【決定版】安い電気会社・新電力おすすめランキング12選!料金や特徴を徹底比較!

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電気代の高騰の影響で、電気代が少しでも安くなるのであれば新電力会社への乗り換えを検討したいという方も多いことでしょう。

新電力会社といっても様々な会社があり、そしてそれぞれの電力会社ごとに様々なプランがあります。

この記事では、それぞれの電力会社を比較しどういった違いがあるのか、またどういったプランがあるのかをご紹介していきますので、新電力会社に乗り換えを検討されている場合にはぜひ参考にしてみてください。

目次

【編集部厳選】おすすめの安い電気会社・新電力TOP3!

電気販売の自由化に伴い、様々な会社が電力業界に参入しました。

その中でも安い新電力会社TOP3について、基本料金、ガスセット割の有無、対応エリアの観点でまとめましたので、ぜひ比較してみてください。

会社名サイトURL基本料金ガスセット割の有無対応エリア
CDエナジーダイレクト
申し込みサイト          30A:858.00円
40A:1,144.00円
東京都
神奈川県
千葉県
埼玉県
茨城県
栃木県
群馬県
東京ガス
申し込みサイト           20A:572.00円
30A:858.00円
東京都
神奈川県
千葉県
埼玉県
茨城県
栃木県
群馬県
山梨県
静岡県
Looopでんき
申し込みサイト             0円一部離島(沖縄電力エリアの沖縄本島のみ供給)を除く全国
*表内の画像は全て公式サイトより引用しています
*このランキングは、基本料金、従量料金、監修者、当サイトからのアクセス数を元に作成しました

「おすすめの安い電気会社・新電力ランキング12選!料金や特徴を徹底解説!

上記では3つの新電力会社をご紹介しましたが、その他にも様々な新電力会社があります。

ここからは様々な新電力会社の料金や対応エリア、特徴等をご紹介していきますので、どの観点で比較すべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

①CDエナジーダイレクト

画像引用:CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトには、一般家庭向けの「ベーシックでんき」、家族が多く電気使用量が多い方向けの「ファミリーでんき」、一人暮らし向けの「シングルでんき」、オール電化住まい向けの「スマートでんき」など様々なプランが用意されています。

そのため、自分のライフスタイルに合ったプランを選択することができるでしょう。

また、電気とガスのセット割を申し込むと、0.5%の割引を受けることができます。

他にはCDエナジー独自のポイントサービス「カテエネポイント」があり、電気料金の支払いができることに加え、カテエネポイントからdポイントやTポイントなど他社ポイントに交換することも可能です。

基本料金30A:858.00円
40A:1,144.00円
従量料金120kwh:19.78円
121kwh~300kwh:25.29円
301kwh~:27.36円
対応地域東京都
神奈川県
千葉県
埼玉県
茨城県
栃木県
群馬県
セット割ガスとのセット割で0.5%引き
解約金0円

②東京ガス

画像引用:TOKYO GAS

東京ガスはガス会社として有名ですが、電力も提供しており電力契約件数は300万件以上です。

大規模発電所を保有しているため電力供給が安定しています。

加えてガスと電気の両方を東京ガスで新規契約すると、電気の基本料金が1か月分無料になるキャンペーンも実施しており、さらに毎月の電気基本料金と電力量料金から0.5%の割引を受けられます。

対応地域は東京電力エリアに限られますが、解約金や違約金はないため金額シミュレーションを一度してみて、安くなる場合には乗り換えてみるのもひとつでしょう。

基本料金20A:572.00円
30A:858.00円
従量料金120kwh:19.78円
121kwh~300kwh:25.29円
301kwh~:27.36円
対応地域東京都
神奈川県
千葉県
埼玉県
茨城県
栃木県
群馬県
山梨県
静岡県
セット割ガスとのセット割で0.5%引き
解約金0円

③Looopでんき

画像引用:Looopでんき

Looopでんきは、毎月の基本料金が0円であるところが大きな特徴です。

電力量料金は30分ごとに変化する仕組みを導入しており、電力量料金が安い時間帯に電気を使用することで、無理して節電することなく電気代を抑えることができます。

デメリットとしては、冬などの電気使用量が多くなる時期では電気代が高くなってしまうこともあるでしょう。

普段の電気使用量が多くない方や、電気を使用する時間帯を調整できる方にはおすすめです。

基本料金0円
従量料金市場価格と連動
対応地域一部離島(沖縄電力エリアの沖縄本島のみ供給)を除く全国
セット割Looopガスとのセットプランにて、電力量料金単価から1円割引
※東京ガスの都市ガス供給エリアのみ対応
解約金0円

