Windowsの歴史から、Vistaで何が変わったのか?
何ができるのか?などなど、Vistaのポイント解説します。
迷惑メール防止機能が搭載されたWindowsメール
Windows Vistaでは、標準搭載される電子メールクライアントが、従来の「Outlook Express」から「Windowsメール」へと変更になった。Windowsメールでは、セキュリティ機能の一環として「迷惑メールの自動検出・隔離」機能が搭載されている。単なる「ブラックリスト」方式によらない迷惑メールの自動検出が可能で、
ユーザは単に、迷惑メールの検出レベルを設定するだけで迷惑メールを自動的に除去できる。迷惑メールの検出レベルは4段階の中から設定することが可能。最も高いレベルでは、あらかじめ登録された差出人以外からのメールをすべて除去できる。
フィッシングメールの検出・除去
さらに「Windowsメール」では、フィッシングサイトへの誘導を目的とした「フィッシングメール」の自動検出・警告も行える。メールの差出人、文面、誘導するURLなどからフィッシング詐欺を目的としたものであると判断された場合に自動的に警告する機能で、同時に「迷惑メール」として隔離も行われる。万が一メールに内包されたURLをクリックしても、今度はWebブラウザ側のフィッシングサイト判定機能により、サイトの表示自体が防止されるという二段階のガードが行われる。