WordPressでサイトやホームページ、ブログを運営するのに欠かせないのがレンタルサーバーです。
しかし「初心者に最適なレンタルサーバーは?」「どのサーバーを選べばよいのかわからない」とサーバー選びに悩む人も多いのではないでしょうか。
レンタルサーバー会社は複数あり、料金や機能、サービス内容が異なります。
そこで、今回はWordPressのおすすめレンタルサーバーの特徴をまとめ、各社比較していきながら、サーバーの選び方まで解説していきます。
この記事では、以下の内容について紹介していきます。
- WordPressのおすすめサーバー
- WordPressで使うサーバーの選び方
- よくある質問
レンタルサーバーを探している人のお役に立てる記事ですので、ぜひ参考にしてください。
- 1 【編集部厳選】WordPressのおすすめサーバー3選!
- 2 WordPressのおすすめレンタルサーバー選び方8選!
- 3 【比較表】WordPressのおすすめサーバー8選!
- 4 【ジャンル別】おすすめWordpress向けレンタルサーバーを徹底解説!
- 5 VPNに関するよくある質問5選!
- 6 WordPressのおすすめサーバー8選!のまとめ
【編集部厳選】WordPressのおすすめサーバー3選!
WordPressを使う上で、おすすめのレンタルサーバーは以下の3つです。
サービス名 | エックスサーバー | ConoHa WING | さくらのレンタルサーバー |
月額料金 | 990円〜 | 678円~ | 128円〜 |
ディスク容量 | 300G〜 | 300GB~ | 100G〜 |
表示速度 | 〇 | 〇 | 〇 |
独自ドメイン | 無料 | 無料 | 有料 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
表示価格は税込です
上記3つは表示速度が速いことに加え、独自ドメインも取得できます。
また、月額料金が比較的安いこともおすすめのポイントです。
WordPressのおすすめレンタルサーバー選び方8選!
WordPressでサイトを運営するためにレンタルサーバーを選ぶ上で、どのレンタルサーバーにするべきなのか悩む人もいらっしゃるでしょう。
ご自身に合ったレンタルサーバーの選び方については、以下の8つです。
- 料金の安さで選ぶ
- プラン変更の簡単さで選ぶ
- ワードプレスのインストール方法で選ぶ
- ディスク容量で選ぶ
- 独自ドメインの取得で選ぶ
- サーバーの機能性で選ぶ
- サポートの充実度で選ぶ
- 表示速度で選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
選び方①料金の安さで選ぶ
どのレンタルサーバーを選んだ場合であっても、料金の支払いは基本的には月額で支払うことになります。
またレンタルサーバーもたくさんあるため、価格帯も様々です。
そのため、ご自身が運営するサイトで得られる利益に応じて、レンタルサーバーの費用を決めるというも選択肢のひとつです。
比較的サイトへのアクセスが少ない小規模サイトを運営する場合には、月額料金が安いレンタルサーバーを、アクセスが日頃から多い大規模サイトを運営する場合には、月額料金が高いレンタルサーバーを選ぶといった選び方も良いでしょう。
選び方②プラン変更の簡単さで選ぶ
サイトを運営し始めた時はアクセス数はさほど多くなかったけれども、長期的に運営していくとサイトのアクセス数が増え、サイトの規模が大きくなったということもあるでしょう。
また、毎月発生する料金をなるべく抑えたくなったということもあるかもしれません。
最終的には、アクセス数が多い大規模サイトを運営することを目標としている場合には、サーバーのプランが変更しやすいレンタルサーバーを選ぶことをおすすめします。