④ENEOSでんき

画像引用:ENEOSでんき

2016年4月に電力供給を開始したENEOSでんきは、全国30か所以上の発電所を持っているため、安定的な電力を供給することが可能です。

電気料金の支払いをENEOSカードで支払うことで、ガソリン・灯油・軽油代が1円/L引きになることに加え、毎月の電気料金から100円割引されるなどの特典もあります。

また、電気料金200につき1ポイントのTポイントが貯まります。

他にもENEOSでんきを2年以上契約すると、「にねんとく2割」というプランが申し込めるようになり、1kwhにつき0.3円の割引が受けられますが、このプランのみ1,100円の解約手数料がかかるため、その点だけ注意が必要です。

基本料金【関東在住の場合】
20A:590.58円
30A:885.87円
従量料金【関東在住の場合】
120kwh:19.97円
120~300kwh:24.63円
300kwh~:26.31円
対応地域東京電力エリア
関西電力エリア
中部電力エリア
東北電力エリア
九州電力エリア
中国電力エリア
北海道電力エリア
四国電力エリア
北陸電力エリア
セット割なし
解約金0円
※「にねんとく2割」の場合1,100円

⑤ソフトバンクおうちでんき

画像引用:ソフトバンク

携帯キャリアとして有名なソフトバンクですが、電力の供給も行っています。

スマホなどの契約回線が1回線ごとに、毎月の通信費が110円引きされ、さらに電力の従料金部分も毎月1%割引されます。

その他には「おうちレスキュー」というサービスがあり、水漏れや配管のつまり、鍵の紛失、ガラスのひび割れや破損といった家でのトラブルに24時間365日対応可能です。

また、お支払いを「PayPayカード ゴールド」で行うと、電気料金の3%分のPayPayポイントが貯まるため、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーの方や普段PayPayを利用される方にはおすすめです。

基本料金【関東在住の場合】
10Aにつき、286.00円
15Aにつき、429.00円
従量料金【関東在住の場合】
120kwh:9.97円
120kwh~300kwh:24.63円
300kwh~:26.31円
対応地域北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
沖縄電力エリア
セット割ガスセット割あり(関東エリア限定)
スマホなど1回線ごと110円/月割引。
解約金550円

⑥auでんき

画像引用:auでんき

auでんきは、携帯キャリアで有名なKDDI株式会社が運営しており、電気料金に応じてPontaポイントが貯まるところが特徴です。

また電気料金の支払いをau PAYカードで支払うことで、100円ごとに3PのPontaポイントが貯まり、たまったポイントはau PAYカードの請求額に対する支払いでも利用できます。

スマホの回線がauかUQ mobileを使用している方はそれぞれセット割引もあるため、auユーザー、UQ mobileユーザー、Pontaポイントを貯めたい方におすすめです。

基本料金【東京在住の場合】
20A:536.80円
30Aにつき、805.20円
従量料金【東京在住の場合】
120kwh:27.27円
120kwh~300kwh:33.27円
300kwh~:36.99円
対応地域北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
北陸電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州電力エリア
セット割スマホや携帯の回線がau、もしくはUQ mobileの場合はそれぞれセット割引あり
解約金0円

⑦シン・エナジー

画像引用:シン・エナジー

シン・エナジーは北海道を除く地域で対応している電力会社です。

初期費用や解約金はかからないため、気軽に乗り換えることが可能で、30Aから契約ができます。

「きほんプラン」や「昼生活フィットプラン」、「夜生活フィットプラン」など様々なプランがあるため、自分のライフスタイルに合ったプランを見つけることができるでしょう。

基本料金【関東在住の場合】
30A:768.34円
40A:1024.45円
従量料金120kwh:19.67円
121kwh~300kwh:24.78円
301kwh:27.71円
対応地域東北
関東
北陸
中部
関西
中国
四国
九州
沖縄
セット割なし
解約金0円

⑧ONEでんき

画像引用:ONEでんき

ONEでんきは基本料金が0円なところが特徴として挙げられ、使用した電気量分の支払いとなります。

また初期費用や解約金がかからず、加えて手続きは最短5分で完了し、設置工事や立ち合いも不要のため、気軽に乗り換えることが可能です。

一度金額シミュレーションを行い、乗り換えるかどうかについて検討してみても良いでしょう。

基本料金0円
従量料金【東京在住の場合】
26.40円
対応地域北海道
東北
東京
中部
北陸
関西
中国
四国
九州
セット割なし
解約金0円

⑨TERASELでんき

画像引用:TERASELでんき

TERASELでんきには、電気使用量が少ない単身~2人向けの「TERASELでんきプラン」と、電気使用量が多い家族向けの「超TERASELでんきプラン」があります。

