各ステージの道中は長めだが、適当な個所に息抜きのポイントなどが設定されている。ゲームバランスも絶妙なので、長いことはまったく気にならない。サブボムやワープなどといった独自の機能をうまく活用すれば、ピンチを逃れることもできる。弾幕の激しさにもかかわらず、適度に気を弛めることができ、弾避けを存分に楽しむことができた。

ただし、ゲームの難易度は非常に高い。一番簡単な「HEAVEN」モードが筆者にとってはプレイできるギリギリの限界だった。最高難度の「FESTIVAL」だと、もうほぼ瞬殺といってよい。ゲームの処理が速く、動作は軽快。敵・味方ともに動きが速い。とても気持ちよくプレイできるものの、一歩間違えるとたちまち自機を撃破されてしまう。

初見殺しのようなトラップはほとんどないようだが、全ステージクリアできるようになるには、かなりのやり込みが必要。激しくおもしろい、シューティングゲームマニアには一押しのゲームだ。