VPN Gate(筑波大学)の危険性は?無料の評判や使い方を徹底解説!

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VPN Gateは筑波大学が学術研究ために無料で提供しているVPNサービスです。

無料VPNは有料のVPNと比べるセキュリティ面や通信速度などで、劣ってしまうといった声があります。

そのため安全性や使いやすさに、少なからず不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、VPNGateの評判や使うことでの危険性を中心に解説していきたいと思います。

この記事を読めば、以下のことが分かりますので、ぜひ参考にしてください。


  • 筑波大学のVPN Gateとは
  • VPN Gateの基本情報・特徴
  • VPN Gateの危険性について
  • VPN Gateのメリット・デメリット
  • VPN Gateの安全な使い方
  • 安全なおすすめ有料VPN
  • VPN Gateについてのよくある質問

目次

VPN Gateとは筑波大学の無料VPN!

画像引用:VPN Gate公式サイト

VPN Gateは筑波大学が運営しているVPNサービスです。

元々、学術研究を目的として運営してるVPNサービスのため、完全無料で利用できるのが大きな特徴です。

VPN Gateの研究目的としては以下が挙げられます。


  • 政府機関からの検閲回避
  • アクセスログにもとづいた個人特定回避
  • 公衆無線LANの盗聴回避

以上の研究を進めるために筑波大学はVPN Gateを運営しています。

筑波大学のVPN Gateの基本情報・特徴4選を紹介!

画像引用:VPN Gate公式サイト

VPN Gateは国立大学である筑波大学が2013年から研究のために運営しているサービスです。

まずは、基本情報を表にまとめました。

サービス名VPN Gate
運営機関筑波大学
料金無料
特徴・誰でもVPNサーバーを提供できる
・完全無料・匿名で利用できる
・さまざまなデバイスに対応している
公式ホームページVPN Gate公式サイト

VPN Gateはボランティアで成り立っているため、完全無料で利用でき、面倒なユーザー登録もないので手軽に利用できます。

また運営機関も筑波大学なのでサービスへの信頼度が高いのもポイントの一つと言えます。

それではVPN Gateの4つの特徴についてさらに深掘っていきたいと思います。

特徴①誰でもVPNサーバーを提供できる

VPN Gateはボランティアで提供されているサーバーであり、基本的には誰でもサーバーを提供できます。

VPN Gateは世界中のユーザーがボランティアでのサーバーの提供を行っている結果成り立っており、その数はなんと3,996台以上にものぼります。

そして、このボランティアにはWindowsのコンピューターを使用している場合であれば、誰でも参加可能ですし、データの乗っ取りなどセキュリティ上の心配も必要ありません。

もし提供したコンピュータを経由して他のユーザーがインターネットにアクセスしても、コンピュータ上の共有フォルダや保存データへのアクセスはしっかり防がれますので、安心して参加できます。

筑波大学の学術研究に少しでも参加してみたいと考えている方は以下の公式サイトをチェックしてみてください。

特徴②完全無料・匿名で利用できる

VPN Gateは、完全無料で提供されているVPNサービスで、ユーザーに柔軟性と匿名性を提供しています。

広範なネットワークを形成しているので、多様な地域や国からのアクセスポイントを提供できるのが特徴です。

VPN Gateを使った場合はアクセス先に対してIPアドレスを隠して利用ができます。

他にも無料のVPNサービスは存在しますが、海外のVPNサービスの場合、プライバシーやセキュリティの懸念も高まっているため、使用には不安が残ります。

しかし、VPN Gateは筑波大学という国立大学が運営していることから非常に信頼度は高いため、VPN Gateは完全無料でも安全に、匿名で利用できるのがメリットです。

特徴③さまざまなデバイスに対応している

VPN Gateで使用可能なデバイスは以下になります。


  • iPhone、iPad
  • Androidd
  • Windows
  • Mac

VPN Gateは私生活でよく使う主要なデバイスでは一通り使用可能です。

しかし、Windows以外のOSでVPN Gateを使用する場合は少し手間がかかります。

WindowsでVPN Gateを使用する際には、接続用の専用ソフトウェアがあるのですが、ほかのOSの場合、接続までの準備を手動で設定する必要があります。

そのため、Macやスマホでの利用を考えている方やVPNを初めて使用する方には少し扱いにくいかもしれません。

特徴④稼働サーバーの情報を詳しく開示している

3,996台以上のサーバーがあると、どのサーバーに接続したら快適なのか、判断するのが困難になってしまいます。

しかし、VPN Gateは稼働しているサーバーの詳細情報を公開ています。

開示しているサーバーの情報の一例


  • 国(物理的位置)
  • IPアドレス
  • VPN接続数・利用者数
  • 対応プロトコル

稼働サーバーについての詳細がわかれば、使用ユーザーは接続する前にサーバーの快適度を把握することが可能なため快適なインターネット利用に繋げることができます。

VPN Gateは危険性が高い?リスク4選を紹介!

