適切な難易度よりも少し上の難易度を選択すれば、対戦がよりスリリングになり、同時にタイピングの腕を無理なく磨くことができる（標準で選択できる難易度は15段階だが、そのほかにも隠しレベルが用意されているようで、自信のある方はチャレンジしてみていただきたい）。

使用できるキャラクタは9種類。それぞれ外見だけでなく、攻撃力や被ダメージ率などの能力が異なるのも楽しい。キャラクタと難易度との組み合わせで、ゲームの楽しみ方はさらに広がる。

ローマ字表記法の自動識別に対応しているなど、タイピング練習ソフトとしての性能も基本的なところが押さえられ、なかなかのものだ。

筆者が試した範囲では、メモリが豊富なマシンでないと、画面の切り替え時に非常に重くなり、ゲームの興が損なわれてしまう場合があった。（筆者の環境以外ではどうかを確認していないが）この点はできれば改善をお願いしたい。