ネットを利用する上で欠かせないVPNですが、海外でも問題なく利用できるのか不安になる方もいるでしょう。
今回は海外でのVPN利用に関して、おすすめのVPNや、使用のメリットデメリット、よくあるご質問等をまとめてみました。
国外の長期出張に行く方、海外旅行に行く方などは本記事の情報を参考にしてみてください。
結論、海外から日本のサイトに繋ぐおすすめVPNはMillenVPN!
引用元:MillenVPN
2016年に設立された日本のアズポケット株式会社が運営しているVPNサービスです。
VPNは海外サービスが多い中、国内運営されていると思うと心強さがあります。
また、使用中のエラーが発生した時ももちろんサポートは日本語での対応です。
海外サービスを利用した時のストレスがないのが良いと言えるでしょう。
長期契約の方が利用料金がお得になるため、VPNを長く使用する予定のある方は2年プランがおすすめです。
目的に合わせて、自分に合ったプランを選択しましょう。
料金 | 1ヶ月プラン 1,496円 12ヶ月プラン 594円 24ヶ月プラン 396円 |
保証の有無 | 有 30日の返金保証 |
接続数 | 10台 |
アプリ | 有 全てのiOSに対応 |
サーバー数 | 72国以上1300台以上 |
海外から日本へVPN接続するメリット・デメリット5選!
VPNは国内での利用だけでなく、海外からの利用時にも役立ちます。
実際に利用する前に、VPN利用時の良し悪しは理解しておきたいものです。
最低限のメリット、デメリットをそれぞれ確認しておきましょう。
メリット①セキュリティを強化できる
VPN接続をすると、他人から閲覧、悪用されないように情報を暗号化したり、情報に簡単にアクセスできないように独自のトンネルを作ったりする機能が働きます。
カフェや交通機関で展開されているフリーWi-Fiは、セキュリティが懸念視されることが多いですが、VPNを使うことでセキュリティ面をカバーすることができます。
海外の公共Wi-Fiは国内よりもさらにセキュリティ面において不安要素が強いため、VPN機能が重宝されているのです。
メリット②ジオブロックを解除できる
ジオブロックとはユーザーがネットを使用している場所を認識し、その場所ごとにアクセスの制限を行うことを指します。
VPNを使うとIPアドレスが特定されないため、国内限定サイトだとしても海外にいながら閲覧ができるという仕組みです。
この機能によって、日本より物価が安くサービスの使用料金が低い国を選択したり、自分の好みの映像作品を公開している国で契約をしてサービスの幅を広げたりすることができます。
サービスの規約によっては、ジオブロックの解除が規約違反に当たることもあるので注意しましょう。
メリット③アクセス制限を無視できる
国ごとの法律や文化の違いによって、ネット利用のルールが異なります。
特にネット規制が厳しいことで有名なのが中国や北朝鮮。
Twitterやfacebook、その他ネットのプラットホームの利用制限が強く、VPNそのものを違法としていて独自のサービスのみが認められていることがあります。
日本で購入したVPNを持ち込むのは問題がないので、VPNを利用して乗り切る他ありません。
デメリット①通信速度が遅くなる場合がある
デメリットとしては通信速度が遅くなることが挙げられます。
契約しているVPNサービスの違いや利用タイミングによってそもそもうまく接続できないケースもあります。
信用度の高いVPNを選択し、繋がりやすい時間帯での利用をするなどの工夫が必要な場合もあると考えられるでしょう。
デメリット②お金がかかる
新たにサービスの契約をすることになるので月単位年単位などでの使用料金が発生します。
無料のVPNもありますが、セキュリティー面の不安定さや速度の遅さが顕著に現れるのでせっかく使うなら、有料のものがおすすめです。
自分のVPN利用用途に応じて、最適なプランを選択し、可能な限り価格を抑える工夫が必要であると言えるでしょう。
【画像で解説】VPNの設定方法と選ぶ際のポイント5選!