VPN Gateは国立の筑波大学が運営している無料サービスのため信頼できるサービスであることは間違いありません。

しかし、残念ながら無料サービスであること、そしてボランティアで成り立っているということもあり危険性、リスクも存在します。

VPN Gateの危険性の理由は以下のとおりです。


  • 一般ユーザーがサーバーを提供しているためサーバー提供者の素性が分からない
  • 通信ログが残ってしまう
  • キルスイッチが存在しないため情報漏洩のリスクがある
  • 無料VPNのため通信速度が不安定

それぞれ理由を解説していきたいと思います。

リスク①一般ユーザーがサーバーを提供しているためサーバー提供者の素性が分からない

VPN Gateのサーバーは、条件を満たしていれば誰でもサーバーが提供できてしまいます。

そのため、中には詐欺や個人情報の盗みといった犯罪目的で提供してるユーザーが存在する可能性もあり、情報漏洩や個人情報の不正利用に巻き込まれる可能性もゼロではありません。

サーバー提供者の素性がわからないがために、どうしても企業によって運営されているVPNサービスと比べると、安全とは言い難いのが現状です。

リスク②通信ログが残ってしまう

VPN Gateは有料のVPNサービスとは違い、ノーログポリシーを採用してないので、通信ログが残ってしまうリスクがあります。

有料VPNの場合、ユーザーの通信ログを保存しないノーログポリシーを採用しているものが多いです。

しかし、VPN Gateはサーバーへの VPN 以下の接続ログを最低 3 ヶ月間保管すると明記しています。


  • 発着信IPアドレス
  • 接続日と接続期間
  • 転送データ量
  • 使用VPNサーバー
  • 使用ソフトウェア
  • 閲覧ウェブサイト
  • ダウンロードファイル

ノーログポリシー

ノーログポリシーとは、プロバイダー側がユーザーの通信ログなどのアクティビティに関する情報を一切記録しないという方針のことです。

ユーザーのオンライン活動や個人情報を保存しないことで、ユーザー一人ひとりのプライバシーが保護され、情報漏洩といったネットトラブルはしっかり回避できます。

ユーザーの匿名性やセキュリティ性が向上し、サービスへの信頼度も高まるため多くの有料VPNがこの方針を採用しています。

VPN Gateは先程も解説したように元々研究を目的に作られたVPNサービスのため、ログの保存に関しては少々致し方ない部分もあるのかもしれません。

そのため、ログ保存からのリスクを気にされる方は有料VPNを検討すると良いでしょう。

リスク③キルスイッチが存在しないため情報漏洩の危険性がある

VPN Gateはキルスイッチという機能が存在しません

キルスイッチとはVPNサーバーの接続が切れた場合に、インターネットへのアクセスを即座に遮断する機能のことです。

接続が断たれると、通常のインターネット接続に切り替わり、機密情報の漏洩リスクに繋がってしまう可能性があります。

VPN Gateではこのキルスイッチ機能が提供されていないため注意が必要です。

リスク④無料VPNのため通信速度が不安定

VPN Gateのサーバーは一般ユーザーからの提供のため、中には通信速度が遅いサーバーも存在します。

結果としてサーバーごとに性能差が生じ、通信速度が安定しづらい状況も考えられます。

VPNに対して「安定した通信速度を求めている」「動画の高画質再生などに利用する予定がある」といった場合にはVPN Gateはあまり適してないかもしれません。

その点、有料VPNは自社で専用のサーバーを提供しているケースがほとんどのため、通信速度は安定しやすいです。

【口コミ6選】VPN Gateのメリット・デメリットを評判から読み解く!】

ここまで、VPN Gateの特徴や危険性に関して解説してきましたが、まとめると以下のとおりです。

メリットデメリット
・完全無料で無料できる
・サーバーの台数が多い
・対応しているプロトコルが多い
・セキュリティリスクが高い
・通信が安定しない
・通信速度が遅いサーバーが多い

