【徹底解説】VPNは使わないとどうなる?必要はなくて危険性はない!?

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コロナ禍などでリモートワークが進むなど、ネットワーク環境が変化し、企業でも個人でもVPNの必要性がますます高まっています。

一方で、普通にインターネットを通してやり取りしているくらいならVPNを導入するまでの危険性はないのではないか、といった声もあります。

果たして、VPNは必要ないのでしょうか、調べてみました。

VPNを使わないとどうなる?必要ないって本当?

VPNを使わないでインターネットのやり取りをした場合、どんな危険性があるのでしょうか。

また、インターネットでのやり取りくらいでは、そこまで神経質にならなくてもよいのでは、といった声もあります。

どちらが本当なのでしょうか。

VPNを使わなくても危険ではない?

VPNを使わないで、一般的なインターネットのやり取りをする場合、必ずしも危険にさらされているといったことはありません

通常のインターネットのやり取りくらいでは、危険性はそう高くはありません。

しかし、VPNを常時使った方がよい場面もあります。

【シーン別】VPNの接続が必要な場面3選!

では、どういった場面でVPNを使った方がよいのでしょうか。

インターネットのやり取りではさまざまな場面が想定されます。

想定できる場面をいくつかピックアップしてみました。

①機密性の高い情報にアクセスする場合

VPNを使用する場面で、真っ先に想定される場面は、機密性の高い情報にアクセスする場面です。

社外から社内のネットワークに接続し、社外秘の資料などを閲覧・使用するなどの場面があります。

そういった機密性の高い情報にアクセスする場合はVPNを常時接続してやり取りを行うのがよいでしょう。

②フリーWi-Fiや海外のインターネットに接続する場合

次に想定される場面はフリーWi-Fiや海外のインターネットに接続する場面です。

外出先などでフリーWi-Fiに接続することはよくあります。

フリーWi-Fiは誰もが簡単にインターネットにアクセスできますが、同時に他人が自分の情報を簡単に見られてしまいます。

悪意を持った第三者が存在すれば、個人情報を見ることは容易です。

こういった場面では、VPNに接続して使用することをおすすめします。

また、海外のサイトにアクセスしたい、海外のコンテンツを見たいけど、日本からでは閲覧制限がかかって見られない、といったことです。

たとえばアメリカのコンテンツを見たい場合は、アメリカにサーバーを置いてあるVPNを提供する会社と契約すればアメリカのコンテンツを簡単に見られます。

③とにかく安全にインターネットを使いたい場合

3つ目に想定される場面は、とにかく安全にインターネットを使いたい場面です。

ネット上にはプライバシーや、セキュリティーが侵害され、クレジットカード番号や、個人情報が漏えいしてしまった、などといった危険があります。

そういった場面でもVPNを使用することで、安全性を保つことができます。


しっかりとその通信の内容が守られる保証がない状態でない場合に機密性の高いデータをやり取りすることは好ましくありません。
少しでも不安な場合にはインターネット回線を過信せずにVPNを使って安全にデータをやり取りするようにしましょう。

ー 監修者 廣瀬 聡 ー


VPNをオフにした場合のリスクとは?

VPNは常時接続すれば、セキュリティが保たれ安全です。

しかしVPNの接続をオフにした場合、どんなリスクが考えられるのでしょうか。

VPNをオフにした場合のリスクについて説明します。

①安全性が保てず個人情報が漏洩する

VPNをオフにした場合、情報が暗号化されず、セキュリティの危険が高まります。

個人情報を収集されたり、利用を追跡されることも。

最悪、パスワードやクレジットカード番号などの個人情報が漏えいすることもあります。

②海外で動画サイトが見れない

VPNをオフにした場合、海外から日本、日本から海外へは閲覧制限がかかっているため動画サイトを閲覧できません。

しかし、VPNを使えば閲覧制限を回避できます。

海外の動画サイトを見たい場合は、見たい国にサーバーを設置しているVPN提供会社と契約し、そのサーバーを通して閲覧ができます。


VPNをオフにすることで閲覧制限がかかるだけであればまだ誰にも迷惑がかかっていませんが、VPNを使わなかったことで機密データが漏洩したとするならば企業にとっては大ダメージとなるでしょうし、個人としてもクレジットカードの番号やIDやパスワードなどが盗用されたりと、個人とは言え大きな痛手となります。

十分に考えてVPNを必要な時に使うようにすると良いでしょう。

ー 監修者 廣瀬 聡 ー


VPNサービスのメリット・デメリットを紹介!

