NetbookにはCD/DVDドライブが搭載されていない機種が多い。そうした機種に有効なのが仮想CD/DVDドライブソフトの「Daemon Tools Lite」だ。
「Daemon Tools Lite」は、CD/DVDの内容が取り込まれたイメージファイルを使い、まるで物理ドライブから読み込んだかのような操作を可能する。最大で四つの仮想ドライブを利用できる（初期状態では1ドライブ）。利用したいCD/DVDを仮想化しておくことで、メディア交換の手間も省ける。
起動すると、タスクトレイにアイコンが常駐する。アイコンを右クリックするとメニューが表示され、ドライブの操作やオプション設定などを行えるようになっている。対応するイメージファイルはISOのほか、B5T/B6T/BWT/CCD/CDI/CUE/MDS/NRG/PDI/ISZ。これらの拡張子と「Daemon Tools Lite」とを関連付けることも可能だ。
プロテクトがかけられたCD/DVDを利用できるようにする「エミュレーション」機能もある。用意されているのはSafeDisc、SecuROM、LaserLock、RMPS。それぞれ個別にエミュレーションをON/OFFできる上、全項目をまとめてON/OFFすることもできる。
DTパネルと呼ばれるツールバー風の機能もある。DTパネルからでも、イメージのマウント/アンマウントや、オプションの設定などを行うことが可能。Web検索用のサーチバーも付属する。さらに「Mount'n'Driveマネージャ」から、最近利用したイメージファイルの履歴をたどったり、マウント/アンマウントしたりといったこともできる。
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Daemon Tools Lite：仮想CD/DVDドライブを最大四つ利用できるソフト