どちらのプランも20Aから契約可能です。

東京電力の従量電灯Bと料金を比較すると、TERASELでんきのほうが基本料金・従量料金が安く設定されているため、場合によっては今よりも電気料金が安くなる可能性が大いにあります。

基本料金20A:549.12円
30A:823.68円
従量料金120kwh:19.08円
121kwh~300kwh:25.42円
301kwh~:29.34円
対応地域北海道
東北
東京
中部
北陸
関西
中国
四国
九州
セット割なし
解約金0円

⑩楽天電気

画像引用:Rakuten Energy

「楽天でんき」は、楽天グループが運営している電力会社で、基本料金が0円であるところが特徴です。

また、電気代200円につき3ポイント、電気とガスセットで契約すると200円につき4ポイント付与されるため、普段から楽天経済圏を利用されている方にはおすすめです。

加えてガスとセットで申し込むと、初回特典として5,916ポイントをもらえるキャンペーンも実施しています。

解約金等も発生せず、契約年数の縛りもないため気軽に乗り換えられるところも特徴です。

ただ、支払いはクレジットカードのみとなっており、引っ越しと同時に楽天でんきを契約することはできないというデメリットがあるためその点には注意が必要です。

基本料金0円
従量料金一律で設定されており、地域によって異なる。
【東京在住の場合】41.55円
対応エリア北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
北陸電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州電力エリア
沖縄電力エリア
セット割楽天ガスとセットで申し込むことで、100円につき1ポイント貯まる
解約金0円

⑪HTBエナジー

画像引用:HTBエナジー

HTBエナジーは、電気の調達費や設備費などのコストを抑えているため、他社よりもお得な料金設定になっています。

また、東京・中部・関西エリア限定にはなりますが、電気とガスのセットで契約することで月に102円、年間にすると1,224円ほどお得になります。

さらに、セゾンカードの申し込みと電気代支払い設定をすることで、最大5,000円のキャッシュバックキャンペーンもやっているので、気になる方は一度詳細を確認してみましょう。

基本料金【東京在住の場合】
30~60A:一律550円
従量料金28.60円
対応地域北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
北陸電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州電力エリア
セット割ガスとセット割で月102円割引
解約金1年未満の解約の場合、2,200円
1年以上の場合は0円

⑫東急でんき

画像引用:東急パワーサプライ

東急でんきは、東急パワーサプライが運営している新電力サービスです。

東急パワーサプライはガスも運営しており、東急でんきと東急ガスの両方を契約することで、東急線の定期券の料金や東急ストアでの買い物がお得になったり、TOKYU POINTが溜まったりなど、他にも様々なお得サービスが付いてきます。

そのため、東急線沿線にお住まいの方にはおすすめの新電力サービスです。

基本料金30A:858.00円
40A:1,144.00円
従量料金120kwh:31.39円
120kwh~300kwh:31.89円
300kwh~:36.14円
対応地域東京都
神奈川県
千葉県
埼玉県
茨城県
栃木県
群馬県
山梨県
静岡県の一部(富士川以東)*離島を除く
セット割ガスとのセット割あり
解約金0円

⑬J:COMでんき

画像引用:J:COM

J:COMでんきは、J:COMが運営している電気サービスで、「基本メニュー」と「グリーンメニュー」があります。

「基本メニュー」は一般のご家庭や電気使用量が多い方向けで、「グリーンメニュー」は電気を使いながら環境に貢献できるメニューで設定されています。

「グリーンメニュー」は、CO2排出量実質ゼロの電気を使用することができ他社にはない環境を守ることに貢献できるプランです。

電気料金の一部で森林保全も行われています。

基本料金【東京電力エリアの場合】
30A:885.72円
40A:1,180.96円
従量料金【東京電力エリアの場合】
120kwh:30.00円×0.5%割引
120kwh~300kwh:36.60円×1%割引
300kwh~:40.69円×10%割引
対応地域北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
九州電力エリア
セット割ガスとのセット割あり
解約金0円

乗り換えるなら新電力!電気料金を少しでも安くするには?

新電力会社と一言にいっても様々な会社があり、またそれぞれ違ったプランを用意していることがわかりました。

ですが、「そもそも新電力とは何なのか」、「新電力はなぜ安いのか」といった疑問が浮かぶ方もいるかと思います。

ここではそういった疑問にお答えしていきます。

新電力とは?

新電力とは、東京電力など、その地域の決まった会社以外の電気会社のことで、電気の販売が自由化されたことに伴い、電力業界に新しく参入してきた会社のことを言います。

以前はその地域の決まった電力会社と契約するしかありませんでしたが、電気の販売が自由化されたことにより、大手電力会社以外とも契約することができるようになりました。

電気の販売が自由化された背景には、電力業界が大手企業のみに独占されてしまうと価格競争が行われず電気料金が適切な値段にならない可能性があるためです。

そのため電気料金が適切な値段になるように、電気の販売が自由化されました。

新電力はなぜ安い?