もしものことを考えて、のちのちプランを変更できるようにしたいといった人にも、簡単にプランが変更できるレンタルサーバーがおすすめです。
選び方③ワードプレスのインストール方法で選ぶ
WordPressをインストールするには、決められた手順に沿って操作を行うことで簡単にインストールすることができる「簡単インストール機能」を利用するという方法と、FTPソフトを利用してWordPress.orgからWordPress一式をインストールする方法の2種類があります。
簡単インストール機能でのインストールは初心者の人におすすめでき、FTPソフトを利用してのインストールは上級者におすすめです。
そのためご自身がどちらの方法でWordPressをインストールしたいかで、レンタルサーバーを選ぶのも選択肢のひとつです。
選び方④ディスク容量で選ぶ
レンタルサーバーにおける容量とは、サーバー内に保存できるデータサイズの上限のことを指しています。
レンタルサーバーごとに設定されているプランでは、それぞれ容量が異なってきます。
個人ブログの場合は10GB以上、企業サイトの場合には30GB以上が目安です。
しかし、各レンタルサーバーで提供されているプランのほとんとが100GB以上からの提供となっているため、個人ブログか企業サイトかの違いによって契約する容量を気にする必要はさほどないかもしれません。
ただ、大規模サイトを運営する場合や複数のサイトを運営する場合には一定の容量が必要となるため、容量を比較的多く確保することができるレンタルサーバーを選ぶのも選択肢のひとつです。
選び方⑤独自ドメインの取得で選ぶ
WordPressを利用してサイトを運営する場合、レンタルサーバーと契約した後にWordPressのインストールと独自ドメインの取得を行います。
レンタルサーバーによっては、独自ドメインの取得がサービスの中に含まれていることもあります。
レンタルサーバーを利用せずに独自ドメインを取得する方法もありますが、レンタルサーバー内で独自ドメインを取得できるほうがひとつのサービス内で完結するため、比較的簡単に設定を完了することができるでしょう。
そのため、レンタルサーバーにて独自ドメインを取得できるか否かといった基準で選択するのもひとつの方法です。
選び方⑥サーバーの機能性で選ぶ
各レンタルサーバーが提供しているプランでは、独自ドメイン取得の可否や運営できるサイトの数、ホームページの編集や更新を比較的簡単に行える「CMS(Content Management System)」に対応可能かなど、装備されている機能が異なってきます。
どの機能を備えているプランを選ぶべきかは、どのようなサイトを運営するかによって異なります。
そのためご自身がどのようなサイトを運営したいのか、希望のサイトを運営するためにはどのような機能が必要なのかを事前に調べて、その機能が搭載されているレンタルサーバーを選ぶのも方法のひとつです。
選び方⑦サポートの充実度で選ぶ
レンタルサーバーによって、どのようなサポート体制を取っているかが変わってきます。
初めてサイトを運営するとなると、WordPressのインストール方法や独自ドメインの取得方法などで悩んでしまうこともあるでしょう。
そのような状況になった場合に、電話・メール・チャットなどで問い合わせることが可能かといった基準で、レンタルサーバーを選ぶのも方法のひとつです。
選び方⑧表示速度で選ぶ
サイトを運営する上で、サイトが表示されるまでの速度は重要になってきます。
理由としては、サイト表示が遅いとなるとユーザーがサイトから離脱してしまうためです。
レンタルサーバーによって表示速度は異なるため、各レンタルサーバーの表示速度を比較し、比較的表示速度が速いレンタルサーバーを選ぶというのもひとつの方法です。
【比較表】WordPressのおすすめサーバー8選!
