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mark 週刊ソフトニュース 97.06.11号へ戻る
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null RocketMouse
定型的なWindows操作を自動化できる
RocketMouse 97 2.01
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マウスカーソルの移動、クリックといったマウス操作に加え、キーボード入力の自動化も可能。さらに、タイマー機能の搭載により、かなり広い範囲に応用ができる。
拡大表示して見たい場合は、画像をクリックしてください
for Windows シェアウェア ユーティリティ Update!

mark マウス、キーボード入力作業を簡単に自動化
マウスはいまや入力デバイスとして欠くことのできないものだが、マウスカーソルの移動→クリックという作業を面倒に感じるユーザは多いらしく、「ある程度決まった操作なら自動化してしまえ」というツールがいくつか公開されている。「RocketMouse 97」は、さらに一歩進めて、キーボードも含めた定型的なWindows操作の自動化を目的に作られたソフトだ。

mark 操作を記憶は「子機」を使って
操作を自動化させるための設定は、(1)「子機」と呼ばれるアイコンをセットする、(2)「子機」をマウス操作・キーボード入力を行いたい場所までドラッグ、(3)その地点で右クリックをし、操作・入力内容を決定、(4)必要な操作を繰り返し、セーブ、という操作で行う。この子機の使い方に最初は戸惑うかもしれないが、慣れてしまえばそれほど複雑ではない。サンプルの設定ファイルが同梱されているので、まずこのファイルで自動操作を行ってみれば、「RocketMouse 97」でどのようなことができるのか、すぐに理解できるだろう。

デモの自動実行などに利用できるほか、オートタイマー機能も装備しているので、例えばWebページの自動巡回といった使い方もできる。キーボード入力も自動化できるため、そのほかにも応用範囲は非常に広い。

Internet Explorer 4.0のアクティブデスクトップへの対応、インテリマウスのホイール機能への対応など、新機能へ対応していることも、このソフトの特徴として挙げてよいだろう。

mark より使いやすいソフトを目指したい
作者のTakahiro Ono(MojoSoft)さんに開発経緯をうかがったところ、「『寝てる間にも仕事を進められないか?』――そこからRocketMouseの開発が始まりました(^_^;)。パソコンを使っていると、いろいろ定型的な作業が多いのに、その間ずっとパソコンの前で同じような作業を強いられるのは面白くありません。こうしたすべての作業を自動化したいと思って開発しました」と教えてくれた。

今後のバージョンアップ内容としては、「もっと初心者にも簡単に設定できるように、操作の自動記録機能を実現させる予定です。将来的にはWindowsにおけるすべての作業の自動化を目指していきます」とのこと。次バージョン以降も楽しみなソフトだ。
Download
RocketMouse 97の最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。

※ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。ソフト名をクリックすると、そのソフトに関する詳細な解説を参照することができます。

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※ この記事は '97年6月11日 に公開されたものです。
(c) 1997 Vector Inc.