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ここまでできる! こんなに便利!!
付箋紙ソフトの徹底研究
for Windows

貼り付ける付箋紙の枚数によってソフトを選択しよう
実際にどのように使えばよいか?


人気のある付箋紙ソフトには、あれもこれもと非常に多くの機能が装備されているのが目立つ。ネットワーク対応、日付のカウントダウンタイマ機能、画像の貼り付け、テンプレート機能などが代表的な付加機能だろう。こうした付加機能がある方が便利だと思うなら、「付箋紙98」をはじめとする多機能型付箋紙ソフトを使うのがよいだろう。

しかし、消費するメモリやシステムリソースを考えると、一概に多機能型付箋紙ソフトがいいとも言い切れない。付箋紙を多く貼れば貼るほどリソースは減っていく。付箋紙ソフトだけでなく他のユーティリティにしても、便利なアイテムだからといってたくさん詰め込めば、あっという間にリソースは底をついてしまう。いくらメモリがあってもリソースがなくなればどうしようもない。

そう考えると、ごくごくシンプルでメモリもリソースもほとんど消費しない付箋紙も捨てがたい。これは、メモしておくべき用件の多さにも依存する。例えば毎日3枚も4枚も付箋紙を貼り付けていくような人には、やはりカウントダウンやタイマ機能がある多機能系が合っていると思う。そうでもしないと、付箋紙を貼ったということで安心してしまい、その後二度と気を留めることもなくなってしまう可能性がある。参考書にアンダーラインを引いたら覚えた気になったというアレと同じだ。枚数が多くなればなるほど、アラーム機能やカウントダウン機能、期日指定の色変更機能などを使って、ユーザに予定が迫っていることを認識させる必要がある。

ただし、便利さと引き替えにリソースは減る。ネットワーク対応ならTCP/IPを使う分さらにリソースを消費する。付箋紙に秘書的な役割をさせようというのだから、その分他の常駐ソフトを削ってリソースを確保するくらいのことはしてやろう。

逆に、1週間に2枚付箋紙が増える程度ならば、それだけのために常時メモリとリソースを使われるのは惜しい。筆者もこのクチなので、できるだけ本体がメモリを食わないものを選択し、かつ貼り付ける付箋紙についても、締め切り用に1枚、予定用に1枚、銀行用に1枚といった感じでまとめている。

1用件につき1枚の付箋紙を貼ってしまうと、それだけでデスクトップがあふれてしまうし、リソースも減ってしまう。多機能型付箋紙を使っているなら、なおさら使い方にも気を配ろう。システムにとっては、貼り付ける付箋紙の枚数をできるだけ少なくするに越したことはない。WordやInternet Explorerなど、リソース食いのソフトを常時稼働させて仕事をしているなら、なおのこと常駐ソフトが使うメモリ、リソースに気を使ってやる必要がある。


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