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ベクターソフトニュース - 2000.02.02
学校の一日 学校の一日 Ver.1.0
さまざまなイベント、エンディングを楽しめる学校生活シミュレーションゲーム
Macintosh フリーソフト(寄付歓迎)
「学校の一日」の動作画面
■授業風景。教室や校庭などでは、文字ボタンでさまざまなアクションを行わせることができる

ある学校での一日を男子生徒となって体験する“学校生活体験ゲーム”。プレイヤーの操作する主人公の行動によって、さまざまイベント、エンディングが楽しめる。

ゲームは、主人公が学校へ登校する午前9時10分からスタート。ホームルーム−(途中、昼休みを挟んだ)5時間の授業(国語、算数、音楽、美術、テスト)−ホームルーム−掃除、というのが体験できる学校生活の基本的な流れとなるが、普通に授業を受けるだけでなく、途中で授業をサボって学校の中を歩き回ったり、校庭に出たりなど、行動は自由に選択できる。ただし、時間が夜中の24時になったり、あるいは生活指導の先生に怒られるようなイベントを発生させると、その時点でゲームオーバー(一日が終了)。また、主人公の気分によって変動する「性格の明るさ」というパラメータが0になってもゲームオーバーとなる(初期値は50)。

以上の条件に留意して、プレイヤーは主人公である男子生徒を操作する。移動はカーソルキーで行い、【shift】キーでジャンプができる。これ以外のアクションについては、画面下の文字ボタンをクリックすることによって挨拶や笑う、泣く、怒るといった感情表現や、場所の移動などが行える。

校舎内の保健室や図書室、あるいは体育館や校庭など、好きな場所に移動して画面のあちこちをクリックすることで、さまざまな体験ができるようになっている。例えば校庭では走り回ったり、ブランコを漕いだり、鉄棒で逆上がりや大車輪などができるといった具合だ。そのほか、図書館や体育館で女生徒と話をするといったこともできる。

こうしてさまざまなイベントを“体験”をし、学校生活の一日が終了するとエンディングとなる。エンディング画面では終了時刻のほか、性格の明るさ、テストの結果と、その日に対する簡単なコメントが表示される。性格の明るさは校庭や体育館で遊んだり、図書館などで他の生徒と会話することで上げられる(どうすればよいかわからない人は、図書館に行くとヒントが得られるかも)。また、5時間目のテストを受けないと、当然のことながらテスト結果は0点となってしまうので、気になる人は受けておこう。

どのような一日を過ごせるかはプレイヤーの腕次第。隣の席の女の子「マキちゃん」と待ち合わせて一緒に下校することがおそらく最大のイベントとなるだろうが、そこまでもっていくには相当の試行錯誤が必要だ。

reviewer's EYE まず、主人公の一日を作り出していくというコンセプトがおもしろい。同じ作者の前作「サマーデイズ」は夏休みを過ごすという、ある意味「日常から離れた世界」を体験するゲームだったのに対し、本作は「日常」(といっても、過ぎ去った日々という人も多いだろうが)を思い出して体験するという設定になっている。プレイしながら何となく懐かしく、そして和んでいくような感じは、この作者独特の世界といえるだろう。

エンディングも多彩で、違うエンディングを目指して何度もチャレンジできる点もミソ。もっとも、普通の一日で終わったり、友達とケンカしたままの一日では、どうも落ち着かなくて何度もやり直してしまうのは筆者だけだろうか。理科室の謎やマキちゃんとの下校など、充実した「懐かしいあの一日」を追体験するためにも、一度ならず何度もプレイしてほしいゲームだ。
(宮原 公文)


スクリーンショット》 これが時間割。「その他」メニューで確認できる。教室を移動しなくてはいけない授業もあるので、要注意。
スクリーンショット》 移動はカーソルキーで。画面左下には、現在の時間と主人公の「性格の明るさ」が表示される
スクリーンショット》 図書室では、女生徒と会話することができるほか、ゲームのヒントが書かれている本を読むことができる
スクリーンショット》 エンディング画面。5時間目をエスケープしたので、テストの結果は0点。図書室に入り浸っていたからか、コメントは『読書の季節です』


【作 者】 酒井 武志 さん
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

個人的な趣味として今までいろいろなものを題材としたオンラインソフトのゲームを作ってきましたが、その中のひとつとして“学校モノ”というのも作っておきたかった──というのが単純ながら作るキッカケとなった最初の動機です。個人的にも学生時代は多感な時期であったし、思い入れはありました。

■開発中に苦労した点

行動次第でなんにもない一日にも、思いで深い一日にもなるというあまりにもターゲットを絞らないボヤ〜っとした作り方が好きなんですが、いつもそこで苦しめられます(笑)。特に今回はリアルタイムに流れる時間の中で、一日を各教室や校庭などいろいろな場所で過ごすことができるため、それぞれの場所での時間の流れや、時間の重なりが苦労した点です。

■ユーザにお勧めする使い方

ゲームの中でテストがあるのですが、これは本物の勉強問題ではなく、過去の僕の作品をもとにした出題となってます。これには僕の他の作品も知ってもらおうというわかりやすい狙いがあります。わからない問題が出てきたら、ぜひ遊んでみてください。

そして、学校が楽しいという人には家でも学校気分を楽しんでもらいたいし、学校でつらい思いをしている人には、自由気ままに振る舞えるもうひとつの学校を楽しんでほしいのです。
(酒井 武志)
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フリーソフト
学校の一日 1.1 懐かしい自分がいる…学校生活体験ゲーム! (3,272K)




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