【決定版】一人暮らしにおすすめの電気会社・新電力会社ランキング10選！ガスとセットで安くなる？

一人暮らしを検討している場合、どの電力会社にすべきか迷ってしまうことはありませんか？

現在、新電力会社が増えていることもあるため、なおさら悩んでしまうことでしょう。

この記事では様々な電力会社を比較し、一人暮らしの方向けの電力会社を紹介していきます。

【徹底比較】一人暮らしにおすすめの安い電力会社ランキング10選 !

一人暮らしの方におすすめできる、安い電力会社は以下の10選です。

基本料金、ガスセット割の有無、対応エリアを比較しました。

電力会社の乗り換えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

会社名	サイトURL	基本料金	ガスセット割有無	対応エリア
Looopでんき	申込サイト	0円	〇	全国（離島を除く）
東京ガス	申込サイト	858円～	〇	東京電力エリア
CDエナジーダイレクト	申込サイト	286円～	〇	関東・山梨県・静岡県の富士川以東のみ
ENEOSでんき	申込サイト	295.29円～	×	北海道・東北・関東・中部・北陸・関西・中国・四国・九州
ソフトバンクおうちでんき	申込サイト	286円～	〇	九州・北陸地方以外
auでんき	申込サイト	286円～	〇	全国 （離島を除く）
シン・エナジー	申込サイト	768.34円～	×	北海道以外
ONEでんき	申込サイト	0円	×	北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州
TERASELでんき	申込サイト	549.12円～	×	北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州
楽天でんき	申込サイト	0円	〇	北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄

このランキングは、基本料金、従量料金、監修者、当サイトからのアクセス数を元に作成しました。

①Looopでんき

画像引用：Looopでんき

Looopでんきは基本料金が0円であるところが大きなポイントです。

また、電力量料金の項目に含まれる「電源料金」が、JPEX（日本卸電力取引所）の市場価格と連動しているため、市場価格が下がれば電気代も安くなる可能性があります。

ホームページやアプリにある「でんき予報」のページで、30分ごとの電力量料金単価が表示されています。

単価が高くなる時間帯になると注意報が出たり、昨日・今日・明日の時間帯ごとの単価の変動傾向を教えてくれるため、電気代が高い時間帯には使用を控えるなど電気代の節約に繋がります。

あまり電気使用量が多くない方や、仕事の関係で家にあまりいない一人暮らしの方にはおすすめです。

加えてガスとのセット割引もあり、電力料金が2％安くなります。

解約手数料や契約制限もないため、気軽に乗り換えやすいところもポイントのひとつです。

②東京ガス

画像引用：TOKYO GAS

東京ガスは対応エリアが関東圏のみとなっていますが、ガスとセットで契約することで毎月の電気基本料金と電力量料金の合計額が0.5％割引されます。

また、自社で発電しているため電力供給が一定であるところもおすすめです。

引っ越しの際にガスと電気まとめて契約できるため、手続きが複雑になりません。

新規で契約すると1カ月分の電気代が無料になるキャンペーンなども実施しているので、おすすめです。

③CDエナジーダイレクト

画像引用：CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトには、一般家庭向けの「ベーシックでんき」、5人以上の家庭向けの「ファミリーでんき」、一人暮らしの方向けの「シングルでんき」、楽天ポイントやdポイントを使用する方向けの「ポイントでんき」の4つのプランが用意されています。

その中でも「シングルでんき」では、電気使用量が毎月150kwh以下となっており、電気使用量の少ない一人暮らしの方向けのプランです。

申し込みはWebにて24時間受け付けており、5分程度で完了します。

他にはガスとのセット割もあり0.5％の割引を受けられるため、自分のライフスタイルと掛け合わせた上で金額のシミュレーションをしてみるのもひとつでしょう。

④ENEOSでんき

画像引用：ENEOSでんき

ENEOSでんきは、料金プランは地域によって異なっているため、自分が住んでいる地域の料金プランを確認してみましょう。

また、料金の支払いをENEOSカードやシナジーカードで行うと、電気料金から100円割引されることに加え、ガソリン・軽油代も最大7円/Lほど割引されます。

その他に、2年間継続して申し込むことで割引される「にねんとくとく割」などのキャンペーンもやっているので、一度詳細を確認してみるのもひとつでしょう。

⑤ソフトバンクおうちでんき

画像引用：ソフトバンクおうちでんき

ソフトバンクおうちでんきは、ソフトバンクグループが運営している新電力です。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは「おうち割でんきセット」が適用され、スマホや携帯など1回線につき毎月110円の割引が受けられ、加えて電力会社の従量料金部分も毎月１％割引されます。

