サーバーはホームページやブログを作るのに必要不可欠です。
理由は以下の通りです。
・サーバーは情報(主に画像やデザイン)を保存するための保存先
・サーバーに保存されていないと、web上で閲覧できない
この記事にも少なからず画像が使われています。
ですが、これらの画像はサーバーがないと閲覧できません。
サーバーは必要不可欠ですが、どのようなサービスがいいかわからないという声もあると思います。
そこで本記事では、おすすめの格安レンタルサーバーを紹介します。
- 1 編集部が選ぶおすすめの格安レンタルサーバー3選!
- 2 【徹底比較】おすすめの格安レンタルサーバー7選!
- 2.1 ①ロリポップ
- 2.2 ②クイッカプラス
- 2.3 ③ラッコサーバー
- 2.4 ④さくらのレンタルサーバー
- 2.5 ⑤バリューサーバー
- 2.6 ⑥カゴヤ・ジャパン
- 2.7 ⑦リトルサーバー
- 2.8 費用が安いレンタルサーバーのメリット3選!
- 2.9 メリット①費用が安い
- 2.10 メリット②初期投資が抑えられる
- 2.11 メリット③テスト運営に最適
- 2.12 デメリット①WordPressに対応していない可能性がある
- 2.13 デメリット②サーバーの状況が不安定
- 2.14 デメリット③データベースが使えない可能性がある
- 2.15 デメリット④サポートに対応していない可能性がある
- 2.16 レンタルサーバーでよくある質問3選!
- 2.17 ①レンタルサーバーの費用相場は?
- 2.18 ②無料で使えるレンタルサーバーはあるの?
- 2.19 ③レンタルサーバーは何種類ある?
- 3 結論:格安のレンタルサーバーを借りる場合は慎重に選択をするべき
編集部が選ぶおすすめの格安レンタルサーバー3選!
とにかく、安さを追求する場合、以下の3つがおすすめとなります。
サービス名 | ロリポップ | クイッカプラス | ラッコサーバー |
タイプ | 実績豊富 安く性能も高い 業界最安値 | ワードプレス特化 初心者に優しい作り | サイト売却想定の方におすすめ 高性能でセットアップも簡単 |
月額 | 99円~ | 198円~ | 440円~ |
容量 | 100GB~ | 5.0GB~ | 100GB~ |
評価 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
*表内の画像は各公式サイトから引用しています
数あるレンタルサーバーのなかでも、特にロリポップ、クイッカプラス、ラッコサーバーは格安といえます。
とにかく安く、レンタルサーバーを利用することができ、初心者でも扱いやすいのもポイントです。
WordPressなどで、とにかく安いレンタルサーバーを使い始めたいと思ってる方はご利用をおすすめします。
失敗しない格安サーバーの選び方4選!
上記では、とにかく格安のレンタルサーバーを紹介してきましたが、注意する点があります。
コストは重要なチェックポイントの一つですが、
・スペックが必要最低限
・一部の機能が制限されている
ということがあります。
コストを抑えるためにも、自身の用途に合ったレンタルサーバーを見つけて、コストを最小限にすることが重要です。
以下で、格安レンタルサーバーの選び方を解説していきます。
①スペックが用途を満たすか
月々の料金に対して、自身の用途に必要なスペックを満たしているかどうかです。
チェックポイントは以下の通りです。
・容量
・メモリ
・データ転送量
・MySQL数
・マルチドメイン利用数
・メールアカウント数
これらを無視して、コスト面のみでサーバーを選んでしまうと通信速度に満足できなかったり、サーバーが頻繁にダウンしてしまうようなことになったりします。
安くなればなるほどスペックも低下していくので、用途に合わせてコストを調整していく必要があります。
②機能の有無
自身の用途に対して、必要な機能が備わっているかです。
例えば、WordPressを使いたい場合
・MySQLが利用可能か
・PHPに対応しているか
・httpsに対応しているか
以上の三つが必要になってきます。
自分が、どのような機能が必要なのか考えて選ぶ必要があります。
③初期費用の有無
初期費用とは、サーバー契約時に支払う料金です。
サーバーを利用する際、設定には知識が必要です。
以前は、自身が設定できない場合の作業料として、初期費用が設定されていたそうです。
しかし現在では、簡単に設定のできるものが多いので、手数料としての意味合いが強いです。
この記事で紹介しているサーバーは、初期費用が無料のものが多いですが、初期費用の相場は、月額料金の1.5ヶ月〜3ヶ月分です。
また、初期費用がかかるレンタルサーバーでも、期間限定の無料キャンペーンや半額の時に申し込むことで、コストを抑えることも可能です。
④容量は少なくないか
上記でも解説しましたが、容量やメモリは重要です。
理由は以下の通りで
・画像や動画などのデータを大量に保存できない
・レスポンスが遅くなる
などの理由が挙げられます。
容量の問題は、不要なデータを削除したり、画質の高い画像ファイルを縮小したりすることで解決できます。
しかし、動画をアップロードしたり、大量の画像データを使ったりする予定がある方はそれを踏まえてサーバーを選ぶことが必要になります。
【徹底比較】おすすめの格安レンタルサーバー7選!