続いて、実際に海外でVPNを利用する場面を想像してみましょう。
色々な類似サービスがあり、どのサービスがいいのかわからない方もいるかと思います。
設定方法とVPNサービスの選択方法についてまとめました。
VPNの設定方法を解説
VPNの設定自体は難しいものではなく、HPなどからライセンスを契約して使用できるようになります。
実際に使用するまでに時間がかからないよう、設定の方法をご紹介します。
早速VPNを使用したい方はご覧ください。
①VPNのライセンスを入手する
まずはVPNのライセンスが必要です。
公式のHPから簡単に契約ができます。
大体のVPNがアカウント作成や、契約するプランを選択して決済方法を決めるといった簡単な流れであることが多いです。
今回はMillenVPNの場合の契約方法をご紹介します。
1.MillenVPNの公式HPを開く
2.「今すぐお申し込み」を選択し、購入期間を選択する。
3.支払い方法を選択する。
クレジットカード、もしく銀行振込から選択できます。
②VPNアプリを起動する
契約したVPNのアプリをインストールします。
その後は、先ほど作成したアカウントでログインを行い、各サービスの指示通り設定を行なっていきます。
操作自体は基本的にシンプルであることが多いですが、カスタマーセンターのフォローがついていたりHPに質問回答のページが用意されていたりするので、難しい場合は活用しながら進めるのが良いでしょう。
海外で繋ぐVPNを選ぶ際のポイント3選!
実際に利用権限が手に入ったら早速利用してみましょう。
様々なVPNサービスがあるので、どこで契約するか悩むかと思います。
そんな時は以下の3つのポイントを元に判断して見てください。
ポイント①アクセスしたい国で使用できるか
1つ目はサービスが訪れる予定の国でも問題なく使用できるかを確認しましょう。
日本はネット規制などがそんなに厳しくないので、アクセスできない国があること自体イメージがつきづらい方も多いのではないでしょうか。
そもそも設置されていない国ではないか、その国の法律や規制で利用が不可ではないか確認しましょう。
MillenVPNであれば、対応国も多くストレスなく利用できるのでおすすめです。
ポイント②提供元は信頼できるか
サービスを提供している業者が信用できるかを確認することを怠ってはいけません。
基本的には大手のVPNサービスの方が多くの資金、人材をかけて提供しているサービスのため安心できると言えます。
実際に多くの人が利用しているという実績も安心要素になるでしょう。
ポイント③費用がリーズナブルか
数百円から数千円のサービスと言えど、毎月支払うものなので費用は安いに越したことはないでしょう。
とは言え、無料のVPNサービスはセキュリティや通信の質の観点からもあまりおすすめはできません。
長期契約で利用料金が月額の半額以下になるサービスもあるため、そのようなVPNを選択することをおすすめします。
【完全版】海外から日本のサイトに繋ぐおすすめVPN3選!
VPNを選ぶのに確認する必要がある条件についてはわかってきたかと思います。
続いて実際に海外から利用するのにおすすめのVPNを3つご紹介します。
自分の目的に合わせて検討してみてください。
MillenVPN | NordVPN | ExpressVPN | |
---|---|---|---|
価格(1ヶ月契約) | 1,496円 | 1,750円 | 1,684円 |
価格(2年契約) | 396円 | 540円 | 867円(1年契約) |
接続数 | 10台 | 6台 | 5台 |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
①MillenVPN
引用元:MillenVPN
今回メインでご紹介しているMillenVPN。
お手軽な価格設定にも関わらず、総務省への届出もされている信頼と実績のあるVPNです。
日本企業が運営しているサービスなのでサポートも説明書も日本語なのが他のVPNとの大きな差となります。
おすすめ度 | ★★★★★ |
運営会社 | アズポケット株式会社(日本) |
価格 | 1ヶ月プラン 1,496円 12ヶ月プラン 594円 24ヶ月プラン 396円 |
お試し期間 | 30日間の返金保証あり |
同時接続数 | 10台 |
特徴・おすすめな人 | 高コスパ 信頼できるサービスを利用したい方 長く使いたい方向け |
実際にキャンペーンがきっかけで使用を始め、不具合などの問題がないことを確認した上で契約を継続しているユーザもいるようです。
②NordVPN
引用元:Wikipedia
続いてNordVPNをご紹介します。
セキュリティレベルにが高いことで有名なVPNです。
MillenVPNには劣りますが、コスパもいい点が人気の秘訣とも言えます。
世界に配置されているサーバー数も多いことから通信量を気にすることなく、快適に利用することができます。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
運営会社 | Tefincom S.A.(パナマ共和国) |
価格 | 1ヶ月 1,750円 1年 670円 2年 540円 |
お試し期間 | 30日間の返金保証 |
同時接続数 | 6台 |
特徴・おすすめな人 | 操作が簡単 セキュリテイが強い |
辛口レビューでも、サーバー数が多い、広告ブロックが便利、セキュリティーが強いなど、複数の理由で高評価を得ていました。
③ExpressVPN
引用元:Wikipedia
最後にご紹介するのがExpressVPN。
サーバーの設置国が多く、様々な国でも利用できるのが本VPN。
通信速度や、カスタマーサービスにも安定感があるので、一定の方からの評判もあります。
しかし他のVPNサービスと比べると価格設定が少々お高めであること、接続台数が5台とやや少なめなのが今回のおすすめ度の理由となります。
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
運営会社 | Express VPN International Ltd. (イギリス領ヴァージン諸島) |
価格 | 1ヶ月 1,684円 6ヶ月 1,299円 1年 867円 |
お試し期間 | 30日間の返金保証 |
同時接続数 | 5台 |
特徴・おすすめな人 | 帯域幅が無制限 通信速度のクオリティを求める人 |
周囲の人も利用している安心感と、実際の利用上不具合がないという点で、おすすめされている意見もありました。
海外から日本に繋ぐVPNでよくある質問4選!
