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イー・アクセスお申し込みブロードバンド応援団

ブロードバンド応援団
特集
基礎知識から導入まで
「ブロードバンド&ADSL」


イー・アクセスでブロードバンド
  • イー・アクセスとは
  • ホールセール型って何?
  • 複数のプロバイダはどう使う?
  • 申し込みの手順
  • 最大のメリット
  • ホールセール型って何?

    ここでもう一度、フレッツ・ADSLとYahoo! BBで気になる部分についておさらいしてみよう。ADSLの中で最もサービスエリアが広く、なじみのあるNTT東西地域会社が提供するフレッツ・ADSLだが、あえて難点を挙げるとすれば、NTTとプロバイダ、双方と契約しなければならない点だろう。申し込みも月々の支払いも2ヵ所に対して行う必要があり、管理が面倒といえばいえなくもない。現在、フレッツ・ADSL対応のプロバイダと契約している人なら、再契約の手間は省略できるが、月々の支払いはやはり別々だ。

    手続きに関しては、Yahoo! BBは手軽だ。いったん申し込みをしてしまえば、あとはすべて電子メールで連絡しつつ開通まで持ち込めるし、開通後の料金支払いも一本化されている。その代わり、プロバイダの選択肢はなく、必ずYahoo! BBを使うことになる。もちろんYahoo! BBが悪いというわけではないが、これまで使っていたプロバイダから乗り換えることに抵抗を感じる人、あるいは会員のみに提供されるサービスを継続して受けたい、という人もいるだろう。両者のいいところを組み合わせてみるとすれば、「契約手続きや支払いの窓口は1ヵ所だけで、しかも好きなプロバイダが選べる」ということにならないだろうか。これならかなり便利そうだし、上で述べた不満な点も解消される。

    ブロバイダに回線を一括販売

    さて、ここでイー・アクセスのサイト(http://www.eaccess.net/)を見てもらいたい。トップページを見ると、このサイトがADSLサービスを提供する会社のサイトであることはなんとなくわかる。さらによく見ると「BIGLOBE」「@nifty」「Panasonic Hi-Ho」「DTI」など、有名プロバイダのアイコンが並んでいる。なぜ、こうしたプロバイダのアイコンがなかよく並んでいるのかといえば、実はこれこそが、イー・アクセスが「ホールセール型」サービスを提供する会社であるがためなのだ。

    ホールセール(Whole Sale)とは「卸売り」という意味。ADSL回線をホールセールするということは、プロバイダに対して、回線(アクセスライン)を一括して販売するということだ。イー・アクセスでは、フレッツ・ADSLにおけるNTTのように、アクセスライン部分をサービスするだけで、プロバイダ部分は先に挙げたような大手プロバイダがサービスを行う。ただし、ADSL回線がプロバイダに対して一括で販売されているため、(回線部分とプロバイダ部分を別々の会社がサービスするセパレート型でありながら)契約や料金支払いは1ヵ所でよいわけだ。一方で、複数のプロバイダの中から好きなプロバイダを選んで契約できるよ、という、ユニークな特徴を持っているのである。

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