Windowsの歴史から、Vistaで何が変わったのか?
何ができるのか?などなど、Vistaのポイント解説します。
ユニバーサルデザイン機能
ユニバーサルデザイン機能としては、従来から搭載される「ハイコントラスト画面」の表示や「拡大鏡表示」「固定キー」機能をはもちろんのこと、さらに強化された機能が搭載されている。
聴覚障害者サポート機能では、音による通知を画面表示で示すビジブルベル機能が強化され、通知方法がよりこまかく選択できるようになった。また視覚障害者向けとして、画面表示が見えない状態でもWindows操作を可能とするための「コンピュータを画面なしで使用」する機能が搭載されている。
いわゆる「画面読み上げ」機能では、マウスでポイントされた部分の内容を自動で読み上げる「ナレータ」機能が搭載された。ただし、現状でこの読み上げ機能は、英語版のみとなっているようで、まだ使いづらい。今後、日本語読み上げ機能や、より高品質、高レスポンスな読み上げモジュールの提供に期待したいところだ(図11、図12)。