PDAの辞書ソフトというと、辞書データの容量の大きさがネックになり、導入に二の足を踏んでしまう方も多いのではないだろうか。
しかし、近年は外部メモリカードの低価格化が進み、数10MB程度であれば、手ごろな値段で買えるようになった。メモリカードに辞書データをインストールしておけば、必要なときにすぐ使用することができる。また、複数の幅広いジャンルの辞書や、大容量になる専門辞書を入れておくことも十分可能だ。
今回の特集では、いくつもの辞書を同時に扱える「総合辞書ソフト」をPalmOSで3種類、WindowsCE（PocketPC）で2種類取り上げてみた。どのソフトも、複数の辞書を同じインタフェースで使用できることが特徴で、用途にあわせて必要な辞書だけを購入できる。
中には、インクリメントサーチ（文字を入力するごとに検索文字列が絞られていく方式）での簡単な検索や、暗記練習機能などの別の機能が用意されているものもあり、非常に便利だ。新しい年度がはじまり、辞書が必要になる学生や社会人の方は、この機会に購入を検討されてはいかがだろうか。
（要）
※ 本特集では、記事の下にダウンロードや購入のリンクを記載しています。
なお、購入前には必ず、対応デバイス、必要になる容量、購入する辞書データの組み合わせなどをご確認ください。
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■Palm 辞スパ （PalmOS）
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必要十分な機能で使いやすさ優先の総合辞書。統合版のリーズナブルな価格設定も大きな魅力だ。
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