VPN Gateは完全無料で利用できるという大きな特徴もありますが、全体的に通信速度やセキュリティなど有料VPNが得意とする分野ではどうしても劣ってしまう傾向にあります。

では実際に利用しているユーザーはVPN Gateに対してどんな印象を持っているのでしょうか。

ここで、利用ユーザーの口コミを見てみましょう。

悪い口コミ①セキュリティリスクが高い

やはり、ログの保存に関しては不安を抱えているユーザもいるようです。


VPN gateとかログどころか通信内容全部保存されてるし怖くて使えないですわ
大学がやってるとは言えどこから漏れるか分かったもんじゃない
私は結局某匿名VPN買いました 
安物ですがブラウジング程度なら快適です。

引用:X(Twitter) 


最近では、クレジットカードの不正利用なども問題になっているため、個人情報や機密情報を取り扱う際は、VPN Gateの使用は控えたほうが良いと言えるでしょう。

悪い口コミ②通信が安定しない

VPN Gateは、時間帯や場所、サーバーによっては繋がらないことがよく発生するといった声もあります。

VPN Gateはあくまでもボランティアによって運営されているので、有料のVPNサービスと比べると通信速度が低速です。


VPN Gateも日によってベトナムがあったりなかったりで
通信速度もそんなに早くはないのだけど、
そしてたまに繋がらなかったりはするのだけど、
A Chance to Loveって結構いろんな国で観られないみたいでベトナムは観れるんだよね~。
もしよければ試してみて!

引用:X(Twitter) 


利用するユーザーが多いほど通信速度が低くなり、VPN Gateが繋がらなくなることが多いようです。

悪い口コミ③通信速度が遅いサーバーが多い

VPN Gateは遅いサーバーが多く、快適なネット利用が損なわれてしまうといった声もありました。


ヤフオクが世界で一番お得なのでそのためだけにVPN購入します。
筑波VPNじゃ快適なネットサーフィンは厳しい

引用:X(Twitter)


どうしても、一般ユーザーからの提供のため、中には提供したPCのスペックが低く、通信速度が遅いサーバーも存在してしまうかもしれません。

ボランティアで成り立っている分、どうしてもこういった問題を避けるのは難しいでしょう。

良い口コミ①完全無料で利用できる

VPN Gateの一番の魅力は無料で利用できることです。

無料で利用できる点を評価しているユーザーも多い印象でした。


VPN、PCで使うなら筑波大学が運営しているVPN Gate
学術実験サービスがオススメです
使える国は少ないけど完全無料!大学運営だから安心!

引用:X(Twitter)


オンラインゲームや動画の高画質視聴、大量のダウンロードといった重たい作業をする場合は有料VPNでないと、厳しい状況もあるかもしれません。

しかし、通常のネット検索などをするだけでしたら問題ないケースが多いので、利用するユーザーによってはVPN Gateで十分といった声もありました。

良い口コミ②サーバーの台数が多い

VPN Gateのサーバーはボランティアからの提供のため、サーバー台数はとても多いです。

その分サーバーによって通信速度などに差は出てきてしまいますが、VPN Gateはサーバーの詳細情報を公開しています。


インターリンクのvpn使ってましたが、
amebaはそれでも見えなかったので筑波vpnを使ってます。
ここは100個以上サーバーが表示されるので繋がるやつを毎回探せなければなりませんが、
なるべく接続数が少ないのが繋がります。

引用:X(Twitter)


うまく活用すれば、繋がりやすいサーバーを見つけることも可能ですので、ユーザーの使い方次第では快適に使えるでしょう。

良い口コミ③対応しているプロトコルが多い

VPN Gateは対応しているプロトコル(通信規約)が複数あるため強力だといった声もあります。

使用するプロトコルによって機能が異なるため、複数あるプロトコルを切り替えることで最適なパフォーマンスに繋がります。


VPN Gateを使ってやっとradikoをWi-Fiで聞けるようになった∩(・ω・)∩
なぜかLTEからしか聞けなかったのよね。
L2TP/IPsecからもなぜ接続できなくて、アプリ使ってOpenVPNからやったら繋がった

引用:X(Twitter)