WordPressを使用してサイト運営をする際に、おすすめできるレンタルサーバーは以下の8つです。
サービス名 | 月額料金 | ディスク容量 | 表示速度 | 独自ドメイン | 公式サイト |
エックスサーバー | 990円〜 | 300GB〜 | 〇 | 無料 | 公式サイト |
ConoHa WING | 678円~ | 300GB~ | 〇 | 無料 | 公式サイト |
さくらのレンタルサーバー | 128円〜 | 100GB〜 | 〇 | 有料 | 公式サイト |
wpX | 1,320円〜 | 200GB〜 | 〇 | 有料 | 公式サイト |
mixhost | 968円〜 | 250GB〜 | 〇 | 無料 | 公式サイト |
heteml | 1,100円〜 | 500GB | 〇 | × | 公式サイト |
ロリポップ! | 99円〜 | 100GB~ | 〇 | 無料 | 公式サイト |
CPI共有レンタルサーバー | 4,840円〜 | 300GB〜 | 〇 | 有料 | 公式サイト |
表示価格は税込です
レンタルサーバーによって月額料金はもちろん、ディスク容量や独自ドメインの取得について違いがあることがわかります。
それぞれのレンタルサーバーについて、詳しく見ていきましょう。
①エックスサーバー(人気No.1)
画像引用:X server
サーバーを某大手サーバーからエックスサーバーに移管した結果
パフォーマンスが22上り、体感スピードは2~3倍UP
サーバーの設定とプラグインの調整をすればもっと良くなるはずです
20種類以上のサーバーを使ってきた経験からも
「エックスサーバー」か「ConoHa WING」がおすすめです
引用:X(旧Twitter)
エックスサーバーの詳細については、以下の表の通りです。
サービス名 | エックスサーバー |
月額料金 | 990円~ |
初期費用 | 0円 |
ディスク容量 | 300GB~ |
表示速度 | 〇 |
WordPress対応 | 〇 |
独自ドメイン | 無料 |
バックアップ | 毎日自動バックアップを実施 サーバー領域のWeb・メールデータ:過去14日分保持 MySQLデータベース:過去14日分保持 |
特徴 | レンタルサーバー運用歴が長いため、安定している 有名ブロガーや企業などの多くのWebサイトにて利用されている |
公式サイト | エックスサーバー |
エックスサーバーはレンタルサーバー運用歴が長く、今までに大きな事故等もない安定しているレンタルサーバーです。
有名ブロガーや企業などのWebサイトで利用されており、評価も高いことから「大手レンタルサーバーと契約したい」という人には、エックスサーバーがおすすめです。
エックスサーバーのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・国内シェア率No.1 ・レンタルサーバーの運用歴が長い ・過去に大きな事故を起こしていない ・24時間365日サポート ・WordPressを簡単にインストールできる ・大量アクセスにも対応可能 | ・サーバーを設定する際にある程度の時間がかかる |
メリットは、日本国内で最も利用されているレンタルサーバーであり、WordPressを簡単にインストールできるなどが挙げられ、初心者でも安心して利用できます。
デメリットはサーバーの設定にある程度の時間がかかってしまうため、すぐに作業に取り掛かりたい人にとっては不便に感じることもあるかもしれません。
しかしレンタルサーバーの運用歴が長いことから、安定した質の良いサーバーを利用することができるため、どれにするか迷ってしまう人はは、エックスサーバーを選ぶと良いでしょう。
②ConoHa WING(2つの独自ドメイン取得可能)
画像引用:ConoHa WING
ブログ生活の中でやって良かったこと80
conoha wingを使ったこと
レンタルサーバーはコノハを使ってます!
合計9ヶ月使ってますが、後悔したことはありません
・速い
・安い
・使いやすい画面
・多くの人が使ってるから不明なことがあっても調べたら出てくる
などメリットしかないです😆
引用:X(旧Twitter)
ConoHa WINGの詳細については、以下の表の通りです。
サービス名 | ConoHa WING(コノハウィング) |
月額料金 | 678円~ |
初期費用 | 0円 |
ディスク容量 | 300GB~ |
表示速度 | 〇 |
WordPress対応 | 〇 |
独自ドメイン | 無料 |
バックアップ | Webサイト・メール・データベースのデータ:1日1回バックアップ 過去14日分を復旧用データとして利用することが可能 |
特徴 | サイト表示の速度が国内最速 自動バックアップや無料独自SSLなどをスペックの高い機能を装備 |
公式サイト | ConoHa WING |
ConoHa WINGは、2018年に運用を開始した比較的新しいレンタルサーバーです。
最新の技術やスペックを備えていることから、サイト表示速度が国内最速と言われています。