また24時間365日で、水漏れや鍵の紛失、ガラスのひび割れなどの家でのトラブルに駆けつけてくれるサービスもあるため安心です。

新規加入で初月の電気代が0円になるキャンペーンもありますが、解約金として550円かかってしまうため、契約を考えている方はこの点のみ注意する必要があるでしょう。

⑥auでんき

画像引用：auでんき

auでんきはKDDI株式会社が運営している新電力サービスで、電気利用料金に応じてPontaポイントが還元されるところがおすすめポイントのひとつです。

また、auでんきの電気料金をau PAYカードで支払うと100円ごとに1P、au PAYゴールドカードで支払うと100円ごとに3PのPontaポイントが還元されます。

加えてauでんきアプリを使用すると30分ごとの電気料金や月1回の検針票を確認することができるため、どのくらい電気を使っているかをリアルタイムで確認することが可能です。

その他には、スマホや携帯の回線がauの方は、セットで契約すると110円の割引を受けられます。

⑦シン・エナジー

画像引用：シン・エナジー

シン・エナジーは、北海道を除く全国に展開している新電力サービスです。

契約アンペアは30Ａからとなっており、基本料金は30Ａで768.34円と他社の基本料金より100円ほど安く設定されています。

また、22～8時の電気代が安くなる「夜生活フィットプラン」や、9～18時の電気代が安くなる「昼生活フィットプラン」が用意されているため、自分の生活スタイルに合わせてプランを選択できるでしょう。

⑧ONEでんき

画像引用：ONEでんき

ONEでんきは、沖縄電力エリアと一部離島を除く日本全国で利用可能で、基本料金0円で使った分だけ電気料金を支払う点がポイントとなっています。

解約手数料は0円のため、一度乗り換えてみて特段お得さを感じられなかった場合には以前使っていた電力会社に変更することも可能ですので、気になる方は一度ご利用してみるのも良いかもしれません。

⑨TERASELでんき

画像引用：伊藤忠エネクス株式会社

TERASELでんきは伊藤忠エネクスグループが運営する新電力会社で、沖縄を除く日本全国で契約が可能です。

20Aから契約が可能なため、電気使用量が少ない一人暮らしの方に向いています。

東京電力の従量電灯Bと比較すると、基本料金・従量料金が安く設定されているため、よりお得になる可能性が高いでしょう。

⑩楽天電気

画像引用：Rakuten Energy

楽天でんきは、楽天グループが運営している新電力サービスです。

メリットとしては基本料金は0円であること、また電気料金200円につき1ポイント貯まり、さらに楽天クレジットカード支払いにすることで100円ごとに1ポイント貯まる点です。

