情報の登録時に入力することができるのは7項目。ID/パスワードのほか、追加項目や備考、タイトル（リストに表示する際の名称）、コマンド、Target Windowという項目が用意されている。追加項目は、IDやパスワード以外に入力したい項目がある場合に用いる。

コマンドの項目は、自動貼り付けにおけるパターンを指定するもの。ID、パスワード、追加項目に加え、キーボードの【Enter】/【Tab】/スペースキーを登録しておくことが可能。これらを組み合わせることで、Webブラウザ上でIDやパスワードを一括入力することが可能になる。多くのサイトで使われている組み合わせがあらかじめ用意されているので、それにしたがって登録することも可能だ。

Target Windowの項目には、自動貼り付けの対象となるウィンドウタイトルのワードを登録しておく。このキーワードは部分一致方式で判定される。例えば、ある情報のTarget Windowに「Vector」と入れておくと、Webブラウザでベクターのサイトを開いているときに「自動貼り付け」を実行することで、該当のID/パスワードを自動入力してくれるようになる。