい、デコードは変換されたコードを復元することだ。

ここでいうエンコードとは、バイナリファイルの中身を文字列に変換する「テキスト化」のことを指す。デコードは、テキスト化されたファイルをバイナリファイルに戻すことだ。つまり、8ビットデータであるバイナリファイルのデータを、7ビットデータのテキストに変換することで、本来インターネットメールで扱うことのできないバイナリファイルが送れるようになるわけだ。

エンコードの方法には、いくつかの方式がある(表2)。インターネットメールで標準的に使われるのは「MIME(base64)」。このほかMac固有の情報も含めることができ、Mac間の送受信によく使われる「BinHex」、WindowsやDOS、UNIXでよく使われる「uuencode」などがある。

ただし、通常はこのエンコード、デコードをメールソフトが自動的に行っているから、利用者がこの仕組みを意識する必要はほとんどないはずだ。


表2●ヘッダの記述とエンコード形式
エンコード形式 ヘッダにある文字列 特徴 おもなデコードツール
MIME(base64) “base64”という文字列 インターネットで一般的な方式 Mpack/
MacIsh
BinHex “BinHex”という文字列 Mac特有のファイル情報まで含めた変換を行う StuffIt Expander/
MacIsh
uuencode “begin”と“end”で文字データが括られている UNIX/Windows95で一般的な方式 StuffIt Expander/
UUlite/MacIsh


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