いまから15年以上前の20世紀末、インベーダーブームにはじまったコンピュータゲームは、ファミコンに代表される家庭用ゲームの大ブレイクとともに、広く一般に親しまれるようになりました。ゲーセンをメジャーにし、マニアまで生みだすほどのおもしろさを誰もに感じさせてくれた数多のゲーム……そんなゲームへのオマージュ、というわけでもありませんが、作者は当時のゲームにいまも変わらぬ愛着を持ち続け、当時のテイストにあふれたゲームを作り続けています。さて、今回紹介する「HoverSpeeder」は、かつて「体感ゲーム」と呼ばれていた疑似3Dのレースゲームです。ホバーバイクを操る凄腕レーサー(プレイヤー)はなんと女性。各地のコースで最速を誇る女性ライダーたちにタイム勝負を挑みます。あなたは誰よりも速くコースを走り抜けることができるか……!? 昔ゲームっ子だったパパにはノスタルジー、お子さんにはいまのゲームとは別の新鮮味。簡単操作で親子一緒に遊べるよ!
(A.Takano(C.B.S.))