ConoHa WINGのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・サイト表示速度が国内最速 ・独自ドメインが最大2つ無料 ・初期費用がかからない ・安定したサーバーを利用できる | ・運用歴が浅い ・ネット上の情報が少ない |
一番のメリットは先ほどもお伝えした「サイト表示速度が国内最速」という点であり、サイト表示速度が速いことからユーザーの離脱率を下げられる可能性が高まります。
長期利用割引プラン「WINGパック」を利用すると、お好きな独自ドメインを2つまで永久無料で利用できます。
デメリットには、2018年運用開始と比較的新しいレンタルサーバーであるため、ユーザー数やトラブル等が発生した際の解決方法の情報が少ないなどが挙げられます。
③さくらのレンタルサーバー(豊富な実績)
画像引用:さくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバは一番安いプランで三年ほど使ってますが個人的には全く不満ありません
引用:X(旧Twitter)
さくらのレンタルサーバの詳細は、以下の表の通りです。
サービス名 | さくらのレンタルサーバ |
月額料金 | 128円~ |
初期費用 | 0円 |
ディスク容量 | 100GB~ |
表示速度 | 〇 |
WordPress対応 | 〇 |
独自ドメイン | 有料 |
バックアップ | サイト情報・データベースをまとめてスナップショットという単位で保存 |
特徴 | レンタルサーバー運用歴が長い |
公式サイト | さくらのレンタルサーバ |
さくらのレンタルサーバは2004年からレンタルサーバーを運用しており、今までの利用件数は約48万件ほどになります。
また月額料金も他社と比較すると安いことから、月額料金をなるべく抑えたいという方におすすめです。
さくらのレンタルサーバのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・月額料金が安い ・レンタルサーバーの運用歴が長く、実績も豊富 ・WordPressの操作が簡単 ・メール/電話のサポートが利用できる ・2週間のお試し期間が設けられている | ・プラン変更が難しい ・独自ドメインの取得が有料 |
さくらのレンタルサーバでは月額128円のプランが提供されており、他社と比較すると月額料金が安いのがメリットです。
また、全プランにてメールや電話でのサポートを利用することができます。
デメリットとしては、独自ドメインの取得が有料になることに加え、契約後のプラン変更が簡単に行えないため、その点には注意が必要です。
④wpX(柔軟なプラン変更可能)
画像引用:wpX
サーバーを変更してみました😉
皆様のおすすめを色々とお伺いして、wpXにしてみました💻
最後の決めてはカスタマーサポートからの返信の速さでした!😉
超〜〜がつくほど返信が早かったので、こういう所はやはり大手なのかと思った次第です😊
さて、これでどのくらいスピードが上がるか楽しみです💕
引用:X(旧Twitter)
wpXの詳細については、以下の表の通りです。
サービス名 | wpX(ダブルピーエックス) |
月額料金 | 1,320円~ |
初期費用 | 0円 |
ディスク容量 | 200GB~ |
表示速度 | 〇 |
WordPress対応 | 〇 |
独自ドメイン | 有料 |
バックアップ | 2台のハードディスクに同じデータを書き込むミラーリングを採用 過去7日分のデータを保持する |
特徴 | WordPress専用のクラウド型レンタルサーバー |
公式サイト | wpX |
wpxはエックスサーバーと同じ運営会社が運営しており、WordPress専用のレンタルサーバーであることからWordPressサイトの高速表示のための技術など、WordPressに特化した機能を備えています。
さくらのレンタルサーバのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・WordPressに特化したスペックが搭載されている ・機能の高いプランが豊富 ・プランの自動変更が可能な「オートスケール」がある | ・ネット上の情報が少ない ・WordPress以外のプログラムが使えない |
メリットとしては、他社のレンタルサーバーと違いWordPressに特化したスペックが搭載されているところや、自分に合ったプランに自動的に変更できる「オートスケール」という機能がある点が挙げられます。
デメリットとしてはユーザー数が少ないため、ネット上に情報が少ない点に加え、WordPressに特化しているレンタルサーバーである点から、他のプログラムが使えない点です。
⑤mixhost(アダルトサイト運用可能&初回半額)
画像引用:mixhost
出会い系ブログやアダルト関連のブログを開設しようと考えてる人はレンタルサーバーの契約に注意!
コノハやXserverなどはアダルト不可。
ブログを開設するならmixhost(ミックスホスト)がおすすめ!
