キーボードを持たないPalmにとって、慣れないうちは日本語文章の入力はけっこう面倒なものだ。
グラフィティエリアからのアルファベット入力はラクだけれど、せっかくペンを使っているのなら、直接日本語を入力できればもっと便利になるのでは……と思う人もいることだろう。また、漢字かな交じり文の変換につまづき、何度も変換修正しなければならずイライラしてしまうこともしばしばある。
そこで今回の特集では、Palmで日本語をスムーズに「入力」するソフトと、上手に日本語を「変換」するソフトを紹介する。日本語入力にまつわる多彩な機能をトータルに使える定番の「ATOK」をはじめ、Palmの強みであるグラフィティエリア機能を存分に活かしている「極楽ひら」や、定評のある「Compact-VJE」や長年愛されている「POBox」など計7
本を取り上げた。
どのソフトも「日本語入力」というテーマで設計されたソフトであるが、機能、価格、容量といったユーザのニーズによって、どれを選択するのがベターかは異なってくる。この記事で自分にピッタリとあてはまるソフトを見つけてほしい。
(塩野 貴之)
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■「極楽」シリーズ
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「極楽ペン」と「極楽ひら」
手書き入力の「極楽ペン」と、ひらがなグラフィティ入力と変換機能の「極楽ひら」の二つのシリーズ。
極楽ペン / 極楽ひら
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■日本語入力支援ソフト
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日本語入力支援ソフト
手書き入力の「NEOS GOGOPen」と、ひらがなのグラフィティ入力「Hirapa2」の入力支援に特化したソフトを2本。
NEOS GOGOPen / Hirapa2
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■日本語変換支援ソフト
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日本語変換支援ソフト
連文節の変換を行う「Compact-VJE」、入力したい文字列を先読み変換する「PObox」の変換機能に長じたソフトを2本。
Compact-VJE / POBox
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