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IdeaCard

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IdeaCard
ドラッグ&ドロップでメモの整理や図式化ができる発想支援ソフト
Windows Me/98/95  フリーソフト
IdeaCard
  • 雑多な内容の「テキスト」をグループ化することで、アイデアを整理できる

  • ◎そのほかのスクリーンショット
  • テキストの入力は、ドローソフトと同じような感覚で行えるほか、まとめ入力も可能
  • グループ化に基づいてツリー構造を表示したり印刷できる

  • 思い浮かぶままに書き並べた個々の項目を、関連するもの同士でグループ化しながら整理していけるアイデア整理&発想支援ソフト。項目同士をグループ化したり、アイコンを使って各項目やグループ同士の関係を図式的に表現することができる。

    思いついたアイデアや、調査によって得られた情報をカードに書き出し、そこから共通性のあるものをグループ化することで整理していく「KJ法」と呼ばれる発想支援方法がある。「IdeaCard」は、KJ法をドローツール上に再現したようなソフトだ。

    「IdeaCard」では、自由に入力できる個々の項目を「テキスト」と呼ぶ。「テキスト」は、ドローソフトにおける「テキストボックス」に相当するものと思えばわかりやすい。使いはじめるには、メイン画面内に「テキスト」をどんどんと書き込んでいく。アイデアをすばやく入力できるよう、5件までの「テキスト」をまとめて入力できるダイアログや、改行ごとに個別の「テキスト」として入力されるダイアログも用意されている。「テキスト」だけでなく、メニューなどから選択してアイコンや矢印などの図形を配置することも可能だ。

    「テキスト」がある程度たまったら、今度はそれぞれの「テキスト」の関連を検討し、類似するものをまとめて、断片的であいまいだった情報を体系化していく。このとき「テキスト」の位置は、画面内を自由にドラッグすることができる。集めた「テキスト」を囲むようにマウスでドラッグすると、「フレーム」という単位でグループ化される。「フレーム」をさらにグループ化して「上位概念フレーム」を作ることも可能だ。「フレーム」にはタイトルを付けることができる。タイトルと各「テキスト」間には階層関係が与えられるため、「フレーム」単位で選択して移動したり、階層化表示機能でフォルダツリー風に表示・印刷することもできる。

    ひとつのファイルに作成可能な「テキスト」と「フレーム」の数はそれぞれ500個。文書のプロパティを表示すると、「テキスト」と「フレーム」の現在使われている数と、これから作成可能な数がひとめでわかる。

    作成した文書は、A4サイズの用紙(縦位置のみ)に印刷できる。A4サイズに入りきらない場合は、最大70%縮小まで印刷倍率を変更するなどで対処できる。文書は独自のICD形式で保存できるほか、テキストファイルとして保存することも可能だ。

    グループ内の「テキスト」の配置方法は、グループ内で自由に配置できる「手動整列」か、自動的に整列される「自動整列」のいずれかを選択できる。新規テキストやフレームのデフォルト文字書式の指定なども可能。Undo/Redoはそれぞれ20回まで行える。


    reviewer's EYE reviewer's EYE
    2001.08.01号で原稿を執筆させてもらった「NSアウトライナー」をはじめとするテキストベースのアウトラインプロセッサでは、見出しを立てて項目を整理するが、項目間の関係についてはテキストを読まないとわからない。このようなソフトは、あらかじめ大まかな構想があって、そこへ項目を当てはめていくような使い方には適している(したがってトップダウン式に使われることが多い)。

    それに対して「IdeaCard」はもっと雑多なアイデアを整理するのに向いている。例えば、社員に業務上の問題点を挙げてもらい、それを整理して改善点を絞っていくような使い方だ。このような用途では、各項目は必ずしも論文や小説のように流れをもって構成されるわけではなく、それぞればらばらだったり、時には互いに対立する関係にあったりもするから、そこまで図式化できればとてもわかりやすくなる。

    「IdeaCard」では、テキストを自由に配置できるドローツール的な性格がこれを可能にしている。テキストを自由にドラッグしてグループ化するのは、机の上でアイデアカードを並べ替えて検討するのとまったく同じ感覚だし、アイコンを配置してグループ同士のつながりや注意点を視覚的に表すこともできる。

    つまり発想の支援(アイディアプロセッシング)だけでなく、それを清書し、図として表現する(プレゼンテーション)というふたつの要素を内包しているといえる。ただし、実際に使ってみると、このドローツール的な操作もテキストを整理してアイデアをまとめる使い方に徹している感が強く、プレゼンテーションという視点からすると機能的にはやや弱いかもしれない。例えば、アイコンには対立や否定、従属などの関係を表わすものもほしいし、それ以外にも矢印線や引き出し線などが引ければさらにレイアウトがやりやすくなるだろう。文書イメージをクリップボードにコピーする機能もほしいところだ。

    こうした点が強化されれば、アイデア整理の域を越えて、さらに用途が広がってくると思う。

    (福住 護)

    ソフト作者からひとこと ソフト作者からひとこと
    ソフトを開発しようと思った動機、背景
    アイデアの整理方法としてKJ法は非常に有効な方法であり、付箋紙に思い浮かぶアイデアを書き込み、机の上で並べ変える作業をよく行っていました。思い浮かぶアイデアはすぐに書き取らないと消えてしまうので、パソコンで仕事をする時間が多くなると、パソコン上で同じようなことができないかと思ったのが動機です。アイデアの抽出が目的なので、パソコンの操作はできる限りシンプルに、使いやすく操作できることを主眼において開発をしました。

    開発中に苦労した点
    当初、Ver.1.0ではテキスト数を50個までと制限しました。思いついたアイデアをテキパキと書き込み、整理することは出できるようになりましたが、テキスト数50個では少ないとの要望が非常に多く、改良を行いました。書き込みテキスト数が多くなると動作が鈍くなることはある程度予測されるのですが、Ver.2.0で500個までの仕様を公開し、Ver.3.0では動作の改善を努めたつもりです。まだまだ不十分だと考えておりますが、Ver.3.0ではフリー化しましたので、より多くのユーザとともに改良を進めていきたいと考えております。

    ユーザにお勧めする使い方
    アイデアの初期整理の段階ではKJ法が最も効果の上がる方法であると思います。アイデアは場所や時間を問いませんので、モバイルPCにて移動中などに使用すると、思いがけないような名案(?)に出合うことがあります。また、グループ作業でいろいろな意見をうまくまとめ上げることにもお勧めです。そのほか、使い方次第で備忘録やToDo List、データ解析等いろいろな使い方が可能です。

    今後のバージョンアップ予定
    印刷機能はまだまだ非力です。アイデアの整理において一覧性は非常に重要な意味を持っていますので、画面に収めきれないアイデアを印刷でカバーできるよう、今後もバージョンアップしていく予定です。またHTML形式でのデータ交換もできるようにしていきたいと考えております。ホームページにはバージョンアップ等の情報を盛り込んでおりますので、時々ご参考にしてください。

    (近藤 康彦)
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    ● IdeaCard Ver.3.00
  • 作 者 : 近藤 康彦 さん
  • 対応OS : Windows Me/98/95
  • 種 別 : フリーソフト
  • 作者のホームページ : http://www11.u-page.so-net.ne.jp/sa2/y-kondo/


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