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ベクターソフトニュース - 1999.08.04 |
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テキストエディタ Ver.0.3.6.0
アウトライン解析などの多彩な機能を備えたフリーのテキストエディタ ■Windows 98/95/NT ■フリーソフト |
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ひとつのファイルでひとつの独立したウィンドウを使うSDI方式のエディタで、複数ファイルを編集する場合には、ファイルの数だけウィンドウが開く。同一ファイルを縦分割、横分割、縦横分割表示することが可能で、最大4ヵ所までを同時に表示、編集することができる。 無限レベルのUNDO/REDO機能（メモリ依存）や、Shift JIS以外の文字コードも自動判別で編集可能な機能、矩形のカット＆ペーストやフリーカーソル機能、正規表現によるGrep・検索機能、入力補完など、高機能型のテキストエディタと呼ばれるのにふさわしい多数の機能を持つ。編集中のSQLファイルをOracle SQL*Plusで実行できるといったかなりユニークな機能もある。テキスト中に含まれる見出し記号や、C/C＋＋関数定義などを用いて、ファイルのアウトライン構造を解析するとともに、ジャンプ先の位置指定を行う機能なども非常に便利に使えるだろう。 キー定義やメニューなどのカスタマイズ自由度が高く、好みの操作感を得られるのも魅力。 ●
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テキストエディタという分野は、電子メールソフトと並んで、市販のパッケージソフトよりもオンラインソフトの方がメジャーな分野だ。特に、フィーリング面が選択に大きな影響を与えるテキストエディタでは、本当に非常に多くの種類のエディタが存在する。
ただ、高機能型のエディタについて見ると、フリーソフトよりもシェアウェアの方がどうしても比率が高くなる傾向があるようだ。まぁ、機能を追求していけば、どんどん大型のソフトウェアになっていくわけであるし、開発には時間も労力もかかる。そのためシェアウェア化、という流れは致し方ないところであろう。 そんな風潮の中、名前もシンプルなこの「テキストエディタ」は、フリーソフトとしてリリースされ、しかもその機能レベルは非常に高い。まだまだバージョンも新しく、機能的にも荒削りさが感じられる部分もあるとはいうものの、その機能・性能は、十分すぎるくらい実用的なレベルに達している。 とにかくテキストエディタという激戦区の中で、他の有名ソフトと比べても見劣りしないのは立派だ。ぜひ試してもらいたいソフトといえる。 （天野 司）
《スクリーンショット》 画面を上下左右分割して、同一ファイルの4ヵ所を同時に参照できる 《スクリーンショット》 ファイルのアウトライン解析ができる 《スクリーンショット》 複数文字コードやエンコード方式をサポート。相互変換も可能だ 《スクリーンショット》 共通設定画面。キーカスタマイズ、ツールバーのカスタマイズなども自由 【作 者】 竹パンダ さん 【作者のホームページ】 https://www.vector.co.jp/authors/VA016528/ |
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