当時はメモリが急激に安くなり、32bitの限界まで使えることから「Gooo」の開発に至りました。その後、Googleデスクトップ検索など、大手のデスクトップ検索ソフトが公開されはじめ、また、作者本人も「Gooo」を使わなくなったので、ソフトの更新をやめていました。

開発再開のきっかけは、去年、何年ぶりかに利用者の方から「Windows 7に対応しているか？」とのメールをいただいたことでした、正直、いまだに使ってくれている方がいることに驚きでした。やはり、たとえ一人でも、愛用してくれる人がいればうれしいものです。というわけで、しばらくぶりに開発を再開しました。

ちょうどVectorでインテル主催の「Ultrabook^TM 向けアプリケーション・コンテスト」もあったので、この第2回に合わせる形で開発しました。開発時間に制限をかけたため、何ヵ所か最適化に妥協をしていますが、それなりに納得の出来です。まぁ落選でしたけど……。

メモリアクセスについては相当なノウハウをつぎ込んでます。「Gooo」と同じ自由度を維持して、より速く検索できるソフトはないと思います（日本語に特化していますし）。

今後のバージョンアップの予定ですが、制作過程でより速いアルゴリズムに気づいたので、それを実装させたいのと、インタフェースをもう少し使いやすく、わかりやすくしたいと考えています。