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特集 > 目次|準備とインストール|整理と削除|リセットの方法とバックアップ|Palmwareを使用する際の注意点|やってみよう
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Palmwareビギナーのための解説講座 はじめてのPalmware活用ガイド |
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PalmデバイスとPalmwareの関係 |
●PalmOSのバージョン ●各Palmデバイス専用のPalmware ●カラー用とモノクロ用 ●英語版のPalmwareを使う |
日本だけでもPalmデバイスは10種類以上あり、それぞれが特徴を持っているが、Palm OSをベースにしているので、PalmwareのほとんどをすべてのPalmデバイスで利用することができる。これがPalmの売りであるが、一部のPalmwareは特定のPalmデバイスで利用できないことがある。
現在、日本語対応のPalmデバイスにはPalmOS 3.1およびPalmOS 3.5をベースにしたOSが搭載されており、さらに、2001年には早い段階でPalm OS 4.0日本語版が登場する予定だ。 Palm OSは上位互換なので、PalmOS 3.5のPalmデバイスでも、それ以前のOS用に作られたPalmwareを利用できるが、一部は文字化けや動作不良が起きる場合がある。反対にPalm OS 3.5にあわせて作られたPalmwareは、PalmOS 3.1環境ではまず動作しない。Palmwareを使う前にはRead meや作者のホームページなどで、対応するPalm OSのバージョンをチェックしてほしい。
Palmデバイスには特殊な環境を持っているタイプがある。例えばSONYのCLIEシリーズはジョグダイヤル、メモリスティックスロットという独自のハード環境がある。Palmwareの中にはこの独自環境を利用するタイプがあり、当然ながら他のPalmwareでは使えない。インストールして動作しないならまだしも、場合によってはトラブルの原因にもなるので、機種特有の機能を利用するPalmwareは、対象外の機種にはインストールしない方がいいだろう。
Palmデバイスにはカラー液晶、モノクロ液晶の2タイプがある。基本的にどちらの場合もPalmそのものの使い方は変わらないが、Palmwareの中にはカラー液晶用に開発されたカラー表示タイプがある。これをPalm OS 3.5を搭載したモノクロタイプのPalmデバイスにインストールすることは可能だ。しかし、カラーを前提にしているため、モノクロの表現力では色の差が出にくく、真っ黒な画面になってしまうことがある。 動作に何らかの悪影響を及ぼすわけではないが、カラー用PalmwareをモノクロのPalmデバイスにインストールするのは、あまり実用的ではない。
日本でもPalmware制作者が増えており、毎日のように日本語版Palmwareが登場しているが、それ以上のハイペースで登場するのが英語版のPalmwareだ。英語版のPalmwareといっても、日本語環境のPalmデバイスにインストールすることは可能。また、動作についても大半が問題はなく、情報の入力についても日本語入力ができることも多い。一部で文字化けすることはあるが、英語が理解できれば使えることがほとんどなので、良いソフトはあきらめずに利用しよう。 表 Palmデバイス名と基本仕様
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