電気の販売が自由化されたことにより、大手電力会社だけではなくガス会社や大手キャリア、石油会社、クレジットカード会社などが参入しました。

電力販売のみならず、すでに別の事業で利益を上げているため電力販売で大きな利益が上がらなかったとしても大きな損とはなりません。

そのため、大手電力会社より料金設定が安くなっていることが多いです。

また、新電力会社は発電や送配電に必要な設備を持っていないため、設備の管理・運営費を削減できることに加え、検針票を紙で発行しないなどコスト削減に力を入れているところも多いです。

その他に、乗り換えた時にお得になるキャンペーンなども実施しています。

【結論】乗り換えるなら新電力がおすすめ!

新電力会社は、電気販売の自由化に伴い新たに電力業界に参入してきた企業であることがわかりました。

また新電力会社は大手電力会社と比較して料金が安く設定されている場合が多く、加えてガスとのセット割やその方のライフスタイルに合ったプラン、乗り換えた際に基本料金1カ月分無料など、新電力会社それぞれお得なサービスが存在します。

そのため、まずは気になった新電力会社の料金や対応エリア、セット割やお得になるキャンペーンなどをやっているか一度確認し、その後金額シミュレーションを行い乗り換えを検討してみるのがおすすめです。

安い電気会社・新電力会社選びの比較ポイント5選!

電力会社といっても様々な会社があることに加え、様々なプランや特典があります。

そのため、どの電力会社のどのプランを選ぶべきか悩まれることもあるでしょう。

電力会社を比較する際どの点に注目して比較すべきかについて、ご紹介していきます。

①自分の契約内容を明細で確認する

自分に合った電力会社を検討するために、まず現在電力会社と契約している内容について検針票や電力会社のマイページを見て確認しましょう。

確認するところは、「契約アンペア数(A)」、「電気の使用量(kwh)」の2点です。

契約アンペア数とは、一度に使える電気の量に関する契約で、一人暮らしの場合にはアンペア数が低くても問題ありませんが、世帯人数が多い場合にはアンペア数は比較的高いほうが良いでしょう。

電気の使用量については、1カ月でどの程度電気を使用しているのかが「電気使用量(kwh)」という表記で記載されています。

電気の使用量によって電気料金の単価が変わるため、電気使用量によってそれぞれ料金が設定されています。

ご自身が1カ月に使用している電気量に合わせて、新電力会社でのプランを検討することがおすすめです。

②現在の使用状況に合った安いプランを比較する

現在の契約内容と1カ月の電気使用量が確認できたら、次は自分のライフスタイルにあった料金プランを選択します。

料金プランは電力会社によってそれぞれ名前が異なりますが、おおまかに分けると「従量電灯プラン」、「料金単価が変わるプラン」、「定額制プラン」の3つに分かれます。

従量電灯プランは、使った電気量分だけ料金を支払うプランで、料金単価は使った電気量によって変わるため一番スタンダードなプランです。

料金単価が変わるプランは、夜間の電気代が安く設定されていることが多く、オール電化を利用されている世帯にオススメなプランです。

定額制プランは、一定量の電気使用量であれば何円とあらかじめ料金が固定されているプランで、毎月の支払額が安定します。

そのため電気使用量が毎月一定の世帯や、電気使用量が多い世帯にはおすすめできるプランです。

③ガスやインターネット回線のセット割の有無を確認する

新電力会社へ乗り換えを検討する際、ガスやインターネット回線とセットで契約することでさらに割引を受けられたり、その他のサービスが受けられることも多いです。

主にガスとのセット割が多いですが、大手キャリアの場合スマホの回線をすでに契約している場合、さらに安くなることもあります。

支払いもまとめてできるようになることもあるため楽になるのもメリットです。

引っ越しを機に新電力会社を変えようと思っている方であれば、ガスやインターネット回線など一緒に契約することもおすすめです。

自分のライフスタイルに合ったセット割があるかも確認してみましょう。

④ 解約金がかからないかチェック

新電力会社に乗り換える場合、「解約金や違約金がかからないか」を必ず確認しましょう。

電力会社を変えたものの結果として以前より電気料金が高くなってしまった、引っ越ししたときは一人暮らしだったので電気使用量が少なかったものの、家族が増えたため電気使用量が増えたといった場合には、電力会社を変えることもあるかと思います。