VPNサービス利用する際には、メリットとデメリットがあります。

事前に把握をしておけばVPNサービスをより快適に使用できます。

では、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット①セキュリティが強化される

VPNサービス利用のメリットは、何といってもセキュリティが強化されることです。

VPNは通信データを暗号化するので、安心して通信が行えます。

万が一データが流出しても暗号化されているので解読は困難です。

個人情報などの漏えいを心配することなく、インターネット通信が行えます。

メリット②閲覧制限を回避できる

海外のコンテンツを見るためにアクセスをすると、閲覧が制限されることがあります。

では、海外から日本、日本から海外のサイトを楽しみたい場合、どのようにすれば閲覧制限を回避できるのでしょうか。

そういったケースでも、VPNを使用していれば閲覧制限の回避が可能になります。

それは、コンテンツを見たい国にサーバーを設置しているVPNサービス提供会社のサービスを使えば、閲覧制限を回避でき、見たいコンテンツを自由に楽しめます。

メリット③モバイル端末でも気軽に使える

VPNサービスはパソコンもちろん、モバイル端末からも気軽に利用できます。

VPNアプリをモバイル端末にダウンロードするだけです。

モバイル端末でVPNサービスを利用すれば、場所や環境にしばられることなく、より自由にセキュアなインターネット通信が楽しめます。

デメリット①回線速度が低下する可能性がある

VPNサービスのデメリットの一つは回線速度が低下する可能性があることです。

VPNサービスでは、データを暗号化したり、データを追跡されないようにするため複数のサーバーを経由したりもします。

複数のサーバーを経由することで通信経路が長くなることや、データを暗号化する処理を行うことなどで、回線速度が遅くなることがあるのです。

デメリット②バッテリーの減りが早くなる

VPNはデータを暗号化するために、暗号化処理が繰り返し行われています。

VPNを使用していないときに比べ、暗号処理の作業が繰り返し行われることによりバッテリーの減りが早くなり、その分バッテリー自体の消耗も早くなると思われます。

消耗度は平均して10~15%程度です。


たとえVPNサービスを利用していたからと言って、データが流出した時に暗号化されているから大丈夫、というわけではありません。暗号を解読するまでの時間が膨大であるため、解読できる頃にはそのデータの意味をなさないため安全である、という考えになります。
VPNサービスは常に最新のアプリ、最新のサービスを使う必要があることを忘れないでください。
一方、速度低下やバッテリーの消耗については安全と引き換えのコストになります。
VPNを使う場面をもう一度よく整理して、必要な時にだけ使用するようにしてください。

ー 監修者 廣瀬 聡 ー


VPNでよくある質問3選!

VPNサービスを利用するに当たっては、疑問や質問も出てくると思います。

そもそもVPNはどんなものなのだろうか、とか費用はどれくらいかかるのか、危険性はないのかなど

疑問や質問もさまざまです。

そんな疑問や質問をいくつかピックアップして解説します。

①VPNは一カ月だけ使える?

VPNをまずは試してみたい、といった方に最適なVPNが一カ月だけ使えるVPNサービスがあります。

それがMillenVPNです。

30日間返金保証サービスが付いているので、サービスの使い勝手などを試してから契約ができます。

アプリをダウンロードするだけなので、手軽にVPNが始められます。

②ipv6を使わなくてもいい?

近年の流れからipv6を使う潮流が起きていると言われています。

さらに、ipv4のみの場合、VPNに徐々に対応しなくなることが予想されます。

こういったことから、ipv6を使った方がよいでしょう。

③無料VPNは使える?

実は、無料で使えるVPNサービスはいくつか存在しています。

無料で使えるVPNサービスをいくつか紹介します。


Atlas VPN  1カ月で10GBまで無料で利用可能
VPN Gate  筑波大学で提供
ProtonVPN データ容量とデータ期間の制限がない
TunnelBear 利用できる国が多く、毎月500MBまで利用可能 など


この他にも、無料で利用できるVPNサービスはありますが、一方ではデメリットも。


・データ量に制限がある
・速度が遅い
・広告が表示される
・運営元が不明でデータが悪用される可能性 など


無料で利用できるVPNサービスは魅力的ですが、安全面なども考慮して、有料のVPNサービスを利用することをおすすめします。


VPNを無料でお試しが使える、返金保証がある、などのサービスは事前にVPNを使うとどうなるか、ちゃんと使えるサービスなのか、を判断するために非常に重要です。
無料のVPNについては、VPNのサービスの維持にも一定のコストがかかりますので、なぜ無料で提供できているのか、セキュリティは保たれている状態なのか、をあらかじめ事前に確認してから使用した方が良いでしょう。
IPv6については段々と普及されつつありますが、完全に置き換わること、IPv6しか利用できない可能性については少ないと考えます。
しかしながら、IPv6を使うサービスなどもふえていることから検討してもよいでしょう。

ー 監修者 廣瀬 聡 ー


VPNサービスはメリット・デメリットもよく考えて使いましょう

VPNサービスの利用に関してはメリットもデメリットも存在します。

しかし、インターネット通信をより快適に、よりセキュアに利利用するにはVPNサービスはとても有用なサービスです。

VPNはますます進化するインターネット通信には、今後、必要不可欠な存在になるのではないでしょうか。


廣瀬 聡 - 合同会社ベンチャーバース代表

NTT入社後、地方支店にて法人のSIエンジニアとして業務に従事、その後グループ内転籍により検索サービス・動画サービスのインフラエンジニアを経て、数社のベンチャー企業へ転職し、スタートアップでCTOとして新規サービスの開発や戦略立案・立ち上げなどをおこなった経験を持つ。
現在は合同会社ベンチャーバースの代表としてスタートアップ・ベンチャー企業をビジネス・エンジニアリングの面からサポートを行いながら、エンジニア・スタートアップの情報発信や人材をつなぐ自社サービスの開発を行っている。
合同会社ベンチャーバース https://ventureverse.jp/

「VPNをオフにした場合のリスクとは?」「VPNでよくある質問3選!」②以外を監修しています。