契約するVPNが決まり、接続や利用方法がわかったら、契約前に疑問点を解消しましょう。
よくある利用者からの質問を4つを集めました。
不明点をなくしてVPNを活用していきましょう。
①海外でVPN接続出来ない時はどうすればいい?
VPNの接続がうまくいかない時は、ネット接続が問題ないか確認することが重要です。
再接続するなど、試してみてもうまくいかない場合はVPNサーバー自体が問題なく作動しているか、VPNソフトが最新の状態にアップデートされているかをご確認ください。
その他VPNのHPを確認し、個人で解決できない場合はカスタマーサポートなどのサービスを利用しましょう。
②海外から日本に繋ぐVPNは無料で使える?
無料でVPNを使うこと自体はできます。
しかし、無料のVPNは安全性に欠けるため、メインの通信として利用することは避けた方がいいでしょう。
無料VPNを展開しているサービス自体が悪用目的保証がなく不安要素が強いです。
費用発生がネックな方でも、有料VPNの範囲を絞って無料版として活用できたり、試用期間で無料利用ができたりするのでこちらを検討するのが良いでしょう。
③VPNとプロバイダの違いは?
プロバイダはインターネットサービスプロバイダの略で、回線をネットに繋ぐ会社のことを指します。
ネット利用をするには、プロバイダだけ、回線だけどちらか一方の契約だけでは成り立ちません。
一方、VPNを活用すると、仮想のネットワークを構築するため、プロバイダ契約がなくてもネットが利用できます。
VPNが回線とプロバイダの役割を単体で果たすという違いがあります。
④VPNの接続が違法な国も存在する?
VPN利用を違法とする国は複数あります。
主に、中国、北朝鮮、ロシア、イランなどの権威主義国は国や地域で制限されています。
国によって、制限の範囲や、違法性の重みなどが異なるので、利用の際は事前の確認が必要です。
▼VPN利用が違法な国
国 | 違法行為 | 理由 |
中国 | 国で認可されていないVPNの使用 | 中国政府に不利益になる情報が入らないようにするため。 |
ロシア | ブラックリストに登録されているサイトに アクセスすること | 国の統制を取るため。 |
北朝鮮 | ※そもそもネット接続環境がない 使用した場合刑務所行きの可能性あり | 国への情報流入を避けるため。 |
▼VPNの利用制限がある国
国 | 詳細 |
イラン | 政府承認のVPN以外の利用不可 |
オーマン | 政府承認のVPN以外の利用不可 会社組織の場合はライセンスありの場合にのみ使用可能。 |
エジプト | FaceTime、Skypeなどのビデオ通話、サイトアクセスが不道徳な場合制限あり。 |
アラブ首長国連邦 | 犯罪行為以外のVPN利用は合法。 ギャンブル、ポルノなどの閲覧禁止コンテンツは違法行為に該当する。 |
参考サイト:https://cybernews.com/what-is-vpn/are-vpns-legal/
正しい知識で海外でのVPN利用をしましょう!
日本でVPN利用をするよりも、海外で利用する方が不安を強く感じる方もいるかと思います。
安全性に長けていて、サービス元の信用が高いVPNサービスであれば安心して活用することができます。
おすすめのMillenVPNを活用しながら海外でも快適に利用してください。