その場合に備えて、無料で解約可能かを事前に確認しておきましょう。

その他には契約年数の縛りがある場合もありますので、その点もあわせて確認することをおすすめします。

⑤住んでいる地域で安い電力会社を探す

電気料金は住んでいるエリアによって変わってくるため、どの電力会社と契約すると安くなるかについてはどの地域に住んでいるかで変わってきます。

検討していた新電力会社は自分の住んでいるエリアに対応していなかったという場合もあります。

そのため、住んでいるエリアに対応している電力会社から、どの会社のどのプランであれば電気料金が安くなるか検討したほうが良いでしょう。

【エリア別】乗り換えるならここ!おすすめの安い電気会社・新電力会社ランキング

ここまで様々な電力会社をご紹介していきましたが、どのエリアに住んでいるかによっておすすめの電力会社は変わってきます。

ここでは、北海道・関東・関西・東北・中部・北陸・中国・四国・九州・沖縄エリアごとにおすすめの電力会社をランキング方式でご紹介していきます。

ご自身がお住まいのエリアはもちろん、他のエリアではどの電力会社がおすすめなのかぜひ確認してみてください。

「北海道エリア」(1位Looopでんき、2位ONEでんき)

北海道エリアにお住いの方におすすめできる電力会社は、「Looopでんき」と「ONEでんき」です。

一人暮らしや世帯人数が少ない場合には、基本料金が安い電力会社を選ぶと良いでしょう。

世帯人数が多い場合には契約アンペア数50~60Aでの契約をおすすめします。

1位:Looopでんき

画像引用:Looopでんき

北海道エリアでおすすめできる電力会1位は、「Looopでんき」です。

30分ごとに料金が変わる、市場価格と連動する仕組みが特徴となっており、電気代が安い時に電気を使用することで、節電を無理することなく電気代を抑えることができます。

デメリットとしては、市場価格と連動するため電気代が高い時に電気を使用すると電気代が高くなってしまう恐れがあるところです。

しかし契約期間の縛りや解約金がないため、まずはお試しで乗り換えることもできます。

2位:ONEでんき

画像引用:ONEでんき

ONEでんきは、沖縄以外の地域に対応している電力会社で、基本料金が0円であり従量料金が一定であるところが大きなポイントです。

従量料金が一定なので、電気使用量が多いほど電気料金がお得になります。

ONEでんきも解約金がないため、気になった方はまずお試しで乗り換えてみることもおすすめです。

「関東エリア」(1位CDエナジーダイレクト、2位東京ガス)

関東エリアにお住いの方でおすすめできる電力会社は、「CDエナジーダイレクト」と「東京ガス」です。

世帯人数が4人以上の場合電気使用量が多くなるため、従量料金が300kwh以上の料金が安い電力会社を選ぶと電気代を安く抑えられる可能性が高くなります。

普段どの程度電気を使用しているのか、あらかじめ確認しておきましょう。

1位:CDエナジーダイレクト

画像引用:CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトは、様々なライフスタイルに合わせたプランがあるため、その方に合ったプランを見つけられるでしょう。

また、CDエナジーダイレクト独自のポイントがあることに加え、Tポイントやdポイントなどの他社ポイントにも交換できます。

普段からポイントを貯めることを意識している方にとってはおすすめできる電力会社です。

2位:東京ガス

画像引用:TOKYO GAS

東京ガスは、独自の大規模発電所を保有しているため一定の電力を常に供給することが可能です。

またガスとのセット割もあり、毎月の電気基本料金と電力量料金から0.5%の割引を受けられます。

そのため、すでに東京ガスとガス契約をされている方にはおすすめです。

また、もし乗り換えた後に電気代が高くなってしまったという場合にも解約金がないため、乗り換えやすい電力会社と言えます。

「関西エリア」(1位関西電力、2位ONEでんき)

関西エリアにお住まいの方でおすすめの電力会社は、「関西電力」と「ONEでんき」です。

120kwh、300kwhのラインで従量料金が切り替わるため、現在の電気使用量に応じて電力会社やプランを選択するようにしましょう。

世帯人数が多い場合には、300kwh以上の従量料金が安い電力会社を選ぶことをおすすめします。

1位:関西電力

画像引用:関西電力

関西エリアで電気料金が安い電力会社は、「関西電力」です。

その理由として、原油価格や天然ガス価格などから算出される平均燃料価格により毎月変動する「燃料費調整額」というものの上限が関西電力にはあります。

そのため、燃料費調整額がない他の新電力会社と比較して安くなっています。

2位:ONEでんき

画像引用:ONEでんき

関西エリアでおすすめできる電力会社の第2位は、北海道エリアでもご紹介した「ONEでんき」です。

基本料金が0円で従量料金が一定の値段で設定されているため、電気使用量に応じて電気代が高くなることはありません。

そのため、電気使用量が多い世帯ほどおすすめできる電力会社です。

解約金等もないため、気になった方は一度金額シミュレーションを行い、お試しで乗り換えてみることをおすすめします。

「東北エリア」(1位CDエナジーダイレクト、2位東京ガス)