表示速度も早く、アダルト専用プランもあります。
アダルト系ジャンルなら必須と考えましょう!👌
引用:X(旧Twitter)
mixhostの詳細については、以下の表の通りです。
サービス名 | mixhost(ミックスホスト) |
月額料金 | 968円~ |
初期費用 | 0円 |
ディスク容量 | 250GB~ |
表示速度 | 〇 |
WordPress対応 | 〇 |
独自ドメイン | 無料 |
バックアップ | 毎日データを自動バックアップ 過去14日分のデータを保持 |
特徴 | アダルトサイトが運営可能 初回月額料金が半額 |
公式サイト | mixhost |
mixhostは、2016年から運営されているレンタルサーバーで、アダルトサイトを運営することができます。
mixhostのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・最新の技術を搭載しているため、表示速度が速い ・アダルトサイトが運営可能 ・初期費用が無料 | ・レンタルサーバーの運営歴が浅い ・電話サポートがない ・下位プランへ変更した際、差額分の返金がない |
mixhostでは、次世代WebサーバーのLiteSpeedなどサイト表示を高速化するための技術を採用していることから、表示速度が比較的速いです。
また、他社のレンタルサーバーでは運営ができないこともあるアダルトサイトの運営ができます。
デメリットとしては、比較的新しいレンタルサーバーであることから、ネット上にある情報が少ない可能性があります。
また電話での問い合わせサポートがないため、問い合わせをする際には、メールでの問い合わせのみとなります。
加えて上位プランから下位プランに変更した際、差額分が返金されない点もデメリットになるでしょう。
⑥heteml(大容量&高速サーバー)
画像引用:heteml
コストを抑えたいなら共用サーバー。必要なものが一通り揃っているが自由度は低い。個人的にはHetemlを利用しています。
自由度が高くて従量課金なのがVPSで、英語がわかるのであればDigitalOceanおすすめです。日本国内ならConoha使ってました。
引用:X(旧Twitter)
hetemlの詳細については、以下の表の通りです。
サービス名 | heteml(ヘテムル) |
月額料金 | 1,100円~ |
初期費用 | 0円 |
ディスク容量 | 500GB |
表示速度 | 〇 |
WordPress対応 | 〇 |
独自ドメイン | × |
バックアップ | 過去14日分のデータを保持 |
特徴 | ディスク容量が500GBと大容量 マルチドメイン・DBが無制限 |
公式サイト | heteml |
hetemlはWebサーバーとDBサーバー、メールサーバーにSSDを採用していることから処理速度が速く、また、500GBと大容量であることが特徴です。
hetemlのメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・大容量であるにも関わらず月額料金が安い ・サポート体制が充実している ・転送量の上限が高いことから、アクセス急増にも対応可能 | ・バックアップを使ってのデータ復元は有料 ・無料お試し期間がない |
hetemlのメリットは、大容量であることは先ほどお伝えした通りで、その他にはメールと無料電話サポートを提供していることから、サポート体制が充実している点が挙げられます。
また転送上限が月に40TBであることから、サイトへのアクセスが急増した場合にも対応可能です。
デメリットとして、バックアップ自体は無料ですがバックアップを利用してデータを復元する際には有料となります。
また、無料お試し期間がない点もデメリットとして挙げられます。
⑦ロリポップ!(コスパ最強)
画像引用:ロリポップ!
おじさんの趣味ブログ、読者もおじさんなのでアドセンス単価も高い。結果、pvそこそこの雑記ブログでもそれなりの収益発生する。おすすめ。レンタルサーバーはロリポップがおすすめ。収益化ブログやるならロリポップ。みんな俺と一緒に趣味ブログやろう!