また、VPN Gateに接続できるプロトコルは、以下の4つです。


  • SoftEther VPN
  • L2TP/IPsec
  • OpenVPN
  • MS-SSTP

VPN Gateに接続する場合、OSによってプロトコルが異なります。

Windowsの場合、SoftEther VPN (推奨)、L2TP/IPsec、OpenVPN、MS-SSTPに対応しています。

Mac OSやiOS、Androidについては、L2TP/IPsec (推奨)、OpenVPNが対応プロトコルとなります。

危険性を回避!VPN Gateの安全な使い方

先程の口コミにもあったように、VPN Gateは安全性においては不安が残ります。

しかし、使い方を改めれば問題なく使用できることも事実です。

そこで、次にVPN Gateを安全に使用するために注意するべきポイントを紹介していきます。

ポイントは以下のとおりです。


VPN Gateの安全な使い方

  • 個人情報の送受信はしない
  • 政府機関の検閲がある国からの使用は避ける
  • 通信が暗号化されているサイトを利用する

個人情報の送受信はしない

VPN Gateはセキュリティ性に不安があるため、なるべく会社の機密情報や個人情報の取り扱いはやめておきましょう。

セキュリティが整っていなかった結果、情報漏洩や第三者への情報提供などに繋がってしまいます。

しかし、どうしても仕事上取り扱わなければいけない場面も存在すると思いますので、そういった場合にはセキュリティ体制が整った有料VPNの使用を検討してみてください。

政府機関の検閲がある国からの使用は避ける

VPNは政府機関の検閲を回避するための手段として利用されることがありますが、VPN Gateはその目的には適しているとは言えません。

VPN Gateは利用者のアクセスログを一定期間保存しているため、政府がVPNの使用を規制している国では、これが証拠として使用され、法的な問題が生じる可能性があります。

政府機関の検閲を避けるためにVPNを利用する方は、ノーログポリシーを採用している有料VPNサービスを検討することが重要です。

通信が暗号化されているサイトを利用する

VPN Gateを使用してWebサイトを閲覧する際は、リスクを抑えるために、通信が暗号化されたサイトの利用をおすすめします。

通常Webサイトの閲覧では通信が暗号化されていますが、中には暗号化されずに情報がやり取りされているサイトも存在しますので、注意が必要です。

安全性重視ならやっぱり有料VPN!おすすめVPNをご紹介

VPN Gateなど、無料で使用できるサービスはいくつか存在しますが、やはり有料VPNと比べると性能の差はどうしても出てきてしまいます。

動画視聴やちょっとしたネット利用などプライベートで利用する分には特に問題ない場合もありますが、仕事などビジネス上で使う場合にはできる限り有料のVPNを検討しましょう。

以下は、おすすめの有料VPN3選です。

※表内の画像は各公式サイトより引用しています。

NordVPN

(画像引用:NordVPN

NordVPNはパナマのTefincom & Co. S.A.という企業が運営するサービスです。

世界1,400万人以上のユーザーを抱える、非常に人気のVPNサービスで業界シェアNo.1の実績を誇ります。

サーバー数でも業界トップレベルを誇っており、セキュリティの高さにも定評があるため総合的にレベルの高いVPNを探している方におすすめです。

ExpressVPN

(画像引用:ExpressVPN

ExpressVPNはイギリス領ヴァージン諸島に本社を構える、Express Technologies Ltd.が運営しているサービスです。

そして最大の魅力は通信速度の速さで、「Lightway」という独自のプロトコルを採用し、業界トップの高速回線で快適なネットワーク環境を提供しています。

値段の高さがややネックにはなりますが、とにかく通信速度の速さを重要視している方には非常のおすすめです。

MillenVPN

(画像引用:MillenVPN

MillenVPNは日本のアズポケット株式会社が運営する国産のVPNサービスです。

国産サービスなので、サポートや公式サイトのマニュアルなども全て自然な日本語で作られているため、使いやすいというメリットがあります。

業界でも月額料金がかなり安いため、料金をできるだけ抑えたいと考えている方におすすめです。

3つともそれぞれ特徴や強みは違いますが、VPN業界の中でも大手のサービスであり、それぞれプライバシーポリシーを保証しているので、情報漏洩や個人情報保護の観点でもとても信頼度は高いです。

その他にも有料のVPNサービスは数多く存在しますが、「どれを選んで良いかわからない」「信頼度の高いサービスを選びたい」といった方は、この3つの中から選んでおけば間違いないでしょう。

VPN Gateniについてのよくある質問4選!