東北エリアにお住まいの方でおすすめできる電力会社は、「Looopでんき」と「ONEでんき」です。

世帯人数が2人以上の場合には、200kwh以上の電気使用量となることが多いため、200kwhの電気使用量だった場合に電気代が安くなる電力会社を選択しましょう。

金額シミュレーションが行える電力会社も多いため、いくつかの電力会社にて金額シミュレーションをすることもおすすめです。

1位:Looopでんき

画像引用:Looopでんき

東北エリアにお住まいの方におすすめの電力会社1位は、北海道エリアでもご紹介した「Looopでんき」です。

基本料金は0円で、従量料金は市場連動型となっているため、時間帯によって料金が変動します。

そのためどの時間帯にどれだけの電気を使用するかで料金が変動します。

電気代がピークの時に電気をたくさん使用すると電気代が高くなる恐れもありますが、逆に電気代が安い時間帯に利用するように意識することで電気代を大幅に抑えられる可能性が高まります。

2位:ONEでんき

画像引用:ONEでんき

東北エリアにお住まいの方におすすめの電力会社2位は、北海道・関西エリアですでにご紹介している「ONEでんき」です。

Looopでんきと同じくONEでんきも基本料金が0円で、従量料金が一定の値段で設定されているため、電気を使えば使うほどお得になります。

解約金等もないため、一度金額シミュレーションを行い、今支払っている電気代より安くなる見込みがある場合にはお試しで乗り換えてみるのもひとつでしょう。

「中部エリア」(1位中部電力、2位Looopでんき)

中部エリアにお住まいの方でおすすめできる電力会社は、「中部電力」と「Looopでんき」です。

世帯人数が4人以上の場合には、アンペア数は50~60A、従量料金は300kwhで安くなる電力会社に乗り換えることをおすすめします。

おすすめの電力会社について、それぞれ見ていきましょう。

1位:中部電力

画像引用:中部電力

中部エリアにお住まいの方におすすめの電力会社1位は、「中部電力」です。

関西電力同様、原油価格や天然ガス価格などから算出される平均燃料価格により毎月変動する「燃料費調整額」というものの上限が中部電力にはあります。

そのため、燃料費調整額がない他の会社と比較すると安くなっています。

2位:Looopでんき

画像引用:Looopでんき

中部エリアにお住まいの方におすすめの電力会社2位は、北海道エリアと東北エリアでもご紹介した「Looopでんき」です。

電気料金は市場連動型を採用しているため、電気料金が高い時に電気を使用してしまうと電気料金が高くなってしまうことがありますが、逆に電気料金が安い時に電気を使用するように意識すると無理なく電気代を節約することができます。

解約金等もかからないため、気になる方は一度料金シミュレーションをしてみても良いでしょう。

「北陸エリア」(1位Looopでんき、2位ONEでんき)

北陸エリアにお住まいの方におすすめできる電力会社は、「Looopでんき」と「ONEでんき」です。

一人暮らしや世帯人数が少ない場合は基本料金が安い電力会社を、世帯人数が4人以上などと人数が多い場合には、300kwh以上の従量料金が安い電力会社に乗り換えましょう。

おすすめの電力会社について、それぞれ見ていきましょう。

1位:Looopでんき

画像引用:Looopでんき

北陸エリアにお住まいの方でおすすめの電力会社1位は、他のエリアでも多数ご紹介した「Looopでんき」です。

電気料金は市場連動型を採用しており、電気料金は30分ごとに変動します。

節電するとなると使用する電気量を減らす必要がありますが、なかなか普段の生活で大幅に節電することは難しいでしょう。

市場連動型のメリットを生かして、電気料金がピークではない安い時間帯に電気を使用することで、無理なく節約することができます。

2位:ONEでんき

画像引用:ONEでんき

北陸エリアにお住まいの方でおすすめの電力会社2位は、他のエリアでも多数ご紹介した「ONEでんき」です。

基本料金が0円で従量料金が一定に設定されているため、電気の使用量が多い世帯ほどお得になります。

北陸電力エリアの場合、従量料金は25.50円です。

解約金等もないため一度金額シミュレーションを行い、お試しで乗り換えてみるのも選択肢のひとつでしょう。

「中国エリア」(1位Looopでんき、2位ONEでんき)