サービス名 | 月額料金 | 初期費用 | 容量 | データ転送量 |
ロリポップ | 99円~ | 無料 | 100GB~1.2TB | 無制限 |
クイッカプラス | 198円~ | 無料 | 5.0GB~20.0GB | 31GB |
ラッコサーバー | 440円~ | 無料 | 100GB~1000GB | 無制限 |
さくらのレンタルサーバー | 128円~ | 無料 | 25GB~200GB | 無制限 |
バリューサーバー | 146円~ | まるっとプランのみ無料 | 25GB~400GB | 150GB~1500GB |
カゴヤ・ジャパン | 880円~ | 無料 | 100GB~300GB | 無制限 |
リトルサーバー | 150円~ | 無料 | 20GB~120GB | 30GB~180GB |
*表内の画像は各公式サイトから引用しています
上記では、失敗しない格安サーバーの選び方を解説しました。
しかし、レンタルサーバーを提供している会社は現在多くあります。
そこで、格安のレンタルサーバーを7つ比較しながら紹介していきます。
①ロリポップ
画像引用:ロリポップ公式サイト
2023年で22周年であり、実績豊富で信頼性も高いレンタルサーバーです。
業界最安値の月額料金から始められるサービスになっています。
容量も一番下の価格帯でも100GBと多く、安くて容量の多いレンタルサーバーです。
また、WordPress対応で格安でブログをはじめたい方におすすめです。
しかし、下位プランだと用途によっては表示が遅くなるため、選ぶときは注意が必要になってきます。
②クイッカプラス
画像引用:クイッカプラス公式サイト
クイッカプラスは、WordPressに特化したレンタルサーバーです。
Nginixという、高速処理が可能なサーバーを導入しており、処理が速いです。
管理画面もサーバー初心者に優しい作りになっており、設定が簡単になっているのも特徴です。
WordPressを使いたいかつサーバー初心者におすすめとなっています。
③ラッコサーバー
画像引用:ラッコサーバー公式サイト
ラッコサーバーは2021年にリリースされたばかりの新規のレンタルサーバーです。
サイト売却を想定した専用の機能があるのが特徴です。
サーバー移転には知識が必要ですが、ラッコサーバーはリアルタイムのサーバー契約譲渡が行えるのでスムーズに売却ができます。
サーバーも高速性能でWordPressのセットアップも簡単です。
しかし、他社サービスに比べると割高感は否めません。
また、リリースされたばかりでシェアが少なく、サポート体制も万全ではないという声も散見されます。
サイト売却想定で、ブログを運営する方におすすめのレンタルサーバーです。
④さくらのレンタルサーバー
画像引用:さくらのレンタルサーバー公式サイト
無料のお試し期間が2週間あり、初期投資を抑えられるレンタルサーバーです。
サポートがしっかりしており、電話やメールでの対応がしっかりしています。
ただ、管理画面が使いにくく初心者には不向きかもしれません。
また、下位のプランだとサイトを表示する速度に不安が少しあります。
サーバー知識がある方で安いレンタルサーバーを利用したい方にはおすすめです。
⑤バリューサーバー
画像引用:バリューサーバー公式サイト
まるっとプランというサーバーとドメインをセットで運用するプランがあり、初心者でもブログをはじめやすいレンタルサーバーです。
また、低価格帯でも容量が50GBから始められるスタンダードプランからは、データベース、ドメイン、メールアカウントが無制限で利用できます。
ただ、ドメイン料金は別途で支払わないといけません。
またこちらも、安価であることと引き換えに、速度の遅さやエラーの起きやすさが目立ちます。
サーバーとドメインを同時に取得できるので、楽にブログをはじめたい方におすすめです。
⑥カゴヤ・ジャパン
画像引用:カゴヤジャパン公式サイト
1998年から事業を開始した老舗の会社で、実績豊富で信頼性も高いレンタルサーバーです。
作業がしやすく、データ転送量が無制限でWordPressの表示速度が速いので高性能なサーバーとなっています。
高性能なサーバーなので、法人での大規模な運用にも対応できるのも魅力の一つです。
ただ、下位プランではスペックが足りず、困ることや個人での運用だと月額料金が高めになってしまいます。
法人での利用がおすすめです。
⑦リトルサーバー
画像引用:リトルサーバー公式サイト
2016年から事業を開始したレンタルサーバーです。
無料お試し期間が20日と長く、多機能でコスパがいいレンタルサーバーとなっています。
また、全プランでWordPress使用可能となっており、WordPressがはじめやすいです。
しかし、独自ドメインの取得や更新ができないので、自身でドメインを取得する必要があります。
趣味程度にウェブサイトを作りたい方におすすめです。
費用が安いレンタルサーバーのメリット3選!