ここからはVPN Gateに関するよくある質問についてまとめました。

VPN Gateを使う上でよくある質問4つをまとめてみました。


  • VPN Gateは完全に無料なの?
  • VPN Gateが繋がらない時の対処方は?
  • VPN Gateではどのようなログが保存されてしまうの?
  • VPN Gateの使い方は?

質問➀VPN Gateは完全に無料なの?

VPN Gateは完全無料で利用できるサービスです。

サーバーも全て一般のボランティによる提供で成り立っているため今後も料金が発生することありません。

VPN Gateプロジェクトは国立大学である筑波大学において運用され、国立大学では一般的な規則として収益目的の活動を行ってはならないことになっているからです。

そのため、「今後も有償サービスになることはない」と、公式サイトにも明記されています。

質問➁VPN Gateが繋がらない時の対処方は?

VPN Gateを使っていてネットが繋がらないといった場合にはVPNの設定を確認し、必要に応じて中継サーバーを変更してみましょう。

アドレスやパスワードの入力ミスや、使用するオペレーティングシステムによって異なる推奨サーバーの設定が必要な場合があります。

中継サーバーを変更することで接続が改善される可能性もあります。

もし上記の手順で問題が解決しない場合は、VPN Gateの公式サイトにアクセスして接続方法を確認することも検討してみましょう。

質問➂VPN Gateではどのようなログが保存されてしまうの?

VPN Gateの公式サイトでは以下のログを最低3ヶ月間保存すると明記しています。


  • 記録日時
  • 接続先 VPN サーバーの ID、IP アドレス、ホスト名
  • アクションの種類 (接続または切断)
  • 接続元 VPN クライアントの生の IP アドレス、ホスト名
  • VPN プロトコルの種類 (SSL-VPN, L2TP, OpenVPN, SSTP のいずれか)
  • 接続元 VPN クライアントのソフトウェア名、バージョン番号および ID (利用可能な場合)
  • VPN 接続の確立中に通信したパケット数、バイト数、通信エラーが発生した場合のデバッグ情報
  • VPN Gate セッションを用いた通信先の HTTP/HTTPS ホスト名 (FQDN), IP アドレス、ホスト名およびポート番号

また、サーバーは一般ユーザーからの提供のため安全性の高さにおいてはやや不安が残ります。

そのため、住所やクレジットカードなど個人情報を取り扱う場合はなるべくVPN Gateの使用は控えた方が安心です。

質問④VPN Gateの使い方は?

VPN Gateの接続に関してはいくつか方法があります。

VPN Gateは有料VPNと違い専用のアプリ等がなくソフトウェアのダウンロードやその設定が必要だったりと、導入までに少し手間がかかってしまいます。

そのためVPN初心者にとっては、やや扱いにくいかもしれません。

ここでは、Windowsでの接続方法を紹介します。

公式サイトでは推奨されているSoftEther VPNというプロトコルの接続方法を簡単に紹介します。

VPN Gate接続方法(Windows)
SoftEther VPN Client + VPN Gate Client Plug-in のダウンロード
「vpngate-client-」という名前で始まるセットアッププログラムを起動
VPN Gate Client プラグインの起動
VPN Gate サーバーへの接続

これで、VPN Gateに接続することができます。

Macの接続方法を知りたい場合や、より詳しい接続方法を知りたい場合は、公式サイトにも記載されているので、確認してみてください。

VPN Gate(筑波大学)の危険性は?無料の評判や使い方を徹底解説!まとめ

この記事ではVPN Gateの危険性や特徴について紹介しました。

VPN Gateは国立の筑波大学が提供する無料のサービスのため、お金をかけたくない人や一時的なVPN利用を考えているユーザーにとってはとても適したサービスです。

しかし、元々学術研究を目的に作られているので、サーバーはボランティアによる提供で成り立っていたり、通信ログを最低3ヶ月保存する規約があるなど安全性に関しては少々懸念が残る部分もあります。

そのため、情報漏洩のリスクは極力抑えたい、セキュリティ性に優れたサービスを検討しているといった方には有料のVPNサービスを検討しましょう。

本記事で紹介したVPN以外も詳しく知りたいといった方は以下の記事もおすすめです。