中国エリアにお住まいの方におすすめできる電力会社は、「Looopでんき」と「ONEでんき」です。

世帯人数が多い場合には、従量料金が安く設定されている電力会社に乗り換えると電気代を安くできる可能性が高くなります。

まずは現在使用している電気使用量を確認し、金額シミュレーションを行うことをおすすめします。

1位:Looopでんき

画像引用:Looopでんき

中国エリアにお住まいの方でおすすめの電力会社1位は、すでに他のエリアでも多数ご紹介している「Looopでんき」です。

基本料金と解約金が0円であり、契約期限の縛りもないため、気軽に乗り換えやすいところが特徴です。

電気料金は市場連動型を導入しているため、電気の使用時間をピーク時ではなく電気代の安い時間帯に変更可能な世帯にとっては非常にお得になる可能性があります。

2位:ONEでんき

画像引用:ONEでんき

中国エリアでお住まいの方でおすすめの電力会社2位は、こちらも他のエリアで多数ご紹介している「ONEでんき」です。

電気を使っていなかったとしても発生する基本料金の無駄を省くために、基本料金を0円に、なおかつ従量料金が一定の値段に設定されているため、日頃から電気使用量が多い世帯にとっては電気を使えば使うほどお得になります。

ちなみに中国電力エリアの従量料金は、「26.50円」に設定されています。

解約金等もないため、一度金額シミュレーションを行いどの程度安くなるか検討してみるのも選択肢のひとつでしょう。

「四国エリア」(1位Looopでんき、2位ONEでんき)

四国エリアにお住まいの方におすすめできる電力会社は、「Looopでんき」と「ONEでんき」です。

世帯人数が少ない場合は基本料金が安い電力会社を、世帯人数が4人以上の場合には従量料金が安く設定されている電力会社への乗り換えをおすすめします。

おすすめの電力会社について、それぞれ見ていきましょう。

1位:Looopでんき

画像引用:Looopでんき

四国エリアにお住まいの方におすすめの電力会社1位は、多数のエリアですでにご紹介している「Looopでんき」です。

Looopでんきに切り替えたとしても電力供給が不安定になることはなく、今まで通り電気を使用することが可能です。

電力市場では、電気があまり使われていない時間帯には再生可能エネルギーが余っていることにより、電気代がピーク時よりも安くなっていることがあります。

その時間帯にあえて電気を使用することで、他の電力会社と契約している時よりも安く電気代を抑えられる可能性が高まるでしょう。

2位:ONEでんき

画像引用:ONEでんき

四国エリアにお住まいの方におすすめの電力会社第2位は、他のエリアでも多数紹介している「ONEでんき」です。

基本料金が0円かつ従量料金が一定のため、電気を使用すればするほどお得になります。

補足すると四国電力エリアの従量料金は、「26.90円」に設定されています。

解約金等もないため、一度自分が住んでいるエリアで料金シミュレーションを行い、他社との料金の差を比較してみるのも選択肢のひとつでしょう。

「九州エリア」(1位九州電力、2位Looopでんき)

九州エリアにお住まいの方におすすめできる電力会社は、「九州電力」と「Looopでんき」です。

世帯人数がどのくらいか、毎月の電気使用量はどのくらいかによっておすすめの電力会社やプランも変わってきます。

そのため乗り換えを検討されている場合には、毎月どのくらいの電気使用量なのかを事前に確認しておきましょう。

1位:九州電力

画像引用:九州電力

九州エリアにお住まいの方におすすめの電力会社1位は、「九州電力」です。

関西電力、中部電力同様、原油価格や天然ガス価格などから算出される平均燃料価格により毎月変動する「燃料費調整額」というものの上限が、九州電力にはあります。

そのため燃料費調整額の上限がない他社と比較すると、料金は安くなります。

もしこれから九州電力を検討される方は、従量電灯Bへの乗り換えがおすすめです。

2位:Looopでんき

画像引用:Looopでんき

九州エリアにお住まいの方におすすめの電力会社2位は、他のエリアでも多数紹介している「Looopでんき」です。

基本料金は0円で、従量料金は市場連動型となっているため、電気代が高いピーク時を避けて電気を使用することができる方にはおすすめです。

解約金等もないため、一度料金シミュレーションを行い今支払っている電気料金を比較してみるのも良いでしょう。

「沖縄エリア」(1位Looopでんき、2位楽天でんき)

