Vistaって?

Windowsの歴史から、Vistaで何が変わったのか?
何ができるのか?などなど、Vistaのポイント解説します。

連載コーナー

【連載】【連載】第3回 “製品版”Windows Vista速報レビュー(2)

フィッシング詐欺を防止するフィッシングサイト検出機能
図5 報告済みフィッシングサイトであれば表示前に警告することが可能 Windows Vistaに搭載されるWebブラウザであるInternet Explorer 7では、フィッシング詐欺に対する対策として「フィッシングサイト検出」機能が搭載されている。 ブラウザにおけるフィッシング対策は大きくわけて二つある。ひとつは「ブラックリスト」によるフィッシングサイトの検出機能で、これはWebページを表示しようとした際に、マイクロソフトのサーバ内で公開されているフィッシングサイトのURLリストを検索し、フィッシングサイトとして報告済みであれば、表示をブロックする。
図6 未登録のフィッシングサイトでも、疑わしい場合には自動的に判断、警告される もうひとつは、表示しようとしたページの内容を判定し、フィッシングサイトであることが疑わしい場合にはこれを通知する機能で、フィッシングサイトであることがいまだ報告されていない新しいサイトであっても、詐欺行為を防止することができる。
アウトバウンドにも対応したWindowsファイアウォール
図7 プログラムのアウトバウンドアクセスも防止・許可が設定できるWindowsファイアウォール Windows Vistaには、ネットワーク経由での侵入・破壊行為を防止するネットワークファイアウォール機能が搭載されている。ファイアウォール機能は、Windows XPにも搭載されているが、Windows XPのファイアウォールが「他のパソコンから自分のパソコンへの攻撃(インバウンド攻撃)」を防止するだけであるのに対し、Windows Vistaのファイアウォールでは、自分のパソコンから他のパソコンへのアクセスも検出(アウトバウンド検査)も行える点が異なる。これにより、パソコン内にインストールされたアプリケーションがユーザの知らないうちにデータを外部に送り出そうとしたりするスパイ行為も防止することが可能になった。

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