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 【恒例】年末・年始特別企画ベクターソフトニュース - 2002.12.28
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新着ソフトレビュー執筆者たちの2002年最も印象に残ったオンラインソフト ■執筆者(五十音順)
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倉本 春 KURAMOTO Hal
GIMP for Windows    ブロードバンド対応テレビ&ビデオ WhiteTV
「GIMP for Windows」の動作画面
■GIMP for Windows:プロ用フォトレタッチソフト「Photoshop」並みの、多彩な加工ツールを備えている

GIMP for Windows GIMP for Windows
市販ソフト並みの機能を備えたフリーのグラフィックソフト

最近はデジタルカメラが普及し、印刷された写真の代わりに画像データのやり取りすることも当たり前になってきた。しかし、撮影した写真によってはフラッシュが足りないために暗く写っていたり、色が青っぽい、あるいはピントがボケているといった失敗作もあるだろう。もし、これがデジタル画像ならば、誰でも画像の補正が可能だ。また、写真の人物部分を切り抜いて異なった背景に配置する写真合成も、グラフィックソフトを利用すれば簡単に行える。しかし、市販のグラフィックソフトは高価なものが多く、せっかく購入しても、ほしい機能が搭載されていないこともある。

「GIMP for Windows」は非常に多機能なフリーのグラフィックソフトだ。特にフォトレタッチ機能に優れており、画像の補正から加工までほとんどの作業をこれ一本でこなせる。「GIMP」の特徴は、明るさやコントラストといった一般的な補正機能はもちろん、しきい値や色カーブの調整など、上級者向けの機能までも搭載していることだ。現在フリーのグラフィックソフトはさまざまあるが、「GIMP」のように上級者でも満足できる機能を搭載したソフトはほとんどない。

複数の写真を重ねる合成画像なども、「GIMP」を使えば簡単に作成できる。合成で最も難しいのは、重ね合わせる被写体の切り抜きだ。しかし、「GIMP」には通常の選択ツールのほか、同じような色の範囲を自動選択する「ファジー選択ツール」や、被写体と背景の境目をクリックすると自動的に範囲選択を行う「電脳バサミ」ツールなど、さまざまな切り抜きツールが用意されているのだ。レイヤ機能も充実しており、レイヤごとに透明度を変更できるのはもちろん、レイヤごとにマスクをかけたり、チャンネルごとに編集することもできる。

このような画像の補正や加工ができるフォトレタッチソフトといえば、多くのプロフェッショナルが愛用する「Adobe Photoshop」が有名だろう。「GIMP」は、このPhotoshopが搭載しているほとんどの加工ツールやフィルタを網羅している。しかも、Photoshopプラグインにも対応しているため、インターネットなどからダウンロードできるフィルタ機能を、あとから追加することが可能なのだ。

ただし、これだけ多機能な「GIMP」にもウィークポイントはある。「GIMP」はもともとUNIX用のグラフィックソフトだったため、インタフェースが普通のWindows用ソフトと異なるのだ。例えばWindowsの場合、画像を保存するにはメニューから「ファイル」-「保存」を選択するが、「GIMP」では画像を右クリックして「保存」する。そのため、操作に慣れるまでは使いにくく感じることもあるだろう。また、安定しているUNIX版と比較すると、動作が多少不安定なのも否めない。しかし、これらの使いにくさを差し引いても、多機能なグラフィックソフトを求める中級〜上級ユーザにとって、「GIMP」は“使える”ソフトといえるだろう。

ブロードバンド対応テレビ&ビデオ WhiteTV ブロードバンド対応テレビ&ビデオ WhiteTV
チューナなしでもテレビが楽しめる画期的なテレビソフト

テレビチューナ搭載のパソコンを販売するメーカーが増え、「パソコンでテレビを観る」ことも一般的になってきた。また、ネットワークの高速化やパソコンの普及によって、家庭内でLANを組むユーザも増えている。「ブロードバンド対応テレビ&ビデオ WhiteTV」はこのような背景を見据え、番組再生機能にネットワーク機能をプラスし、パソコンならではのテレビ番組の楽しみ方を提供してくれる画期的なソフトだ。

本ソフトには、大きく分けて三つの機能が搭載されている。一つ目は「プレイヤー」機能だ。これは、チューナ搭載パソコンにインストールした「WhiteTV」で、テレビ放送の表示や録音、再生などができる機能。二つ目はLANネットワークなどを利用した「レシーバ」機能。この機能を利用すれば、チューナ搭載パソコンが1台あるだけで、同じネットワーク内のチューナ非搭載パソコンでもテレビ番組を楽しむことができる。

そして、三つ目の機能が「インターネット配信」機能。これは、「WhiteTV」で再生しているテレビ番組を、同時にインターネットに配信できる機能だ。「WhiteTV」利用者はインターネット配信されている番組を鑑賞できるので、関東にいながら関西地方限定放送の番組を楽しむといった使い方ができる。

ただし、現時点では、インターネット配信をしているユーザはあまり多くない。そのため、最も多く利用されるのはレシーバ機能だろう。特に、無線LANが整っている環境ならば、場所やケーブルに煩わされることなく、どこでもテレビ番組を楽しめる。

「WhiteTV」には、ネットワーク設定などのインタフェースが少しわかりにくいといった欠点がある。しかし、マルチメディアやブロードバンドの有効利用など、時代を先取りした意欲的なソフトだ。インターネット配信をしているユーザはまだ少ないが、これからの発展が楽しみだ。

サンプル画像 ■ブロードバンド対応テレビ&ビデオ WhiteTV:チューナー付きのパソコンからLAN配信やインターネット配信を利用して、ほかのパソコンからも視聴可能




 GIMP for Windows
作  者 いっちー さん
対応OS Windows XP/Me/2000/98/95/NT
種  別 GPL
作者のホームページ http://hp.vector.co.jp/authors/VA025935/

 ブロードバンド対応テレビ&ビデオ WhiteTV
作  者 micken さん
対応OS Windows Me/2000/98/95/NT
種  別 シェアウェア (3,000円)
作者のホームページ http://www1.odn.ne.jp/whitetv/


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