引用:X(旧Twitter)
ロリポップの詳細については、以下の表の通りです。
サービス名 | ロリポップ! |
月額料金 | 99円~ |
初期費用 | 0円 |
ディスク容量 | 100GB~ |
表示速度 | 〇 |
WordPress対応 | 〇 |
独自ドメイン | × |
バックアップ | ハイスピードプラン・エンタープライズプラン限定にて無料自動バックアップ可 |
特徴 | 月額料金が安い ネット上に情報が多い |
公式サイト | ロリポップ! |
ロリポップは2001年からレンタルサーバーを運営していることから、運営歴の長い安定したレンタルサーバーです。
ロリポップのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・月額料金が安い ・初心者でも簡単にWordPressを始めることができる ・ユーザーが多いため、ネット上にある情報が多い | ・バックアップを復元する際には、別途サポートに連絡する必要がある |
ロリポップのメリットは、月額99円から無料独自ドメイン付でプランが提供されているため、安価な値段でサイト運営を始めることができる点です。
またユーザー数が多いため、ネット上にたくさん情報がある点もメリットと言えるでしょう。
デメリットとしては、自動バックアップを利用してデータを復元したい場合、サポートに連絡する必要があり、自分自身ではできないという点です。
⑧CPIレンタルサーバー(法人に人気)
画像引用:CPIレンタルサーバー
過去にCPIさん使わせていただいた時に、営業さん担当さん細かく面倒見てもらいめちゃくちゃ助かった思い出が。エエ鯖屋さんはセミナー提供もうまい。
引用:X(旧Twitter)
CPIレンタルサーバーの詳細については、以下の表の通りです。
サービス名 | CPIレンタルサーバー |
月額料金 | 4,840円~ |
初期費用 | 0円 |
ディスク容量 | 300GB~ |
表示速度 | 〇 |
WordPress対応 | 〇 |
独自ドメイン | 有料 |
バックアップ | 主契約ドメイン・マルチドメインともにバックアップ可 |
特徴 | Webサイトとメールサーバー・コントロールパネルを別サーバーで管理 設置必須であるセキュリティ機能を装備 |
公式サイト | CPIレンタルサーバー |
CPIレンタルサーバーはKDDIが運営しており、法人向けに特化したレンタルサーバーです。
レンタルサーバー導入前の相談や、24時間365日サポートしている体制など、サポートに関するサービスが充実しています。
CPIレンタルサーバーのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・Webサイト/メール/コントロールパネルのサーバーが分離している ・無料お試し期間がある ・セキュリティ対策が万全 | ・月額費用が高い ・電話/メールサポートは有料 |
CPIレンタルサーバーでは、Webサイト・メール・コントロールパネルのサーバーがそれぞれ別であるため、アクセスが一気に集中したとしても対応可能な点がメリットです。
また10日間の無料お試し期間があることに加え、メールのスパムチェックやWAFなどセキュリティ機能として必要なものが標準装備されています。
デメリットとしては、法人向けに提供していることもあり他のレンタルサーバーより月額費用が高い点です。
その他には、24時間365日いつでも電話とメールでのサポートを行っていますが、有料オプションになるためこの点も場合によってはデメリットになるでしょう。
【ジャンル別】おすすめWordpress向けレンタルサーバーを徹底解説!
どのような状況でサイトを開設するかによって、おすすめできるレンタルサーバーが異なります。
ここからは、それぞれの状況に応じておすすめできるレンタルサーバーを紹介していきます。
レンタルサーバーを選ぶ上で、ぜひ参考にしてみてください。
初心者におすすめのWordpress向けレンタルサーバー3選
初心者の人がWordPressを利用してサイトを開設する場合、以下の3つがおすすめです。
- エックスサーバー
- ConoHa WING
- ロリポップ!
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①エックスサーバー
エックスサーバーは利用者が多い大手レンタルサーバーで、過去に大きな事故など発生していないことから、安定したレンタルサーバーです。
有名ブロガーや企業サイトでも利用されており、どのレンタルサーバーにするべきか迷った場合にはエックスサーバーをおすすめします。
またメールと電話での問い合わせを24時間365日行っているため、不明点が出てきた際にも気軽に問い合わせることができます。
②ConoHa WING
ConoHa WINGは、表示速度が国内最速のレンタルサーバーです。
また、速さのほかにも自動バックアップ機能や無料独自SSLなども標準装備されています。
表示速度が国内最速であることから、ユーザーの離脱率を下げられることにもつながるため、サイト表示の速度を速くしたい人におすすめできるレンタルサーバーです。
③ロリポップ!
