「YiShow Explorer」はCLIEシリーズを強く意識したつくりになっており、「for CLIE」ではインタフェースの美しさ、使いやすさが格段にアップされている。ハイレゾ画面やジョグダイヤル関連の機能も強化され、NXシリーズの縦型ワイド画面、UX50の横型ワイド画面もいち早くサポートしている。
ランチャ画面では、カテゴリータブが独立して画面右中段に表示され、目的のカテゴリ内に到達しやすくなっている。カテゴリーをアイコンで表示したり、カテゴリータブの位置を上下左右に移動したり、並び順をドラッグ&ドロップで変更したりといった細かい変更もできる。
大アイコン/小アイコンモードでは、コピー/削除操作のアイコンをタップすると、各アイコンにチェックボックスが表れ、複数のファイル選択が可能になる。
ジョグダイヤルをフル活用できるようになっており、ジョグを回すだけで選択アイコンが移動し、ジョグの押込みで起動できる。片手でスマートな操作が可能だ。
また、画面上部は「for Palm」ではタップによる日付/時間の表示切り替えのみだったが、「for CLIE」ではバッテリー/メモリ残量についても、数量/パーセンテージ表示に切り替えたり、アイコンを変更したりすることができる。
そのほか、UX50の横型ワイド画面の場合、ランチャのアイコンの表示数やツールバーのクイックランチャの表示数を横に伸ばしたり、全体的なランチャの表示位置を変更したりすることが可能だ。また、一部のキーボード操作に対応している。
なお、作者のホームページでは「for CLIE」用のスキンや壁紙が非常に多く公開されており(NXの縦型用もあり)、さまざまなインタフェースを楽しむことができる。外部メモリに複数のデータを保存しておけば、スキンマネージャで好みのデータにすぐに差し替えて利用できる。
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