また手数料・解約金が0円であり、契約年数の縛りもないため気軽に乗り換えができます。

ただし、支払いはクレジットカードに限定されており、引っ越しと同時に楽天でんきを使用できないというデメリットもあるので、その点は注意しましょう。

一人暮らしにおすすめの安い電力会社選びの比較ポイント5選！

新電力会社といっても多種多様で、様々な会社とサービスがあります。

そのため実際どの観点から比較すればいいか、迷ってしまうこともあるでしょう。

ここからは新電力会社を検討する上で、どのポイントを比較すべきかご紹介していきます。

①基本料金・従量料金・契約アンペア数は要チェック

契約しているアンペア数に応じて、基本料金も変わってきます。

電力会社によってはアンペア数決めて契約する場合もあるため、電力会社を検討する際には事前に基本料金やアンペア数を確認しておきましょう。

アンペア数の目安としては、一人暮らしや使用電力量の少ない方は30A、世帯が3人以上や電力量が多い方は40～60Aです。

一人暮らしだと使う家電が少ないため、アンペア数が低くてもブレーカーが落ちる可能性は低いでしょう。

しかし、世帯人数が多い場合は同時に家電を使う機会が増えるため、契約アンペア数が低いとブレーカーが落ちる危険性が高まります。

一人暮らしの場合、電力会社を選ぶ際には以下の3点に気を付けましょう。

基本料金0円には注意が必要

40A以上・300kwh以上使う世帯にはお得になる場合が多いですが、電気使用量が少ない場合には従量料金が高く設定されていることがあります。

そのため、電気使用量が少ない一人暮らしにはあまり向いていません。

セットで安くなるプランを設けている電力会社を選ぶ

一人暮らしの場合、電力使用量が少ないため他の電力会社に乗り換えたとしても節約できる額はさほど多くはない場合があります。

そのため、ガスやスマホの回線などとセットで契約することで安くなるプランがある電力会社を検討するのもひとつでしょう。

従量料金が第一段階から安くなっている電力会社を選ぶ

電力会社によっては第2段階、第3段階から従量料金が安くなる場合がありますが、電気使用量が少ない一人暮らしの場合あまり向いていません。

そのため、第1段階から安くなっている電力会社を検討してみましょう。

②ガスセット割で安くなる可能性も！

電気会社によっては、電気とセットで他のサービスも一緒に申し込むことで電気料金が割引される「セット割」というプランを設けている場合があります。

セット割の中でも多いのが、「ガス」と一緒に契約するプランです。

東京ガスやソフトバンクのおうちでんき、CDエナジーダイレクトはガスセット割のプランを用意しています。

電気代とガス代をまとめて支払うことも場合によっては可能です。

セット割でどのくらい安くなるかという視点も、電力会社を選ぶ上で大事になってくるでしょう。

③安くしたいなら新電力会社への乗り換えがおすすめ

新電力会社とは、2016年以降の電力自由化に伴い、電気販売事業に参入した電気事業者のことを指します。

電力自由化は、これまで大手地域電力会社10社で独占されていた電力販売が法律の改正により、全面自由化されました。

これにより、色々な企業が電力販売事業に参入できるようになり、消費者が契約する電気会社を選べるようになったのです。

特に、新電力会社は、人件費の削減、紙の検針票を発行していないなど、コスト削減に取り組んでいる会社が多いため、電気料金を抑えることが可能になりました。

会社によっては電気使用量が少ない一人暮らしなどの世帯には割引率を下げ、電気使用量が多い世帯には割引率を上げるといった料金形態になっているところもあります。

そのため、自分のライフスタイルに合った電力会社を選択しましょう。

④解約金・違約金には注意

初期費用や解約金は、ほとんどの電力会社では不要ですが、場合によっては1000～2000円程度の解約金や違約金がかかることがあります。

キャンペーン中であればかからないこともありますが、乗り換える前に解約金や違約金があるか事前に調べておきましょう。

⑤対応エリアも要チェック

電力会社の乗り換えを検討している場合、自分の住んでいるエリアに対応しているかを事前に確認してください。

住んでいるエリアによってプランの料金も変わってくるため、住んでいるエリアが対応しているかに加え、それぞれのプランがどの程度の料金なのかもあわせて確認しましょう。

また、世界でのエネルギー価格が高騰している状況を受けて、2023年6月以降に電力各社から電力料金の値上げが申請されています。

そのため、値上げ対象エリアに住んでいる方は新電力会社に乗り換えたほうがお得になる場合があります。

【エリア別】一人暮らしにおすすめの安い電力会社ランキング

ここまでおすすめの電力会社をご紹介してきましたが、住んでいるエリアによってお得になる電力会社は変わってきます。

ここからはそれぞれの地域に合った電力会社をご紹介していきますので、ぜひ電力会社を検討される際の参考にしてみてください。

関東エリア：東京ガス

画像引用：TOKYO GAS

関東エリアでは、東京ガスの利用がおすすめです。

東京ガスは新電力販売量No.1であることに加え、従量料金が東京電力よりも安いため、電気使用量を抑えることができます。

またガスと電気の両方を契約することで、毎月の基本料金と電気使用量の0.5％が割引される上、ガスと電気をまとめて支払うことが可能です。

その他には、引っ越しの際に電気とガスの手続きを一緒に行うことができ、申し込みはスマートフォンで完結します。

新規で申し込みをされた場合、電気代の基本料金の1カ月分が無料になるキャンペーンも実施しています。

関西エリア：大阪ガス

画像引用：大阪ガス

関西エリアでは、大阪ガスがおすすめです。

大阪ガスは、関西電力管内で新電力内契約数No.1であることに加え、121kwhの従量料金は関西電力より安い料金設定となっているため、電気使用量を抑えることができます。