ロリポップは月額料金が安いことが特徴として挙げられ、そして標準装備されているスペックも申し分ありません。
またレンタルサーバー運営歴も長いため、安定したレンタルサーバーと言えます。
お問い合わせフォームや電話・チャットでの問い合わせにも対応しています。
月額料金を抑えたい、かつ性能がしっかりしているレンタルサーバーを選びたいという方には、ロリポップがおすすめです。
個人におすすめのWordpress向けレンタルサーバー3選
個人でサイトを運営する人におすすめできるレンタルサーバーは、以下の3つです。
- バリューサーバー
- スターサーバー
- XREA(エクスリア)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①バリューサーバー
バリューサーバーは月額146円から契約することができるレンタルサーバーで、費用が安いことが大きな特徴です。
スタンダードプラン以上であれば、メールやドメイン・データベースが無制限で利用可能です。
WordPressも簡単にインストールすることができるので、月額料金を抑えながらもメールやドメイン・データベースを無制限で使いたいという人におすすめできます。
②スターサーバー
スターサーバーは、比較的安い料金で転送量が多く設定されているのが特徴です。
また、上位プランへのアップグレードの即時対応が可能です。
その他に「スターサーバフリー」という無料で利用できるプランも提供されているため、有料プランを契約する前にお試しで利用することができます。
③XREA(エクスリア)
XREAの特徴として、WordPress・SSLが無料プランで利用することができる点です。
加えて、無料プランにてWordPressの簡単インストールが可能です。
その他に、無料プランの契約であってもチャットサポートを利用できます。
有料のレンタルサーバーを契約する前に、無料でレンタルサーバーを使ってみたいという人におすすめできるレンタルサーバーです。
法人におすすめのWordpress向けレンタルサーバー3選
法人でサイト運営をする場合におすすめできるレンタルサーバーは、以下の3つです。
- CPIレンタルサーバー
- エックスサーバービジネス
- KAGOYA(カゴヤ)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①CPIレンタルサーバー
CPIレンタルサーバーは、法人向けに特化したレンタルサーバーです。
10日間の無料お試し期間があることに加え、12ヶ月契約であれば初期費用が無料になります。
またメールのスパム・ウイルスチェックやWAF機能など、万全なセキュリティ対策も搭載されています。
②エックスサーバービジネス
エックスサーバービジネスは、エックスサーバーよりも法人向けにプランが組まれているレンタルサーバーです。
エックスサーバーと同等のスペックがあることに加え、セキュリティ対策がより一層強化されています。
また、会員サイト機能なども盛り込むことができ、場合によってはサーバー系の設定を代行してもらうこともできます。
③KAGOYA(カゴヤ)
KAGOYAは1998年からレンタルサーバーを運営しており、実績と安定性があるレンタルサーバーです。
「法人・企業様専用窓口」を設置しており、なおかつ法人導入事例も豊富にあることから、本格的な大規模サイトの運営にも対応可能です。
またトラブルが発生した際に備えて、「KAGOYA訪問サポート」という有料オプションも提供しています。
格安でおすすめのWordpress向けレンタルサーバー3選
格安で利用できるおすすめのレンタルサーバーは、以下の3つです。
- XREA(エクスリア)
- スターサーバー
- バリューサーバー
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①XREA(エクスリア)
エクスリアは先ほどもご紹介しましたが、無料プランが提供されているレンタルサーバーです。
有料プランも月額210円に設定されていることから、リーズナブルな料金でサイト運営をすることができます。
無料プランでもWordPress・SSL・チャットサポートを利用できるため、有料プランを契約する前に無料のレンタルサーバーを利用してみたいという方におすすめです。
②スターサーバー
スターサーバーは、月額138円から利用することができることから、安価な料金で契約することが可能です。
無料で独自SSLを利用できることに加え、2週間のお試し期間があります。
有料のレンタルサーバーの中で、安い月額料金のプランを希望する人にはおすすめできるレンタルサーバーです。
③バリューサーバー
バリューサーバーは月額146円から利用可能で、安価でありながらもWordPressを簡単にインストールすることができます。
月額366円のスタンダードプラン以上であれば、メール・ドメイン・データベースが無制限で利用可能です。
月額料金が安く、メール・ドメイン・データベースが無制限なプランを希望する人におすすめできるレンタルサーバーです。
VPNに関するよくある質問5選!
