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パズルゲーム特集──1999〜2000年冬にお勧めの6本
俺たちにゃパズルがあるぜ!
for Windows

地面焦がし
発火少年が地面を焦がし尽くすという、ちょっと変わった設定のパズルゲーム

地面焦がし
地面焦がし
■発火少年は自分の周囲8マスに火を付けて地面を焦がす力がある

浮遊大陸に迷い込んだ発火少年を操作して地面を焦がし尽くすという、奇想天外な設定のパズルゲーム。

なんで浮遊大陸で? いくら超能力があるからといって、どうして地面を焦がさんといかんのじゃ! と思わず突っ込みたくなるほどのヘンな設定。タイトルに「発火少年の不可解な行動シリーズ」とあるが、まったくその通りである。

ルールは簡単で、「超能力で自分の周囲8マス分の地面に火を付け焦がすことができる」発火少年をカーソルキーで上下左右に動かし、ステージ上の地面を焼き焦がせばよい。ただし、発火少年が立っているマスは焦がすことができない/地面の上に岩がある場合は、まず一回岩を熱で溶かしてからでないと焦がすことができない、という制約がある。

「何だ、とりあえず発火しまくればいいわけね」と思うかもしれないが、もちろんそんなに単純ではない。すでに焦げているマスに対して発火すると、地面に穴が開き、通過できなくなってしまうのだ──このルールが「地面焦がし」の最大のミソで、うっかりと間違ったところで発火すると、あっという間に立ち往生してしまうことになる。

ステージ上のすべての地面を焼き焦がすか、穴を開ければステージクリアだ(ただすべてのマスを焼け焦がすより、穴を開けた方が高得点になる)。ステージは全30面用意されている。

使うキーはスペース、カーソル、リターンキーだけで、反射神経が要求される類のゲームではないが、パズルの難易度はなかなかに高い。一見奇妙に思える設定、ドットの荒いグラフィックによるシンプルなデザイン、そしてちょっと変わったBGMも、どことなく一体感が感じられる。パソコンゲームならではの正統派パズルゲームといってよく、詰め将棋的なパズルが好きな人にはぜひお勧めしたい。

スクリーンショット》 奇妙な設定にマッチした奇妙なオープニング画面が雰囲気を盛り上げる
スクリーンショット》 地面を焦がす順番をよく考えないと、地面に穴が開いて身動きがとれなくなる
スクリーンショット》 発火少年の「スペア」は結構たくさんいるので、少しは気が楽(画面右下)



■地面焦がし 1.1
【作 者】 飯坂 克己 さん
【対応OS】 Windows 98/95    【種 別】 シェアウェア(500円)
【作者のホームページ】 http://village.infoweb.ne.jp/~game/
【動作に必要なソフト】 DirectX 5.0以降
【レジ作品番号】 SR013521
【補 足】 全30面のうち、試用期間中にプレイできるのは5面まで



※このソフトは ダウンロード のページからダウンロードできます。


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