沖縄エリアにお住まいの方におすすめできる電力会社は、「Looopでんき」と「楽天でんき」です。

他のエリアと比較すると、沖縄エリアに対応している電力会社は少ない傾向にあるため、ある種検討しやすいかもしれません。

おすすめの電力会社について、それぞれ見ていきましょう。

1位:Looopでんき

画像引用:Looopでんき

沖縄エリアにお住まいの方におすすめの電力会社は、他のエリアでも多数紹介している「Looopでんき」です。

沖縄エリアに電力を供給している新電力会社はさほど多くはありませんが、Looopでんきは沖縄電力エリアの沖縄本島にのみ電力供給を行っています。

電気の使用時間を電気料金が安い時間帯に移せる方である場合、現在支払っている電気料金より安くなる可能性が高いでしょう。

解約金等もないため、一度料金シミュレーションを行い現在支払っている電気料金と比較してみることをおすすめします。

2位:楽天でんき

画像引用:Rakuten Energy

沖縄エリアにお住まいの方におすすめの電力会社は、楽天グループが運営している「楽天でんき」です。

電気代200円ごとに3ポイントの楽天ポイントが貯まるのが特徴のため、普段から楽天経済圏を利用されている方にはおすすめです。

また基本料金は0円で、なおかつ従量料金が一定の値段に設定されています。

ただし、支払いがクレジットカードのみ、引っ越しと同時に楽天でんきの契約はできないというデメリットがあります。

解約金は0円のため、お試しで切り替えてみるのも選択肢のひとつでしょう。

電気会社・新電力会社についてよくある質問5選!

新電力会社に乗り換えを検討している場合、

  • 乗り換えに必要な手続きは何?
  • 乗り換えたことがきっかけで電気の質が落ちるのでは?
  • 賃貸住宅でも乗り換えはできる?

など様々な疑問が浮かぶこともあるでしょう。

あまり電力会社を変更する機会はそう多くはないため、様々な疑問を抱くことも多いかと思います。

ここではそういった疑問にお答えしていきます。

①乗り換え時に必要なもの・手続きは?

乗り換え時に必要な手続きとしては、新電力会社へ契約の申し込み手続きが必要となります。

申し込みの際には、

  • 供給地点特定番号
  • 契約者氏名
  • 現在契約している電力会社
  • 現在契約している電力会社のお客様番号
  • 切り替え希望日
  • 電気料金の支払い方法

の6つの情報が必要となりますので、事前に確認しておきましょう。

②電力会社を変えると電気の質が落ちるなどのデメリットはある?

電力会社を変えたとしても、今まで使用していた地域電力会社の送配電設備を使用し続けるため、電気の質が落ちるといったことはありません。

ですので、電力会社を変えたからといって停電しやすくなるといったこともありません。

電気の質は今までと変わらないため、乗り換えを検討されている方は安心して新電力会社に乗り換えましょう。

③賃貸住宅でも電力会社を乗り換えることはできる?

マンションやアパートなどの共同住宅にお住まいの場合でも、電力会社を乗り換えることは可能なことに加え、切り替え工事も不要です。

ただし「高圧一括受電契約」という、住んでいるマンション全体で契約している場合には乗り換えることができないため、その場合は管理会社に一度相談してみましょう。

判断方法としては、請求書が電力会社から発行されているものであれば高圧一括受電契約ではありませんので、自由に電力会社を変更することができます。

④再生可能エネルギー発電促進賦課金とは?

再生可能エネルギー初枝伝促進賦課金とは、国が行っている制度の一つで、再生可能エネルギーの買い取りにかかる費用の一部を私たち消費者が一部負担するシステムのことです。

再生可能エネルギー発電促進賦課金は、毎月の電気料金に上乗せされて請求されます。

値段については、どの電力会社であっても一定の料金で設定されており、1カ月の電気使用量によって請求される額が決定します。

⑤基本料金0円の電力会社はどこ?

今まで様々な電力会社をご紹介しましたが、基本料金0円のプランを設定しているのは「Looopでんき」、「楽天でんき」、「ソフトバンクでんき(自然でんきプラン)」などがあります。

電力会社と契約する際には、一般的には契約アンペア数に応じて基本料金が変わります。

基本料金が0円の場合、「従量料金×電気使用量」が電気料金を占めるうちの大部分となるため、非常にわかりやすいです。

様々なプランがありどのプランにすべきか迷ってしまう場合には、シンプルでわかりやすい基本料金が0円になっているプランを選ぶのもひとつでしょう。

安い電力会社のランキングについて

ここまで安い電力会社についてのランキングと、エリア別でおすすめの電力会社についてご紹介させていただきました。

新電力会社といっても様々な会社があり、またそれぞれの電力会社に様々なプランがあるため、どのプランにするべきか悩んでしまった方もいるかと思います。

そういう場合には、まず自分の住んでいるエリアに対応している電力会社を探し、その後自分ライフスタイルにあったプランがあるか、自分にとって譲れない条件を満たしている電力会社はどこかといった視点で探すと、自分に合った電力会社を見つけやすいでしょう。

新電力会社への乗り換えを検討されている場合には、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

【徹底比較】おすすめの安い電気会社・新電力12選!