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最新作「封魔伝説」の舞台は平安時代


第5作「忍者レイ」から時を遡ること1000年。平安時代の日本を舞台に、僧侶のレンが主人公となって魔神を封印するというのが、シリーズ最新作「封魔伝説」のストーリーだ。

まず、ゲームスタート時に霊山の富士山に魔神が巣食ってしまったことを伝えられたレンは、その結界を破るために四つの宝玉を最初に集めるように命じられる。日本各地に散らばった宝玉を集める旅に出るレン。さすがは山岳列島の日本だけあって、さながら迷路のような本州を歩き回り、さまざまな国を訪れ、情報を集めたり化け物を倒していく……。

シリーズを通じて3回目となる日本を舞台にしたシナリオ。もちろんレンは一人旅で、倒した敵を捕獲することによって味方を増やしていくというシステムに変更はない。

難易度はシリーズ最高?

ゲームの難易度はシリーズを通じて少しずつ上がっているように思われ、この第6作では序盤はかなり苦労するだろう。なにしろ今回は初期所持金はゼロ。いくら僧侶だとはいえ、路銀ぐらい持ってないのかぁ? と泣きたくなってしまう。普通のRPGと違い、このシリーズでは敵を倒してもカネは入らない。敵キャラを捕獲し、それを売り飛ばして所持金を増やさねばならないのだ。それでいて敵の捕獲チャンスはランダムなので、捕獲できないときはとことん捕獲できない。よって、いつまでたっても所持金はゼロのままで、薬草も買えなきゃ宿屋にも泊まれない。その結果、体力の回復は泉頼りということになり、泉から離れたところへ進めない。そうすると弱い敵としか闘えないので、レンのレベルも上がらない……と、悪循環に陥ってしまうこともある。

冒険は困難であればあるほどいい! といったベテランプレイヤーであるならばともかく、若葉マークのビギナー冒険者には、少々荷が重いかなと感じた。シリーズも回を重ねてきたことにより、プレイヤーのレベルにも差が生じてきたところだろう。より多くの人にプレイしてもらうためにも「レベル設定」といった機能の追加を考慮した方がよいのではないだろうか? これだけのソフトを作ることができる作者にだからこそ、あえて言える台詞である。


封魔伝説の画面
▲ 「封魔伝説」では僧侶のレンが主人公


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