ここからは、費用の安いサーバーのメリットを解説していきます。
しかし、デメリットが存在することもまた事実です。
注意することで、これらのデメリットは減らせます。
そこで、安いレンタルサーバーを借りる際の注意点としてデメリットも3つ紹介していきます。
メリット①費用が安い
格安レンタルサーバーなので、コストが抑えられます。
理由としては、必要最低限の機能のみが設定されてることが多く、最小限の費用で済むからです。
しかし、除外された機能が必ずしも不便を強いるわけではないです。
自身にとって、不要なものが取り除かれているので安く使いやすい場合があります。
ただし、必要な機能が取り除かれている場合もあるため注意が必要となります。
メリット②初期投資が抑えられる
初期投資の時点で高価格のサーバーはコストに負担がかかります。
格安レンタルサーバーなら初期費用や月額料金が安くランニングコストを抑えることが可能です。
初期投資を抑えることで、別のところにもリソースを回せるようになります。
長期契約をするとさらに安くなるので、様々な目的で利用できます。
メリット③テスト運営に最適
上記でも解説しましたが費用を安く、初期投資も抑えれるため安いレンタルサーバーはテスト運営に最適です。
ブログなどを試験的に安いレンタルサーバーで運営して、必要に応じて機能を追加できるのでコスト削減にもつながります。
小規模で初めて規模を拡大することが可能になります。
デメリット①WordPressに対応していない可能性がある
ブログを始める方にはWordPressは重要です。
理由は、以下の2つです。
・WordPressのブログは集客力が高い
・多くのブログがWordPressで作られている
このように、WordPressはブログを作るうえで必須と言っていいです。
多くの副業で、WordPressは必要なのでWordPress対応の安いサーバーを、選ぶ必要があります。
デメリット②サーバーの状況が不安定
安いレンタルサーバーはアクセス数が多いと不安定になってしまいます。
アクセス数が多いと転送量が増加するため、サイトの表示が遅くなってしまうためです。
安いレンタルサーバーは転送量の上限が決められていることが多いため注意が必要です。
デメリット③データベースが使えない可能性がある
WordPressでホームぺージやブログを作る際MySQLというデータベースが必要になってきます。
安いレンタルサーバーにはMySQLが使用できないものがあり、ホームページを作る際に妨げになる場合があります。
また、近年主流の動的サイトを作るためにもデータベースの利用の確認は必須です。
デメリット④サポートに対応していない可能性がある
格安プランでは、サポート体制が万全ではない場合があります。
サポート関連のコストを削減して格安プランを実現している場合もあるからです。
セキュリティ面が整ってない場合もあり、サイバー攻撃などを受けた際データの破損などのトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
レンタルサーバーでよくある質問3選!
ここからは、安いレンタルサーバーを借りる際によくある質問を3つ程紹介します。
あらかじめ知っておくことで、迷いなくサービスを選ぶことが可能になります。
安いレンタルサーバーを選ぶ際の助けになると思います。
①レンタルサーバーの費用相場は?
標準的なレンタルサーバーの相場は、1000円〜2000円程度です。
月額相場は、100円〜600円が相場になってきます。
サイトへのアクセス数が増えると、上位のプランへの変更をしなければならなくなります。
しかし、少し高いレンタルサーバーでも3000円〜5000円程度になります。
②無料で使えるレンタルサーバーはあるの?
無料で使えるレンタルサーバーもあります。
xfree.ne.jpというサーバーは月額無料で利用できます。
しかし、無料なのでスペックが有料のものと比べてかなり制限されています。
また、広告表示があり使いやすさの面からもおすすめできません。
③レンタルサーバーは何種類ある?
レンタルサーバーにも種類があります。
種類は以下の四つです。
・共用サーバー
・専用サーバー
・仮想専用サーバー(VPS)
・クラウドサーバー
共用サーバーは、一つのサーバーを複数人で利用するサービスです。
個人で利用する場合は、共用サーバーをおすすめします。
安価で管理するのが楽だからです。
法人で利用する際は、専用サーバーをおすすめします。
専用サーバーは、一人一台専用のレンタルサーバーを借りるサービスです。
専用で利用できるので、ある程度設定が自由にできます。
仮想専用サーバーは、物理サーバーの上に仮想のサーを複数人で利用するサービスです。
プログラミング学習をしたい方向けのサービスになっています。
クラウドサーバーは、物理サーバーを置かずインターネット上に仮想サーバーを構築して利用するサービスです。
物理サーバーを置く必要がないので、低コストでレンタルサーバーを利用したい方におすすめです。
結論:格安のレンタルサーバーを借りる場合は慎重に選択をするべき
今回は、おすすめの安いレンタルサーバーを紹介してきました。
ただ、無暗に安いレンタルサーバーを借りてしまうと自身の用途に合わない機能だったり、スペックの場合があります。
自身の用途に合った、格安レンタルサーバーの選択が重要になってきます。
また、以下の記事ではおすすめのレンタルサーバーを解説しているので、そちらもぜひ参考にしてください。