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ベクターソフトニュース - 2000.08.09
Prodigy Racing Prodigy Racing Ver.1.00
3Dグラフィックが美しい近未来風高速カーレースゲーム
Windows 2000/98/95 シェアウェア
「Prodigy Racing」の動作画面
■美しい風景をバックに、反重力エンジンを搭載した未来カーがコースを疾走する

反重力エンジンを搭載したマシンを操り、近未来風のコースを走り抜くカーレースゲーム。リアルな操作感に加え、バラエティに富んだ美しいコース、自由な視点切り替え、そしてノリのいいBGMで、白熱したカーレースが楽しめる。練習やタイムアタックを行う「FREERUN」と、他のマシンと順位を競う「GRANDPRIX」の2種類のモードがある。

Prodigy Racingの大きな特徴のひとつは、未来都市のイメージや自然を舞台にした美しいコースだ。全部で5種類のコースが用意されているが、超高層ビルの間を縫うように作られた真夜中のコースや、どこまでも続く壮大な草原に巨大なバルーンが浮かび、風車が回るほのぼのとした感じのコースなど、いずれもリアルに描かれており、実際に未来空間や草原地帯に迷い込んだかのような感覚を味わうことができる。

もうひとつの特徴として挙げられるのが、4種類が用意された視点位置。通常の視点に加え、機体前部に設置されたカメラからのオンボード視点、上空からの俯瞰視点、後方を確認するための後方視点をいつでも自由切り替えることができる。このため、走行中にコースの形状や敵マシンとの位置関係も把握しやすいばかりか、スピード感や迫力など、よりエキサイティングな感覚が楽しめる。

ゲームモードは2種類。「FREERUN」は、5種類の中からコースを選択し、自由に周回を行えるモード。コース上には他のマシンはおらず、自機だけで走行する。最速ラップの走行を半透明のマシンで表示する「ゴースト」という機能があり、ゴーストと競うことによりラップを上げることができ、勝てば自然とタイムレコードが更新できるという仕組みだ。

「GRANDPRIX」は計16台によるレースモード。GRANDPRIXモードを勝ち抜くには、カーブでの最短距離走行やなめらかなハンドリング、スリップストリームといったテクニックがプレイヤーに要求される。スリップストリームとは、スピードがのってきたときに他機体の後方に入り、空気抵抗を少なくして加速するというワザ。難易度は高いが、体得すれば、後方から他のマシンを一気にごぼう抜きすることも可能だ。

アクセルやハンドリングなどの基本操作はカーソルキーまたはマウスで行える。

reviewer's EYE スリル満点のカーアクションゲーム。単にコースを疾走するだけでなく、コースごとに異なる美しい景観や視点の切り替えなどで、飽きることなく楽しめる。反重力エンジンを搭載したという近未来マシンでは、地面を疾走する通常のレースマシンとは異なり、操作には不思議な感覚をともなうかも。加速とともに流れゆく3D景観と未体験の重力感には、慣れるまでに酔いを覚えるほどだ。

だが、慣れてしまえばこっちのもの。ビートのきいたサウンドと、時速400キロ以上のスピード感に一度味をしめれば、これほどスリリングでワクワクするものはない。機能は豊富だが、操作が簡単なので、はじめてカーレースゲームに挑戦する人でも安心してプレイできるだろう。
(フェムス・安藤 しょうこ)


スクリーンショット》 こちらは夕刻風景をバックに爆走中
スクリーンショット》 上空から見下ろせる俯瞰視点なら、コースの先読みができる


【作 者】 小森 陽一 さん
【作者のホームページ】 http://www.heloli.com/
【動作に必要なソフト】 DirectX 7.0以降
【レジ作品番号】 SR016082(準備中)
【補 足】 試用期間中は、GRANDPRIXモードでプレイできるのが全5ラウンド中2ラウンドまでなど、一部に機能制限がある
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

仕事が開店休業状態だったので、DirectXに手を出したのがことのはじまりでした。LightWaveのモデルを表示したりしてビデオカードの実験などをしていました。人体表示をしていたときピンとヒラメキました。「キャンギャルといえばレース」というわけでレースゲームを作ることにしたのです。レースだからキャンギャルがいるのではありません。キャンギャルがいたからレースなのです。

■開発中に苦労した点

DirectXを理解することは極めて困難な作業です。仕方ないのでわかる範囲でこねくりまわして作ってます。DirectX 6からDirectX 7への移行にともない仕様が大幅に変更されたので、書き直すのが大変でした。また、ビデオカードによる動作の違いを吸収するのも大変でした。実際テストしていないビデオボードもたくさんあるので苦労はまだまだ続くのかもしれません。処理落ちの問題は常に存在していて、いかに軽くて見栄えのいい背景を作るか苦労しました。機体の影やコースは、遠方では簡易表示を行って処理時間を稼いでいます。また、処理落ちしてもゲームの進行速度を変えないようにするのも大変でした。

■ユーザにお勧めする使い方

まずはマウスのお手入れから。光学式がベスト! FREERUNモードで走行感覚とコースを覚えよう。軽快なBGMにノッてテンションを上げていこう。慣れてきたらゴーストとタイムアタックで燃えよう。燃え尽きる前にGRANDPRIXモードにも挑戦してみよう。デモ画面のまま放っておいてもいいかも!

■今後のバージョンアップ予定

メジャーなビデオボードで動かないような状況もしくはバグフィックスは行う可能性が高いです。ゲームそのものは変わらないでしょう。反響が大きかった場合は続編でということになると思います。
■感想

開発期間の半分は曲待ち。さらにその半分は絵を描いてましたな。プログラムの時間が一番短かったよーな気もするが……まいっか!
(小森 陽一)
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シェアウェアプロレジ・シェアレジ(1,728円(税込))
Prodigy Racing 1.00 反重力エンジンを搭載するマシンで戦う近未来レーシングゲーム (3,568K)



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