「Desktopper」は、アクティブデスクトップ風の動作を再現した、コンパクトなデスクトップ貼り付け型Webブラウザ。デスクトップ上の任意の位置・大きさで貼り付けることができ、ニュースサイトのように、頻繁に更新されるページをチェックするのに最適。スクリプト機能を備え、ページの読み込み時に自動実行させることもできる。常に最背面に表示され、ほかのすべてのウィンドウを最小化しても、最小化されない。

初回起動時に表示されるのは、あらかじめ登録された「Yahoo!ニュース」「Googleニュース」の二つのウィンドウ。タイマも設定済みで、一定時間ごとに更新される。ページ上のリンクのクリックでリンク先にジャンプし、前のページに戻ったり、ページの再読み込みを行ったりもでき、操作は一般的なWebブラウザと同様。

ページのアドレス表示部分（「Desktopper」では「ステータス領域」と呼ばれる）にURLの文字列をドロップしたり、メニューで「新規」を選択・実行したりすると、新規ウィンドウにページが表示されるようになっている。

ウィンドウ上にはそのほかにも、キーワード検索用のテキストボックスや注目キーワードが表示されるボタンがあり、これらを使用した場合は、既定のWebブラウザを起動して、検索結果やキーワード一覧が表示される。そのほかにも、

• URLの直接入力によるページジャンプ
• 開始URL（ホーム）への復帰
• スクロール中の位置からページの原点（ページを読み込んだときに先頭位置となる）への移動
• 表示中ページのURLおよびページタイトル文字列の取得
• 既定のブラウザでのページ表示

ウィンドウはドラッグで移動させたり、サイズを変更したりできるほか、最大化/最小化したり、表示倍率を変更したりすることが可能。最小化した場合は、タスクバーに格納されるのではなく、ボタンやステータス領域のみを残して、バー上に折り畳まれる。