レンタルサーバーを選ぶ際やサイトを運営する上でよくある質問は、以下の5つです。
- WordPressで無料サーバーを使うのはどう?
- WordPressと無料ブログどちらがおすすめ?
- WordPressで使うサーバーに必要な機能は?
- おすすめできないレンタルサーバーの特徴は?
- WordPressで安いサーバーを使うデメリットは?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
質問①WordPressで無料サーバーを使うのはどう?
結論から言うと、WordPressを使用して本格的なサイトを運営する場合には、無料サーバーを利用することはおすすめできません。
理由としては、サーバーが備えている機能やスペック、レンタルサーバー側のサポート体制が十分でないこと、加えて無料サーバーの運営元の広告が表示されてしまうなどのデメリットが多いためです。
しかしご自身の趣味としてサイトを運営したい場合には、無料サーバーでも問題ありません。
本格的なサイト運営を目的としている場合には、有料のレンタルサーバーを利用しましょう。
質問②WordPressと無料ブログどちらがおすすめ?
サイトを運営することで収益化を目指している場合には、WordPressでサイトを開設することをおすすめします。
無料ブログの場合、自動的に広告が入ったり無料ブログの運営元の判断により記事やサイト自体がなくなってしまう可能性もあります。
サイトを運営することで収益化を目指している場合、記事やサイトが勝手に削除されてしまうと収益化することができません。
そのため収益化を狙っている場合には、WordPressでサイトを開設しましょう。
ご自身の趣味としてサイトを運営したい場合には、無料ブログでも問題ありません。
質問③WordPressで使うサーバーに必要な機能は?
WordPressの公式サイトにて、WordPressを実行する際に推奨している機能は以下の通りです。
- PHP バージョン 7.4 以上
- MySQL バージョン 5.7 以上、または MariaDB バージョン 10.3 以上
- HTTPS 対応
WordPressを操作する際、古いバージョンであるPHP 5.6.20以上かつ MySQL 5.0以上でも操作自体は可能です。
しかし古いバージョンはサポートが終了しているため、セキュリティ面から公式サイトで推奨されている機能が装備されているレンタルサーバーを選択しましょう。
質問④おすすめできないレンタルサーバーの特徴は?
おすすめできないレンタルサーバーの特徴は、以下の通りです。
- 月額料金が3,000円近くするが、ディスク容量が30~50GBほどしかない
- 月額料金が3,000円近くするが、独自ドメインやMySQLが1~2個ほどしか利用できない
- SSLを利用する際、お金がかかる
- メールアカウントを作成する際に個数制限がある、またはその他オプション料金がかかる
- WordPressをインストールする機能がない
- PHPなどのプログラムに対して、古いバージョンのみ対応可能
コストパフォーマンスやセキュリティ・運用上の観点から、上記の特徴に当てはまるレンタルサーバーはおすすめできません。
そのため、上記の特徴に当てはまらないレンタルサーバーを選択するようにしましょう。
質問⑤WordPressで安いサーバーを使うデメリットは?
無料サーバーであっても、サイト自体を運営することは可能です。
しかし無料サーバーの場合、以下がデメリットとして挙げられます。
- 無料サーバーの運営元の広告が表示される
- サーバー自体の容量が少ない
- メールアドレスの作成ができない
上記のデメリットがあるため、企業のサイト運営には無料サーバーは向いていません。
自社サイトに他社の広告が表示されるとユーザーの離脱につながることに加え、サイトの規模が大きくなった際には、サーバーの容量が足りなくなる可能性もあります。
そのため、企業のサイト運営では有料のレンタルサーバーを利用するようにしましょう。
WordPressのおすすめサーバー8選!のまとめ
WordPressを利用してサイトを開設する際にレンタルサーバーの契約が必要となりますが、一言でレンタルサーバーと言っても様々なレンタルサーバーがあります。
またレンタルサーバーによって、特徴や料金・搭載されている機能も異なってきます。
どのような状況でサイトを運営するかによって、おすすめできるレンタルサーバーが変わってくるため、ぜひこの記事を参考にしてご自身に合ったレンタルサーバーを見つけてください。