また貯まったポイントは楽天ポイントやＴポイントなどの交換も可能です。

電力会社へ解約手続きを行う必要もなく、切り替え工事等も不要なため、切り替手続きは5分で完結します。

加えて大阪ガスは「市場連動型」ではないため、市場連動によって急激に料金が高騰する可能性はありません。

北海道エリア：Looopでんき

画像引用：Looopでんき

北海道エリアでは、Looopでんきがおすすめです。

基本料金が0円のため、電気使用量が少ない人や家にいる時間が少ない一人暮らしの方には向いています。

また、30分ごとに電気料金が変わる仕組みを採用しているため、電気使用料金が安い時間帯に電気を利用した場合、電気代を安く抑えることが可能です。

他にはガスと一緒に契約すると電力使用料金が2％安くなることに加え、違約金・解約金もないため、乗り換えやすい新電力会社といえるでしょう。

九州エリア：エルピオでんき

画像引用：株式会社エルピオ

九州エリアでは、エルピオでんきがおすすめです。

エルピオでんきは、ポイント還元や多機能の会員ページなどのオプションがないかわりに、コストを抑えることができます。

基本料金は0円の「使った分だけプラン」、一定の電気使用量までが定額設定されている「プレミアムプラン」、夜間の電気料金が安くなる深夜お得プラン」など、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことができるのが特徴です。

ポイント還元などのオプションが不要で、料金を安く抑えたい方に向いています。

電力会社についてよくある質問5選！

電力会社を検討する上で、気になる点や疑問に思うことが出てくるでしょう。

そのため、一人暮らしの電気代の平均や切り替えにはどのくらいかかるのか、解約手続きは必要なのか、初期費用はかかるのか、安い電力会社はどのなのかといった疑問にお答えしていきます。

①一人暮らしの平均の電気代はどれくらいですか？

「e-Stat 政府統計の総合窓口」によると、2020年における一人暮らしの世帯全体の1カ月平均は5,791円でした。

電気代高騰の状況をふまえ、電気代を節約したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

普段の節電も大事なことではありますが、なかなかすぐに電気使用量を減らすことは難しいため、電力会社を乗り換えることで電気代がお得になる可能性があります。

②電力会社の切り替えにはどのくらいの時間がかかりますか？

申し込み自体はWebから5分前後で完了し、新電力に切り替える場合には｢スマートメーター｣というメーターが必要になります。

また、スマートメーターであれば15分前後で切り替えが完了します。

ただし、旧式の電力メーターである場合には設置工事が必要となるので注意しましょう。

③契約していた電力会社の解約手続きは必要ですか？

結論から言うと、解約手続きは不要です。

新しく契約する電力会社が代わりに解約手続きを行ってくれるため、申し込みが完了したら切り替わるのを待つだけで問題ありません。

④初期費用はかかりますか？

ほとんどの場合、初期費用や解約金はかからないことが多いです。

しかし、まれに初期費用や解約金がかかる場合もありますが、値段としては1,000〜2,000円前後で設定されています。

普段は初期費用や解約金がかかる場合でも、キャンペーン中で免除されることもあるため、電力会社を調べる際にしっかり調べておきましょう。

⑤一人暮らしで一番安い電力会社はどこですか？

電力会社を選ぶ場合、住んでいる地域や使用する電気の量によって、その方に合った電力会社が変わってきます。

スマートフォンやガスとのセット割が適用される場合もありますので、電気料金プランを比較して、節約につながる電力会社を探してみましょう。

いくつか候補の電力会社を選び、それぞれの電力会社に乗り換えた際の料金シミュレーションをして、比較してみると良いかもしれません。

一人暮らしの方におすすめの電力会社についてのまとめ

料金、対応エリア、解約金などの条件を比較して、一人暮らしにおすすめの電気会社10選をランキングにして紹介しました。

住んでいる地域や電気使用量、ガスセット割の有無など、その方のライフスタイルによっておすすめできる電力会社が変わってくることがわかりました。

また、2016年以降の電力自由化に伴い、新たに参入してきた新電力会社は、コスト削減に取り組んでいる会社が多いため、電気料金が安い場合が多い印象です。

ご自身のライフスタイルや重視したい条件を見つめ直し、どの電力会社に乗り換えるとお得になるか、検討してみてましょう。

【徹底比較】一人暮らしにおすすめの安い電力会社ランキング10選 !